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December 16, 2005
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カテゴリ:Viggo
やっとレンタルで発見しました「ヒダルゴ」。

主演ヴィゴ・モーテンセン。馬の映画です。
オマー・シャリフも出ております。
(アラビアのロレンス、昔(中学頃か?)大好きだったくせに、今ほとんどあの映画の事を
覚えておりません。どうしたもんでしょうか、私の記憶力…。)

で。割と期待したのですが、それがマズかったのか、いまいちでした。
いまいち、というより、おしいなぁ勿体ないなぁ~~~、という感じです。

実在の人物がモデル。実際のお話が元になっているそうです。
時代は19世紀末頃でしたか。
ネイティブアメリカンと白人のミックス(混血)の主人公、フランク・ホプキンス。
それがヴィゴ。フランクは、野生馬(マスタング)を買い取る資金を作るために
オーシャン・オブ・ファイヤーという全長3000マイルの
砂漠の耐久レースに、マスタング種の愛馬ヒダルゴと参加する、というお話。

何がおしくて何が勿体ないのかと言いますと。

話自体はいいんだと思うんですね。ベースになってる部分や訴えたい部分、
そういうところはとてもいいんです。
私にとってもツボだし、ヴィゴがこの仕事を受けたのはとても納得するし。
騎兵隊に虐殺されるネイティブアメリカン。
ネイティブアメリカン達の生活、見せ物として生きるしかないのだ、という台詞。
「純血種」アラブ馬ばかり出場するレースに、
宗教的にも人種としても、馬の種類も異端として参加するフランク。
罠や略奪や砂嵐、イナゴの群れに飢えと渇き。小さめのまだら馬、ヒダルゴ。
モチーフはいいのに。

テンポがよくない~~~。間延びしてるんです~~~~~。

うーん、シナリオなんだろうか、なんでこうなる?
ここ短くてもいいシーンだろ、などと思いながら
2回目を早送りで見た結果、結論としては。

これ、編集次第でどうとでもなったんでは…。

一体何を見せたいのか、というところがブレたのかなぁ。
どっちつかず、あれもこれも、という感じ。売り方も間違ってるし…。

おしい、おしいなぁ。
でも、いろんな人に見て欲しい映画であるとは思うんです。テーマはいいから。
特に、ネイティブアメリカンの事を、さほど気にした事がない人にはいいのではないかな。
野生馬の保護を考える上でも良いと思う。

おしいおしい言ってますが、ラスト30分は良かったと思います。

特に、フランク(ヴィゴ)がアメリカ先住民の歌を歌いだすところ。

この役はヴィゴにしかできない。すばらしかった。
まぁ、ヴィゴは冒頭のレースシーンも良いし、
その後の、コインなげて相手ぶんなぐるシーンから
やさぐれで飲んんだくれてるあたりも良い。からからに乾いてボロボロもよければ
奇麗な格好で颯爽としてるのも良い(ラストね)。

しかし、このおじさまは、ほんっとに…腰が太いなぁ~~~(笑)。
(そして、ほんっとにぼそぼそ喋るなぁ!!なんかよりいっそう、ぼそぼそ喋ってるような。)
顔が細いけど体がとてもがっしりしてるんですよねぇ。
骨格がしっかりしてて胸が厚くて腰が太くて、でも太ってるんじゃないのね、もちろん。
そういう体の男が、馬とひとつになって走る。きれいでした。

シャリフがまた、流石に素敵でね。かっこいいですねぇ。
シブくて娘大事なおじさまでした。

それと、馬ね。
「ね、ぼく、つぎは何すればよい?」と考えてるとしか思えない馬の目!
馬に、どうやって、ふらふら歩いた後倒れる、とか、ちょっと行って立ち止まり振り返る、
等の演技指導をするんでしょうかッ。

というわけで、おしい映画でした。おしい。勿体ない。





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Last updated  December 16, 2005 10:17:36 PM
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