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テーマ:子連れでアウトドア(409)
カテゴリ:アウトドア
ピコちんが週替わりでサマーキャンプに通っている我が家の夏休みですが、今週末はまた家族でテントを張って寝る方のキャンプにも行って来ました! 我が家は相棒の趣味により割とキャンプに行く方だと思うんだけど、キャンプは手段と泊まる場所(キャンプサイト)によって3つのカテゴリーに分類できると思う。 1) オートキャンピング(キャンプグラウンド泊): 原始度・低 整備されたキャンプグラウンドの中のサイトに車で乗り付け。各サイトにファイヤーピットとピクニックテーブルが完備され、キャンプグラウンド内にトイレと水道もある。コインシャワーが付いてるところもある。 2) オートキャンピング(プリミティブサイト泊): 原始度・中 キャンプサイトまでは車で乗り付け。ただし整備されたキャンプグラウンドではなく山の中の空き地にキャンプを張るので水道やトイレはなし。ファイヤーピットがある空き地(よく誰かがキャンプするような場所)を運良く確保できれば焚き火もできる。 3) バックパックキャンピング: 原始度・高 テントや寝袋、食料品、調理器具、衣服など、一切の荷物を詰め込んだバックパックを背負ってキャンプサイトまでハイキング。サイトは割当制だったりただの空き地だったり、どっちにしても水道やトイレはもちろんなし。焚き火もできないことが多い。 今回は、文明開化レベル中程度の、2) プリミティブサイトでのオートキャンピング。ただしアクセスがややトリッキー。というのも目的地が未舗装道路を延々とドライブした先にある湖だから。 目的地はうちから車で4時間半くらいの、タホ国有林の中にあるボウマン湖。途中まではフリーウェイと州道でスイスイ行けるけど、最後の15マイルが未舗装道路。しかもここ何年もメンテナンスすらされてない道らしい。 実はここってほぼ10年前にバックパックキャンピングで来たことのあるエリア。当時はうちの車では目的地につけず、一緒に行った友達の車にぎゅうぎゅう詰めになって最後の1マイルを踏破したという曰く付きの場所。年月経って道路状況はさらに悪化してるはずなので、今回は万全を期して地上クリアランスの高い四駆のSUVをレンタルしての再挑戦! 金曜朝8時に家を出て、反対車線の通勤ラッシュを横目にフリーウェイを東上。オーバーンで州道に入り、グラスバレーやネバダシティといったゴールドラッシュで栄えた街が点在するタホ国有林を通り抜け、更に横道に折れて国有林の奥にある谷底の小さな村ワシントンへ降りていく。ワシントンから先は道路は未舗装になり、林の中をどんどん登って行く。 最初は未舗装とはいっても割となだらかだったんだけど、だんだん路面が荒れてきて、目的地のボウマン湖の近くではかなりゴツゴツガラガラしてきて、SUVで来てよかったね!という感じ。というか10年前はこの辺りまでは問題なく来られたってことに感心。ズムズム1号がんばったね・・。 道がボウマン湖に添い始めてすぐのあたりでランチ休憩しようと道端に車を停めたら、ちょうどその下の岩の出っ張りに格好のキャンプサイトを見つけたので、とりあえず今晩はここに泊まることに決定。ファイヤーリングもある広い空き地からは湖にもすぐに降りて行けて、しかもリング横には薪用の枯れ木や流木が積んであるし、重ねて置かれたスノコはテーブルまたは作業台にぴったり。 湖のほとりでランチの後はさっそくテントを張り、寝不足だった私は撃沈して昼寝。ピコちんは読書、相棒は釣りとそれぞれに湖の午後を過ごした。 早い夕食の後、夏の長い夕方を利用して、1マイル先のウィーバー湖までお散歩。ごくごく静かな湖で、北西に面した崖の向こうに沈みかける夕陽が湖面に絵のような模様を描いていた。 薄暗くなる中をキャンプサイトに戻り、焚き火を起こしてピコちんお待ちかねのスモアーズ。そうこうしてるうちに、東の山の端に金星が輝き、続いて丸く明るい月が昇ってきた。湖面に照り返す月の光と木のシルエットがなんとも幻想的で美しい光景でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.08.03 14:02:28
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