「アウトドア強化合宿」往路編
ということで「アウトドア強化合宿」の往路編、カリフォルニア北部〜オレゴンのロードトリップです。盛りだくさんな6日間だったので、日記も長いよ〜。初日、出発は渋滞避けて午後10時頃、、のはずが、いつの間にかお昼も過ぎ、結局家を出たのは2時近く。まあいつものことだけど、それにしても今回は荷物が多く車をパックアップするのに時間かかった。というのも今回の旅行はキャンプとリユニオンの2回の旅行が一緒になったようなもので期間も長いから。ハッチバックのトランクスペースは天井までぎっちり詰め込まれ(リアビューミラーで後ろ見えない)、プラス自転車3台。ズムズム号(愛車)がんばれーー。最初の目的地はサクラメントバレー北部の街チコ。チコにはPaul Component Engineeringという自転車部品メーカーさんがあって、相棒は毎年製品発表会にお呼びいただいてるのね。それでチコいいところだからぜひ私とピコちんも連れて行きたい!ということで。前半はフリーウェイ、後半は田舎道で車を飛ばして4時間半、夕方にチコ到着!そのまま相棒イチオシの市民プールへ。チコにはビッドウェル公園という全米でも最大規模レベルの市内公園があり、その中にはなんと自然の川を利用した「シカモアプール」という市民プールがあるんですね。私も行ってみるまで話で聞いてもよくわかんなかったんだけど、要は公園の中をゆったりと流れる川の一部分だけ両岸と底をコンクリートで四角く固めてプールにしちゃったもの。上流と下流はそのままで、水もごくごくゆっくりとだけど流れている。この写真で伝わるでしょうか?内陸にあって酷暑のチコだけど、この日はそこまで暑くなく、しかも夕方だったので、プール!!今すぐ入る!!って感じじゃなかったけど、一応ちゃんと泳いでみました。川の水なので冷たいけど、 夏の暑い日に来て涼むにはぴったりの素敵なプールだった。公園もたくさんの木が芝生に陰を落としていて、周辺の住宅地も街路樹が茂っていてとってもいい感じ!泳いだ後はダウンタウンで軽く夕食を食べ(安定のメキシカン)、今日泊めてもらう相棒の自転車友達の家へ。相棒のお友達は、2年前までベイエリアに住んでたんだけど、元々お母さんがチコに住んでて、ある週末にお母さんに会いに来て彼女と川遊びしてる時に「ここが自分のハッピープレイスだ」という天啓に打たれ、本人(自転車業界)も彼女(学校の先生)も転職して移住して来たんだそう。いやー私もチコなら住みたいかもって思った!公園素敵だし、ダウンタウンもそこそこ活気あるし、中心部の住宅街は街路樹が茂ってて雰囲気いいし。お友達によれば、チコは大学(カリフォルニア州立大学チコ校)があるからリベラルだしそこそこ(人種的な)多様性もあるよって話だし。酷暑だけが難点だけど(私たちが行った日は珍しく過ごしやすい日だった)、まあ家に冷房あれば快適に暮らせそうな。お喋りした後にバックヤードにあるゲストハウスに案内してもらい、第1日目は終了です。2日目は、朝飯前サイクリングからのスタート。巨大なビッドウェル公園の「アッパービッドウェル公園」エリア でマウンテンバイキングです。ビッグチコクリーク沿いのダートロードに点在する駐車場の1つに車を停め、そのまま自転車で登っていく。せいぜい1マイルくらいだけど、砂利道の登りだし、朝から暑いので汗だく!しかも私は用心して腰のサポーター装着してたので深く息ができず苦しかったーーー。がんばった甲斐あって、相棒が連れてってくれたのはビッグチコクリークの渓谷を見下ろすビューポイント。こっち側もあっち側も崖の上は枯れ草色の荒れ野なんだけど、眼下の渓谷は緑の木々が生い茂り、ヒメコンドルが目の高さで旋回したりしてて超ナイスな眺めです。渓谷を見下ろしながら、持参のヨーグルトとグラノーラで朝ご飯。