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テーマ:ミステリはお好き?(1495)
カテゴリ:本馬鹿
今邑彩の「ルームメイト」 「ミエミエな展開だなあと思っていたら、 意外な方向に話は進んで、 いやあ まんまと騙されました。」 こんな帯タタキに釣られた。 当然 「騙されるわけだな」と疑いながら読み進めることになるから ドンデン返しは読み切った。 ・・・1回目(?)のは。 「ほ~ら、やっぱそうきたよ」 と思ったら、まだページ数がけっこう残ってるのよ。 そしたら最後に「え!?」ってカンジの結末。 常識的に考えたら、 コイツが犯人だったら、そもそも主人公がナゾ解きなんか始めないから このストーリーが成立しない。 最初から可能性を排除してた。 でもこの物語の中では「あってもおかしくない」ということに気付かなかった。 よくよく考えたら伏線は張ってあったんだけど・・・ まぁ まんまと騙されたよ(笑) でね、 この本 紀伊国屋で大プッシュだったのよ。 出版は1997年。 文庫化は2006年。 何か賞を取ったという話も聞かない。 普通に考えたらここまでスペースとってプッシュする理由はない。 (文庫の11刷が10月だったみたいだけど) だからこそ、最近よくある 本屋さんのこだわりの部分でのプッシュなのかなと思って それを信じて買ってみた。 信じて良かったよ^^
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