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2013.09.14
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カテゴリ:本馬鹿
  • ガリバー旅行記.jpg



「一体いつから『ガリバー旅行記』を

子供向けのおとぎ話だと錯覚していた?」




・・・ってコトで(?)ジョナサン・スウィフトの「ガリバー旅行記」。


山口雅也の「狩場最悪の航海記」を読んで

「そういえば『ガリバー旅行記』ってちゃんと読んだことあったっけ?」・・・と。

オレみたいな人も少なくないと思うけど

「小人に縛られてる印象しかない」。

そこで40になって初めてちゃんと読んでみた。


当時のイギリスのことは詳しくないけど

この作品に満ち溢れてるのは政治風刺・社会風刺だね。


最初の小人の国リリパットでは

靴のかかとが高いか低いかで派閥争いし、

玉子の殻をとがった方からむくか丸い方からむくかといった

くだらない理由で隣国と戦争する。

空に浮かぶ島ラピュータでは

人々の役に立たない科学を褒め殺し、

馬の姿をしたフウイヌムの国では

人間(この国ではヤフーと呼ばれる)を

醜い習性を持つ汚らわしい生き物として描いている。



・・・「当時のイギリスのことは」なんて書いたけど

コレ今でも通用するね。








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Last updated  2013.09.22 12:40:53
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