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テーマ:ミステリはお好き?(1495)
カテゴリ:本馬鹿
カーター・ディクスンの「一角獣の殺人」 ジョン・ディクスン・カーと同じ人。 嵐で閉ざされた城の中で殺人が行われ 誰が犯人か、そして誰が探偵かも分からないまま 不可能殺人の謎に迫る。 ・・・って書くと面白そう? でも城に行くまでがかったるい。 城に着いてからもかったるい。 これはシリーズものなの? 主人公のこと、所属組織のことが よくわからないまま進むことと 伏線のための伏線で 「この展開は強引やろ・・・」と思っちゃったところが 前者の「かったるさ」。 後者の「かったるさ」は 城に閉じ込められたメンバーが 誰が誰だか分からなくなったからだと思う。 オレの場合、なかなか外人の名前が 頭に入ってこないってのはあるんだけど 主人公チーム以外の個性が薄いってのもあると思う。 そんな状況で「その時、誰はどこで何をしていたか」 ・・・とかやられるとサクサク読み進められない。 オチが「なるほど!」とスッキリしなかったこともあって 読み終えて「疲れた」と感じた。 ちなみに巻末の解説は山口雅也。 解説目当てで買った時点でこの惨状は目に見えていた?(笑)
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Last updated
2013.10.09 22:45:06
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