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テーマ:アメリカで子育て(356)
カテゴリ:妊娠・出産・子育て
私は自他共に認める「expert procrastinator(=先延ばしの達人)」で、旅行の計画なども基本的に出たとこ勝負なタイプなんだけど、そんな私が何を血迷ったか、今年は既に今(2月)から夏休みの予定をたてている。 というのも、アメリカは夏休みが長くて10週間もあるわけだけど、その間当然学校がないので、共働きの親は子供をサマーキャンプに預けることになるわけ。で、このサマーキャンプが人気のところはもう春先には埋まっちゃうらしいのね。なので、そんな半年も先のことなんてわかんないよーと思いつつ、かわいいピコちんのために選択肢を確保するべくママがんばってるのです。 調べてみるとキャンプっていろいろおもしろくて。キャンプといってもほぼ全て日帰りのデイキャンプで、週単位で登録するところが主。ふつうの学校みたいな時間割のキャンプもあるけど、テーマ特化型のも多い。テーマもすごくいろいろあって、 アートキャンプなら、「動物園をテーマにしたアート」とか「プリンセスの絵を極める」とか「好きな本をテーマにアート」とか、焼き物とか、写真とか、パフォーミングアートで舞台とかダンス系とか、あとは映画作りなんていうのもあった。 あとピザやチョコレート、ヘルシースナックとかの料理や、編み物などの手芸系も。 STEM(サイエンス、テクノロジー、数学)キャンプなら、数学、化学、物理の基礎の基礎とかはもちろん、「レゴでロボット工学」とか「シャボン玉で物理学」とか、物理学と化学の基礎をベースにした「探偵ごっこ」とか、なんとPythonでプログラミングなんてのもあったよ。さすがにPythonは9歳以上だったけどさ。 スポーツ系では、水泳、サッカー、野球、フットボール、バスケ、スケート、体操、テニスといった基本どころから、ロッククライミングやフェンシング、マーシャルアーツとかもあった。あとアウトドアスポーツに特化したキャンプもあって、カヤックとかスタンドアップパドルボード、マウンテンバイク、カヌー、セーリングなんかカバー。そういえばヨガもあった。 他にも、農園が提供するキャンプでは動物の世話や畑の世話が組み込まれていたり、なんと「ジェダイ訓練」と銘打ったジェダイの掟を実践するキャンプがあったり、恐竜をテーマに博物館への遠足が組み込まれてるのや、近隣のテーマパークを日替わりで巡るなんてのもあった。 他には、デイパスを買っていつでも行けるという触れ込みのキャンプもあって、そこでは子供たちは数種類の「スタジオ」(音楽、パン焼き、手芸、映画作り、プログラミング等)や「スポーツスタジアム」(サッカー、ホッケー、バスケ)、ボードゲームなどから好きなことを好きなだけやっていいよ!みたいな楽しそうな内容。 サマーキャンプの運営は営利企業がやってるところもあるし、YMCAとかユダヤ人協会とかの非営利団体、もちろん地方自治体がやってるのもある。うちの市でもけっこう充実したキャンプのプログラムがあるんだけど、残念ながら共働きが前提じゃないっていうか、午前か午後の2時間だけのプログラムが多くて、延長保育を足しても送迎間に合わないんだよね。委託だからか費用も外部と比べて安いわけじゃないし。 ともあれ、まあとりあえずピコちんはとっても充実した夏休みを過ごせそうなんだけど、親にとっては大問題が。お金がかかるんですよーーーー。テーマなしのキャンプで週250ドル〜、テーマありのだったら週300ドル台だったらお値頃で、中には週500ドル以上するとこもあるんです! 週に500ドルって日本円にしたら約5万円だよ!月換算したら2000ドルだよ!実際デイケア&プリスクール時代は毎月同じくらいかかってたんだから、公立校に入った今は夏の間だけと思えばなんとかがんばれるものの、ほんとこの辺のチャイルドケアの費用って異常だと思うわ。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.03.02 13:37:46
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