なんで私はこんなに写真がヘタなのか・・実際はこんな感じです(By Derek Curry from Chico, California, USA - Flickr, CC BY-SA 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=1283295)戻りは下りなので砂利に車輪を取られるのだけ気をつければ余裕で、あっという間に車に戻り、そのまま駐車スポット横からクリークへ。サイクリングで火照った足に冷たい水が気持ちいい!!私たちは足だけだったけど、がっちり水浴してる人もいて、川が人々の生活の一部になってるのがよくわかった。そのまま車を走らせて、次なる目的地のラッセン火山国立公園へ。この辺りに来ると周りはほぼ森林地帯で、州道とはいってもほとんど車も通らないし、携帯電話も圏外。まさに田舎。途中、道路横を走る川の滝で休憩したりして、夕方にラッセンの南入り口に到着。ラッセンは辺鄙なところにあるので夏でもキャンプサイトが満員になることはないという口コミを信じて予約もせずに来たんだけど、レンジャーさんに聞いたらキャンプサイトも入ってすぐのところがいくつも空いてるよ!ってことで一安心。しかし! 別にちょっと衝撃的な事実が判明。なんと国立公園を南北に貫いている州道の除雪が完了しておらず、公園内を通り抜けもできないし、一番行きたかった火山活動スポットへのトレイルも閉鎖されてるという。。下調べを怠った報いというか。でもまあ来ちゃったからには今夜は公園内でキャンプして、翌日とりあえず見られるスポットだけ見学しようということに。キャンプグラウンドはメインの大きなビジターセンターの駐車場に面したところにあり、併設のトイレが今は使えないので、ビジターセンターのを使ってね、という開店休業状態。駐車場の脇にもまだこんなに雪がでも道路閉鎖で駐車場もキャンプグラウンドもガラガラだからサイトも選び放題(雪で覆われててテント張れないサイトも何箇所もあったけどね)。便利かつちょっとだけ奥まったところに決めてテントを張り、焚き火もたいて夕ご飯。お隣のサイトの人(ミズーリ?ミシシッピ?からの母娘連れ)ともマシュマロ炙りながら交流したりして楽しい晩を過ごした。しかもビジターセンターは24時間Wifiも暖房もありだったからトイレのついでにメールチェックできて実は便利だった!(夜中眠れなくて朝の4時にラップトップ持ってってトイレの前で仕事した・・)。3日目の朝は、朝食後、とりあえず唯一南入り口からアクセスできる火山活動スポット「サルファーワークス」を見に行く。ビジターセンターからすぐ(州道を1マイル上ったところ)にあるこのサルファーワークス、本当に州道の脇にぽこっとあって、粘土色の泥泉に硫黄ガスがボコボコと湧いている。この泥泉は季節によって様相が変わるそうで、春先の水量の多い時期(まさに今)は水の粘性が低く白濁した水がゴボゴボゴボゴボ湧いてる感じ、秋になって水量が減ってくると粘土色の泥がボコン・・ボコン・・と泡をたてる感じになるんだとか。辺り一面硫黄の臭いが漂ってるし、周りの岩場もよく見るとそこここでかすかに地熱の蒸気が上がっていたり、流れる小川も硫黄分を含んでいるのか白濁している。ほんとはもっとすごいらしいバンパスヘルを楽しみにしてたんだけど、まあここで少しでも火山活動を見られたからいいか。。ということで、車に戻り、州道閉鎖された公園の外をぐるっと回って、北側入り口にあるマンザニータ湖へ。ラッセン火山国立公園は、もともとは2つの国定公園だったのが併合されて国立公園に昇格したそうで、車で入れる入り口も5ヶ所もあるし、見所も散在していて、下手すると1つの見所から別の見所まで車でアクセスしようと思ったら公園の外に出てぐるっと外を回って別の入り口から入らないといけなかったりする。