エンドレスの様相を呈してきた…勝手にショーン祭り。

本日のお題は「トムとトーマス」です。

クリスマスの季節のお話なので、どうせ見るならクリスマスまでに！
と、思い、購入に踏み切りました。
クリスマスに間に合いました。届きました。ありがとう＞楽天さん
（某密林ショップでは取り扱いがありませぬ）
レンタルであるところにはあるようですよ。

ジャケットの写真も素敵で、私が好きそうな小品のにおいがしました　笑。
ショーン・ビーンがまるで主役のように書いてありますが
主役は子供、アーロン・ジョンソンです。２役、トムとトーマス。
トーマスはショーン演ずるところの画家の養子。
トムは養護施設の子。双子ですが、お互いを知りません。でもシンクロしている。
ある日２人は出会って…。

子供を狙った人身売買に巻き込まれる話なのですが。

子供がとてもかわいらしいです。
設定年齢９歳。９歳の子は、私にとってとても身近です。
９歳の子が遊んでるシーンをうちの子と一緒に見てたのですが
「ふふふ、ああいう子知ってるよ、君の学校にもいるでしょ、ああいう事して遊んでる子」
「うん、いるいる　うふふ」
という会話をしてしまったぐらい、９歳の男の子でした。

シカゴ国際子供映画祭で子供審査員賞をとったそうで、
ああ、なるほど、という感じです。子供映画。子供に見せたい！
ちょっとスリルがあって、どきどきします。
（しかしうちの子は冒頭しか見てくれない…。こわいのきらい…）

楽しかったです。
突っ込みどころもありますが、まぁ、いいんですそういのは。
私これ好きだわ。こういうほのぼのとしてる小さな映画好き。

以下ちょっとネタバレ。



ショーンパパですが…。
妻に先立たれた画家。妻を描いた絵が家にたくさんあるのに、売りたくない。
でも、お金がない。
銀行からの催促の電話にはトーマスに出てもらって、居留守です　笑。

男の子とちょっとぼんやりさんなパパのかわいい生活がツボでした。
パパ、シリアルも食べろといいながら
自分がシリアルを皿に盛ろうとしたら、シリアルは空でした、とか。
ダイニングテーブルの上にいろいろな物がおいてあって
それをざっと退かせて、ランチョンマットを敷くトーマス。
あの様子は…まるでウチです！（わははは）
（男やもめに少年というシチュエイションで作られてるエピソードと
ウチが同じだ！と喜んでいて果たしていいのか？　いくない。）

お客さん来た、さぁ紅茶がはいってますよ、
でもミルクは切らして居る　笑。砂糖どうぞ、でも砂糖の入れ物はほとんど空。
もう、微笑ましくてしょうがない。

新しい絵ができた。また奥さんの絵だ。
トーマスに見せる。お母さんはいつも笑っていたよ、と言われちゃう。
妻の笑顔の絵がかけないお父さん。。

ショーンは、そんな優しいパパでした。うぐはっ←ツボに入りすぎ

ででで、でで、で、で、で、


クライマックス時。

子供心配するあまりの演技必見です。
トーマス！パパだよ、って言うところ、声がね、震えてるの。
うわーーーーっっっっ。もう、この役者は！（ばたり）


ラスト。にこにこしながら彼女のバイクの後ろに乗り込むおとーさんの姿が
またかな～～りラブリーです。
そっか、それでお金の工面はなんとかなったのか？
いや個展も開けるって言ってたから自力でも平気だったんだろうか　笑