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テーマ:ミステリはお好き?(1496)
カテゴリ:蒼井上鷹馬鹿
特に何の目当てがあるわけでもなく 通り過ぎようした棚。 そこに置かれた本が目に入るや否や そのトンデモないタイトルに釘付けになった。 蒼井上鷹の「最初に探偵が死んだ」 資産家の男性は、その遺産を妻と養子たちに分け与えることにしていた。 さらに、そこに新たに養子を迎え、遺言状も書き換えようとしており、 年に一度、家族が人里離れた山中の別荘に集まるときに その遺言の内容を発表する予定だった。 折から男性が脅迫を受けていたこともあり、 犯罪に対する“抑止力”として別荘に滞在することを依頼されたのが 名探偵・笛木日出男。 「本当に真っ先に殺されるのかよ!!?」 と^^; 大雪や、地震による橋の崩落や電話線の切断などで 完全に外界から遮断された別荘の中で、 名探偵・笛木日出男の死を皮切りに(笑)殺人が相次ぐ・・・ 実は途中まではちょっとコメディタッチなので 「三谷幸喜っぽいな」なんて(最近よく見るので)思ったりもしたんだけど、 ラストは一転ドロドロ。なんか救われないカンジ。 でも出だしでいきなりとんでもない方向に進んだんで 「“解決せず”パターンもあり得るかも・・・」という考えもよぎったけど (一応/笑)解決。 いやー、こんなとんでもないモン書いちゃう スゲー作家もいるんだ~ 「タイトル買い」は大成功! (「哲学探偵」で失敗したばかりだけど・・・^^;)
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