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2011.10.22
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カテゴリ:蒼井上鷹馬鹿
たまに本屋で“本に呼ばれる”ことがある。

特に何の目当てがあるわけでもなく

通り過ぎようした棚。

そこに置かれた本が目に入るや否や

そのトンデモないタイトルに釘付けになった。




最初に探偵が死んだ

蒼井上鷹の「最初に探偵が死んだ」



資産家の男性は、その遺産を妻と養子たちに分け与えることにしていた。

さらに、そこに新たに養子を迎え、遺言状も書き換えようとしており、

年に一度、家族が人里離れた山中の別荘に集まるときに

その遺言の内容を発表する予定だった。

折から男性が脅迫を受けていたこともあり、

犯罪に対する“抑止力”として別荘に滞在することを依頼されたのが

名探偵・笛木日出男。










「本当に真っ先に殺されるのかよ!!?」 と^^;



大雪や、地震による橋の崩落や電話線の切断などで

完全に外界から遮断された別荘の中で、

名探偵・笛木日出男の死を皮切りに(笑)殺人が相次ぐ・・・



実は途中まではちょっとコメディタッチなので

「三谷幸喜っぽいな」なんて(最近よく見るので)思ったりもしたんだけど、

ラストは一転ドロドロ。なんか救われないカンジ。


でも出だしでいきなりとんでもない方向に進んだんで

「“解決せず”パターンもあり得るかも・・・」という考えもよぎったけど

(一応/笑)解決。



いやー、こんなとんでもないモン書いちゃう

スゲー作家もいるんだ~

「タイトル買い」は大成功!

「哲学探偵」で失敗したばかりだけど・・・^^;)










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Last updated  2012.10.22 03:18:50
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