それでも州道89号線が公園内の大動脈で、その南と北の端がそれぞれビジターセンターのあるメイン入り口。主な見所へのアクセス(トレイル)も89号線沿いに集まっている。なのに今はその肝心の89号線が閉鎖ってことで、公園内部に入る術がナシ。あとラッセンから北への道路も閉鎖されてるそうで、つまり次の目的地に予定してたラバベッド国定公園に行こうと思ったらすごーーーく遠回りしないと行けない。もうこのまま諦めて南側入り口から本道に戻ってそのままオレゴンまでいっちゃう?とも思ったけど、初めてラッセン来たのに他の見所まったく見ないのももったいないし、何より南側からは肝心なラッセン火山が見えないんですよ。せっかくここまで来て火山の峰を拝まないのもなんだし、ということで、北側まで回ることにしたわけ。レンジャーさんに教えてもらった道はなんかすごい田舎の農道って感じでちょっと心配になるくらいだったけど、ものすごい大回りをしてなんとか北側入り口に到着。マンザニータ湖から雪をかぶったラッセン火山を見てとりあえず満足〜!(写真はWikipediaから)その後は公園内の別の入り口(東北側)に更に回って噴石丘と色とりどりの砂丘を見に行こうかと思ってたけど、子連れではキツいハイキングになると聞いて断念。。代わりにということで、公園のレンジャーさんに公園外のオススメのキャンプグラウンドと釣り場をいくつか教えてもらう。その中で最初に目についた「ハットクリーク・キャンプグラウンド」に入ってみたら、小川沿いのナイスなサイトが空いていたので、今夜のキャンプ地はここに決定!ハットクリークはこの辺では人気の釣り場のようで、ローカルの道路工事のおじさんにもオススメされたしね(工事で通行止め中に停止の旗持ってるおじさんと会話を繰り広げる相棒の社交力の高さったら)。キャンプサイトに荷物を置いて相棒とピコはさっそく釣りにGo。割とすぐに1匹釣り上げてご満悦〜〜。交互に魚を掲げて写真撮りっこ(かわいいぞ)釣った魚はさっそく焚き火で料理。もちろん食後にはマシュマロ炙ってスモアーズも。焚き火大好きなので楽しいし、山の中と違って暖かいのでテントはフライ(カバー)なしでも十分。フライなしだとメッシュ地の天井通して星もよく見える。とっても快適なキャンプでした。4日目は、往路最長の220マイル移動の日。しかも午後に相棒の親友スティーブとクレーターレイクで待ち合わせのため、朝早めに行動開始〜。まずはバーニー滝へ。今回の旅行の行程を調べるまで知らなかったこの滝だけど、「カリフォルニアで一番美しい」「ルーズベルト大統領が世界の八不思議と称賛」などとカリフォルニアの観光サイトでも超オススメされていて、とっても楽しみにしていた。前日の道路工事のおじさんも激推ししてたし。行ってみると、噂以上に一見の価値あり!メインの川からは高さ40mくらいの滝がどうどうと流れ落ちているんだけど、その周りの岩壁にも一面に細い滝が無数にサラサラと糸のように流れていて、大迫力!なぜ岩壁のあちこちから糸のような滝があるかというと、この辺りは火山地帯なので地面のベースが溶岩から来た多孔質の岩盤で、大量の地下水が流れていて、それが崖の落差で滝になって落ちるんだそうです。とにかくそのスケールと美しさに圧倒されました!滝鑑賞ループのトレイルに沿って、まずは渓谷の上から滝をたっぷり鑑賞、滝壺近くまで降りて行ってさらに迫力を堪能し、滝の下流の渓谷美を慈しみ、その後は太鼓橋を渡って向こう岸を上り、最後は滝の上流の橋を渡って一回り。バーニー滝は州立公園になっていて、公園内にはブリトン湖という大きなダム湖やキャンプグラウンドがあり、湖をボートで移動してハイキングしたり釣りしたりと、週末の家族キャンプにはぴったりの感じだった。後で調べたら映画「スタンドバイミー」の「あの」鉄道橋もなんとブリトン湖にあるそうで、それはちょっと見て みたかったなーーー。