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まいじー日記

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2018.07.29
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カテゴリ:アメリカ国内旅行

(写真撮影は相棒)

起き抜けからピコちんのトランプに付き合わされ、テントの外に出たのは朝の陽もずいぶん高くなった頃だったんだけど、今日は昨日一昨日より更に空気が煙っている感じ。

カリフォルニアではまた山火事があちこちで発生してて、北部のレディング近辺(去年のオレゴンロードトリップで通過した)では特に大きな「Carr Fire」が週の初めから燃え広がっている。ベイエリアの空気は今のところ影響なしだけど、内陸部ではシエラネバダ山脈の西側に沿うようにずいぶん煙が流れてきているみたい。

のんびり朝ご飯を食べた後、さっさとテントも片付けて車に荷物を積み込み。作業でちょっと暑くなったところで、せっかく湖に来てるんだからということで最後に水浴!

腰が引けてるピコちんを相棒が半ば引っ張り出すようにして、手を繋いで岩鼻から飛び込み!最初は怖がってたピコちんもその後2回も続けて飛び込みしてた。だから楽しいって言ったじゃーん。



ボウマン湖は標高もそんなに高くないし、雪解け水が直接流れ込んでくる訳ではないので、水は冷たいけど体が動かなくなるほどじゃない。そのまま泳いだり、浅瀬に座って涼んだりして水浴を楽しんだ。
堪能したキャンプサイトに別れを告げて帰路に着く。昨日のラフな超ガタガタ道を体験した後ではボウマン湖までのオフロードは舗装道路?と思えるほどのスムーズなドライブだった。

谷底の村ワシントンで本日最初の寄り道。ワシントンはホテルとジェネラルストアが1軒ずつあるくらいの本当に小さな村なので、往路ではそのまま通り過ぎたんだけど、村の近くを流れる川がとっても綺麗で気になってたんだよねー。

ということで川沿いの道端に車を停めて河原に降りてみる。往路で通り過ぎた時は平日だったから誰もいなかったけど、日曜の今日はたくさん車が停まってて、河原には水浴に来たグループがたくさんいてテントやピクニックチェアを並べてくつろいでた。

ピコちんと相棒はここでも水着に着替えて川で泳ぐ。小さい子連れの家族や若い子たちのグループが楽しそうに遊んでて、崖から飛び込みしたり、早瀬を浮き輪でミニ急流下りしてたり。私はここでは水に足をつけただけだったけど、崖に茂る木の深い緑色を映した綺麗な水を眺めながら、マイナスイオン〜って感じでのんびりできた。





近くにいた家族のお父さんが深めのスープ皿みたいなプラスチックの入れ物で川岸の砂をさらい始めたので、聞いてみたらやっぱり砂金探しだった。

上流の金を含んだ岩が砕けてできた砂が流れてくるので、丁寧にさらって行くと時々砂金が見つかるんだそうな。ねらい目は春先の雪解け水が残した砂で、この時期は河原の水際に転がる岩の下流側にたまっていることが多いらしい。入れ物に砂と水を入れ、水面で静かに揺すっていくと軽い砂から流れていって、金属を多く含んだ比重の高い砂が底に残る。その中で黒っぽいのが砂鉄で、金色のが砂金。



私たちが見せてもらってた時には砂鉄が少しだけで砂金はなかったんだけど、実際午前中にちょっとさらった時には砂金あったんだってー。さすがゴールドカントリー!

カリフォルニアのシエラネバダ西斜面はいわゆるゴールドカントリーで、1848年に金がみつかって、1849年のゴールドラッシュで金鉱掘りが殺到したエリア。ワシントンだってゴールドラッシュ時代にできた村だし。この辺りの鉱山はもう閉鎖されてる(廃坑跡がいくつもある)けど、ごくごく少量は金が残ってるんですね。ロマンだわーーー。

川での水浴を堪能した後は、またドライブ継続。ワシントンからは舗装道路なのでスイスイ進み、州道に出てしばらく戻り、ようやく文明圏(=携帯が通じるエリア)に入ったあたりでこの日2番目の寄り道。ゴールドラッシュ時代の鉱山町ネバダシティでランチ&アイスクリーム。

ネバダシティって初めて寄ったんだけど、ゴールドラッシュ時代の建物がたくさん残っててとっても可愛いダウンタウン。レンガ造りの劇場とか、フロントポーチや木のバルコニー付きの家やお店が並び、街角の緑地には金鉱の遺物がオブジェとして配置されている。





私たちは通りがかったパブ「Matteo’s Public」でランチにしたんだけど、そこも1860年代に建てられた酒場をリノベした建物。1860年代って江戸時代と明治時代の境目だから、日本だったらそこまで大したことないかもだけど、アメリカしかも西海岸では「歴史的建造物」に十分当てはまるんです!



遅いランチの後はピコちんお待ちかねのアイスクリームということで、地元の果物などを使った手作りのスモールバッチアイスクリーム屋さん「Treat’s」へ。メニュー豊富で(私はサフランローズピスタチオをチョイス)、店内もものすごく可愛くて、お店のお姉さんたちも優しくて(小さな女の子がアイスクリーム落としちゃって涙目になってたら無料でおかわりあげてた)、もう一瞬で大好きになっちゃうようなお店だった。



ピコちんはなぜかネバダシティがとても気に入ったらしく「まだ帰りたくないー」「ここなら住みたい」を連発。確かに可愛い街だもんねー。私と相棒は冗談半分だけどいつか田舎に引っ越そうか?とか話してて(ベイエリアでは家が買えないから・・)、今のところ私の第一候補はチコだけど、ネバダシティも候補に入れてもいいかもー。










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最終更新日  2018.08.03 14:56:21
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