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2013.10.08
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カテゴリ:本馬鹿
  • 一角獣の殺人.JPG


カーター・ディクスンの「一角獣の殺人」


ジョン・ディクスン・カーと同じ人。


嵐で閉ざされた城の中で殺人が行われ

誰が犯人か、そして誰が探偵かも分からないまま

不可能殺人の謎に迫る。


・・・って書くと面白そう?

でも城に行くまでがかったるい。

城に着いてからもかったるい。


これはシリーズものなの?

主人公のこと、所属組織のことが

よくわからないまま進むことと

伏線のための伏線で

「この展開は強引やろ・・・」と思っちゃったところが

前者の「かったるさ」。

後者の「かったるさ」は

城に閉じ込められたメンバーが

誰が誰だか分からなくなったからだと思う。

オレの場合、なかなか外人の名前が

頭に入ってこないってのはあるんだけど

主人公チーム以外の個性が薄いってのもあると思う。


そんな状況で「その時、誰はどこで何をしていたか」

・・・とかやられるとサクサク読み進められない。


オチが「なるほど!」とスッキリしなかったこともあって

読み終えて「疲れた」と感じた。



ちなみに巻末の解説は山口雅也。

解説目当てで買った時点でこの惨状は目に見えていた?(笑)







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Last updated  2013.10.09 22:45:06
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