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2010.01.13
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カテゴリ:本馬鹿

冬休みに読んだ「向日葵の咲かない夏」

「殺人事件の被害者自身が事件の解決に挑む」ってトコで

山口雅也の「生ける屍の死」を思い出した。

だもんで、そんなに受け入れがたい設定でもなく

「3歳の子供ってこんなにしっかりしゃべるの?」という部分以外は

突拍子もない話という印象もなく、スルスルと読み進めることができた。

が、

結末が近づくと二転三転四転・・・

良い人のハズの人物がそうではなく、

そうではないハズの人が、さらにそうではなく。

それどころか事件の質まで変わってしまい

結局主人公は何の目的があって動いてるのかすら

わからなくなる。

小説読む時って、アタマの中で世界を構築しながら読むと思うけど

その世界にほころびが生じ始め、

ガラガラと音を立てて崩れ、

最後には全く別の世界が現れる。

ブチ壊す快感があった。

ミチオ君の変わりっぷりは、

「じつは“三千雄”って漢字だろ」ってぐらいの変わりっぷり(笑)

間違いなく好き嫌いが分かれる作品だけど、

幸いオレはハマった。



で、この作品

作者にとっては迷惑なハナシだろうけど

どうしても「市橋被告が逮捕時に持っていた本」というのが付きまとう。

やっぱオレも読んでいる最中

「人を死なせてしまった経験のある人は

どういう思いでこの作品を読んだのだろう・・・」

なんて考えずにはいられなかった。






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Last updated  2010.01.13 12:44:46
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