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2012.07.28
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カテゴリ:本馬鹿
九州旅行のお供



↑とりあえずこの曲をBGMにして読もうか


彼女は存在しない.JPG

浦賀和宏の「彼女は存在しない」

多重人格モノ。

いくつか殺人事件が起きる。

自供しているので犯人が誰だか分かっている、

だけどその犯人が誰なのかが分からない。


タイトルは「彼女は存在しない」だけど

一体、誰が存在しないのか?

読み終えた後に、もう一度読み返してみると

この作者はとんでもなくフェアだ。

序盤も序盤、

44ページ目にすでに決定的な一言が書かれている。

オレの場合すっかり記憶から消えてたけど、

それが印象に残っていた人ならもっと早く真相に気付くはず。


ただ、そこに気付かなくても

感覚的に答えに行き着くはず。

元々選択肢が少ない上に

明らかに何者だか分からない人物が一人いるので

意外性は少ないと思う。


もしかするとこの作品は

多重人格と殺人事件をめぐり苦悩する若者たちを

描くことに主眼が置かれ、

推理は二の次なのかも。


後味はとんでもなく悪い。

そしてそれ以上に悲しい。


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Last updated  2012.07.29 04:49:12
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