滝を堪能した後は、クレーターレイクを目指して一路北へ。州道89号線〜州間高速5号線〜国道97号線でオレゴン入り。オレゴンに入ったらなんか景色が水っぽくなったというか、湖や浸水した草地やらがやたらと目につくようになり、州越えを実感しました。クレーターレイクのリムビレッジには3時過ぎに到着。ちょうど待ち合わせ相手の相棒の親友スティーブもほぼ同時刻について駐車場で鉢合わせ 。スティーブは夏の間オレゴン州ベンドで暮らしていて、今回は相棒と一緒にマウンテンバイク&みんなでキャンプのために合流してくれた。ピコちんは大好きなアンクル・スティーブと一緒なのでウキウキ!クレーターレイクは文字通り大昔の巨大な火山の巨大な噴火口跡に水が溜まってできた湖。全米で一番深い湖で、透明度も世界トップレベル。深い湖なので他の色が吸収されてしまい、湖の色はただただ深いコバルトブルー。クレーターレイクには流れ込む川も流れ出す川もないので湖面はあくまで穏やかで、鏡のように湖をぐるりと囲む峰を映している。リムビレッジは湖の南側にあるので湖に向かう斜面は北向き。なのでこちら側は湖の反対側よりも雪が多く残っていて、雪の白と湖面の深い青、そして湖岸の浅瀬のエメラルドグリーンの帯がなんとも鮮やか。展望スポットにもたくさん雪が残っていて、子供達がふざけて雪合戦とかしてる。クレーターレイクの周りはぐるりと「リムドライブ」という道路で巡れるんだけど、今年は雪が多くて東側はまだ閉鎖、西側も大量の積雪で崩れた箇所がたくさんあって絶賛・道路工事中。とりあえず今日はリムドライブを四半周だけ北上して公園の西側に広がるウンプクア国定林へ。このロードトリップ中、唯一予約を入れておいたトカティー湖畔のキャンプグラウンドへ向かう。この晩のキャンプは何といっても蚊との戦い。キャンプサイトに着いて車のドアを開けた途端にものすごい数の蚊に襲われ、ピコちんが悲鳴をあげたほど。さすがオレゴンは水気が多いだけに蚊もハンパない。慌てて虫除けスプレーしまくったけど、服の上からでも刺してくるし、なんならキャンピングチェアの背もたれ+服越しにでも刺してくるし。。焚き火たいて煙をたてたら少し勢いが弱くなり、暗くなったら更に数も少なくなったけど、それでも果敢に攻めてくる蚊もいて油断できない。薄手のシャツだけでは防げないので厚着したら暑いし。おまけに愛用の「液体ムヒ」が切れてきちゃって、この先オレゴン滞在を乗り切れるのか心配 。。液体ムヒをちびちび使いながら迎えた5日目は、相棒お待ちかねの「スティーブとマウンテンバイク」の日。ウンプクア国定林のこの辺りには「ノース・ウンプクア・トレイル」というIBMA(国際マウンテンバイク協会)のエピックにも選ばれたくらい有名なマウンテンバイクのトレイルがあって、相棒とスティーブはここを走るのを楽しみにしてたのです。そしてこの辺りは火山地帯で天然の温泉も湧いてたりするので、彼らがトレイルと格闘してる間、私とピコちんは露天風呂でまったりする予定。なんと完璧でwin-winな 計画!ウンプクア国定林はたくさんの滝があるのでも有名らしく、とりあえず私たちもそれぞれの予定の前に一つくらいは見ておこうと 「トカティー滝」へ。木造の用水パイプを横目に、緑一色に染まったウンプクア川の渓谷沿いのトレイルを1マイル歩くと、どん詰まりがトカティー滝。2段構成になっていてフォトジェニックな滝です。車に戻り、わかりにくい砂利道を3マイルほども入って、ノース・ウンプクア・トレイルの「ホットスプリング」トレイルヘッドへ。この辺りは携帯の電波も入らないのでGoogleマップが使えず、細かい紙の地図も用意してきてなかったのでけっこう道案内が不安。しかも砂利道だし他に車いないし。でもトレイルヘッドには何台も車停まっててちょっと安心。