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テーマ:ミステリはお好き?(1477)
カテゴリ:本馬鹿
帯タタキに釣られて買った 「ウォッチメイカー」 しおり代わりに挟んでたレシートの日付が4月20日になってるから 3ヶ月以上かかって読み終えたことになるね。 捜査チームの個々のメンバー、 そしてウォッチメイカー側のメンバー、そして被害者。 それぞれの心理描写をきっちりやるのはいいんだけど さすがに中盤で飽きてくる。 それが3ヶ月以上かかった大きな理由。 ところが下巻の半ば辺りから物語が急展開。 (ちょうど大阪に行く新幹線に乗ってた頃) 「え? じゃ、そもそも『ウォッチメイカー事件』ってなんなのよ?」 ってところから捜査チームと犯人チーム。 そして作者と読者の怒涛の裏のかき合い。 「あれ・・・? これどこかで・・・」 明智小五郎VS二十面相だ! 「残念だったね二重面相、こうなることを予想して云々・・・」 「さすがだな明智君、しかし私も君がそうすることは分かっていた云々・・・」 「なかなかやるな二十面相、だが・・・(エンドレス)」 ・・・みたいな?^^; ただ捜査側のエースの一人 キャサリン・ダンスの能力が無敵すぎ。 捜査が行き詰ると、たいていダンスが状況を打開する。 便利すぎて、ちょっと冷める。 巻末の解説が児玉清さんだった。 ちょっとハッとした。 読み始めた頃はまだ亡くなってなかったのよね。
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Last updated
2011.08.03 00:40:00
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