通信各社、無線LANのサービスエリア拡大
通信各社が無線LANのサービスエリアを拡大している。KDDIは2011年度末までに全国で約10万カ所、ソフトバンクモバイル(SBM)も将来的に10万カ所に設置する。NTT東日本も12年度末までに約5万カ所に設置して光回線サービスの利用促進につなげる。スマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット端末の普及を受けてトラフィック(データ通信量)増大に対応。利用者の高速通信をサポートする。 KDDIは6月末に公衆エリアでの無線LANサービスを開始する。スマートフォンの今夏モデルでは無線LAN規格の一つの「Wi-Fi(ワイファイ)」と第3世代携帯電話(3G)の自動切替機能を搭載した機種を投入し、利用促進につなげたい考え。 駅や空港、商業施設、ホテルなど人が集まるエリアはスマートフォンの利用者が多い。回線が混雑するため、ワイファイの利用スポットを設けてスムーズな高速利用を実現する。出典;http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK201106290021.html SBMもスターバックスなどの飲食店を中心に無線LANを利用できるエリアを5月末時点の3万から10万カ所に引き上げる。