ピコもちょっとマウンテンバイク乗りたいというので、相棒とスティーブと3人がトレイルヘッドから西南のセグメントを乗りに行ってる間、私は清流を眺めながらのんびり。1時間ちょっとで3人が帰ってきたので、目的の北東セグメント(その名も「Dread and Terror(恐怖と震駭)セグメント」・・)を走りに行く相棒とスティーブを見送り、私とピコちんは水着に着替えて温泉露天風呂へGo。渓谷の崖を登るビーサンではきつい感じのトレイルで、水着だけど靴はトレッキングシューズ履いてきてよかったなーって感じ。疲れてやや不機嫌になるピコちんをなだめつつ着いた温泉は、はっきりいって登って来た甲斐が大あり!清流を見下ろす崖の上に、ただ岩を掘っただけの「浴槽」が8個。岩棚の上部にやや大きめの浴槽が4つあり、うち1つは木造の屋根もかけられてて、他に崖の斜面に沿って2人用くらいの小さな浴槽が段々に4つ。お湯はやや硫黄臭があっていかにも温泉ぽい!上で湧いてるお湯が下の浴槽に順々に流れていく仕組みなので、上の方はちょうどよく熱めのお湯で、斜面の小さい浴槽は適度にぬるくてそれこそ1日中でも気持ちよく入ってられそう。ピコちんと2人ですっかり温泉を堪能し、8つのうち6つの浴槽を制覇〜(残り2つは、1つはお湯が熱めでピコが入れなかったし、もう1つはずっと別のグループが入ってたので遠慮しました)。眼下の渓谷を眺めながら、指がシワシワになるくらいお湯に浸かり、エピックライドを乗り終えた相棒とスティーブが迎えに来るまでのんびりしてた。私とピコは温泉で蕩けてヘロヘロ、相棒とスティーブはライドでヨロヨロだったけど、今夜の宿泊地ベンドまで2時間ちょっとのドライブを敢行。ちょうど夕食時になったので、途中クレセントというすごく小さな町でたまたま立ち寄ったレストランがすごくおもしろいお店だった。「モホーク・レストラン&ラウンジ」というアメリカン料理のお店だったんだけど、内部がすごくて、ぐるりの壁に棚が張られてて世界中のウイスキーボトルのコレクションが並べられ、棚の上の壁と天井には所狭しと動物の剥製が!(写真はYelpから)料理はポットローストやバーガー、サンドイッチ、デザートにいろんな種類のパイと本物のミルクシェーク、と超典型的なアメリカンフード。普通に美味しかったし、お店の人もすっごいフレンドリーで、サービスも良かった。隣のテーブルはイスラエルからクレーターレイク観光に来たというご家族だったんだけど、なんとこのお店のことはウェブで調べててわざわざご飯食べに来たらしい。それももっともなくらいユニークなお店だった。その後はヘロヘロ+お腹いっぱい+知らない道の夜のドライブという三重苦だったけど、なんとかがんばって(私が運転)、ベンド郊外のスティーブのアパートに到着!とりあえず三日ぶりのシャワー浴びさせてもらい、そのまま沈没・・。往路最終日はベンド市内観光。オールドミル地区〜ダウンタウンをデシュート川に沿って自転車で巡る。ベンドという名前の通り曲がりくねって流れるデシュート川が 街の中心という感じで、たくさんの人たちが川岸の公園でピクニックしたり、大きな浮き輪でゆっくり川下りしたり、リバーサーフィンしたり、スタンドアップパドルボードしたり、川のある暮らしを楽しんでいた。ダウンタウン近くでは川はややせき止められて池のようになっていて、川岸はドレイク公園として整備されている。私たちもダウンタウンのカフェでサンドイッチを買って公園でピクニック。水際に座ってサンドイッチ食べてたら、餌を期待したアヒルや鴨がどんどん寄って来て、愛想よくしてみたり、鳥どうしで駆け引きしたり、ピコの呼び声につられてみたり、見てて飽きなかった。夕食までにポートランドに着かないといけないので、名残惜しいながらも午後2時過ぎにスティーブとベンドにさようなら。3時間のドライブでポートランドのイトコ宅に到着し、往路ロードトリップは終了。楽しかった!お疲れ様でした!