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カテゴリ:生徒(同士)と私
私がレッスンでしている音符読みの練習の仕方を書いてみます。
目新しいことはないかもと思いますが、 じぶんの確認も込めて。 まず、初めてピアノを習う子の場合です。 本にもよると思いますが、私が使っている教材は一音一音、音が増えていくタイプです。 最初はドだけの曲。次はドとレの曲。次はドとレとミの曲。。という感じで曲がでてきます。 基本的に、当たり前かもしれませんが、 この一つずつ増える音符を絶対に取りこぼしがないように進める! ということをポイントにしています。 例えば、私の使っている教材にこんな曲があります。 (4拍子です) <みれどウン、みれどウン、どどれれ、みれどウン> これを弾く時、必ず音符読みの練習をします。 15個ランダムにノートに音符を書きます。 例(みれどれみどれどみどれみどれど)音符で書きます。 これを読んでみて普通に読めればOKです。!! ときどき、幼児はこれがなかなかすぐ読めない子がいます。 読めるようにならない子はカードを使います。 どの音符だけ書いたカード れの音符だけ書いたカード みの音符だけ書いたカード これをカルタのように ドはどーれーだ!? レはどれかなー。? みはどれだ? とやってすぐ取れるようになるまで毎週やってみます。 ここでのポイントは子供がわからなかったら 考えさせないですぐ答えを教えることです。 考えさせてると、考えたり、数えたり、が癖になってしまいます。 音符読みそのものに恐怖を感じたりすることもあります。 これは禁じ手です。 楽しくテンポよくです。読めないことに恐怖を感じさせないです。 わからない子は大抵、レとミがわからなかったりするので、 「レはぶる下がってて、ミは突き刺さってるよー」と念仏のように言って視覚に訴えます。 最近は音楽教室日記さんのオススメの色音符もここで使ったりしてます。でも ちょっと、色音符、、、まだ要領得ないのです。汗。。 音楽教室日記さん!もっと詳しくおしえてくださーい! 完全にどれみが読めるようになるまで、先ほどの4拍子の曲は合格にしません。 カードができて、15個ランダムがすらすら読めるようになるまでです。 そのほかにリズムうちや、音符で歌うとかも入れていきます。(視唱の前段階みたいなもの) 曲は音符読みとは別に歌詞で歌って、どれみで歌って、耳からもインプットしていきます。 耳にインプットしながら弾くので、完全に音符だけで音にしていく作業は最初はしません。 その作業を最初からすると、結構子供が苦労するので、嫌になってしまうのです。 でも、大抵音符読みが進んでくると一人で弾けるようになります。 なので最初は別にしておきます。 耳インプットでは、これで女の子などはすらすら弾けたりします。 すらすら弾けても音符読みが完全でなければ曲は合格しません。 で、ファが増え、ソが増えと音符が増えていきます。 おんなじことをやっていきます。15個ランダムとカードです。 これでト音記号の高いソまでくらい覚えてから、 ヘ音記号に行きますが、 不思議と、ここまできっちりやると ヘ音記号で苦労する子はいません。 脳の回路ができあがってるのだと思います。 ヘ音記号はいきなり低いド~ソまで出てきますが 一気に覚えられます。 つまずく子は何故かいません。 自分が小さい頃苦労した記憶があるのに、生徒でつまずく子はいなんですね。 ト音記号をしっかり覚えたせいで、譜を読むということ事態が得意になってるんでしょう。 その後、毎回毎回ランダム15個は続きます。 もう必要ないかなと思っても一応。 タイムを計ったりしながら、より速くをめざします。 音符読みのほかに リズムうちと視唱をやって音符をそのまま音にしていく訓練をしていきます。 初見なども混ぜていきます。 これは私が、最初から教える子の場合です。 途中から入ったお子さん、、 ある程度弾けるけど、音符が読めない。。。というお子さんもいます。 これはまだ試練錯誤ですが、明日また書いてみます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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