740655 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

まいじー日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

2019.04.16
XML
カテゴリ:アメリカ国内旅行


ということで今回のジョシュアツリー国立公園の3泊4日キャンプ中に行った公園内の見どころです。

キャップロックトレイル(Cap Rock Trail)

巨大な岩の上に帽子のように平たい岩が乗っかってるのでその名前がついたらしい。0.4マイル(0.6 Km)の平坦なループで、短距離でジョシュアツリー+サボテン+奇岩というジョシュアツリー国立公園の王道の風景が楽しめる、オススメのトレイル。

トレイルヘッドからの眺め(キャップロックは見えない)


バーカーダムトレイル(Barker Dam Trail)

バーカーダムは、むかーしむかしこの辺りが国立公園になる前、放牧地として使われてた頃にカウボーイたちが家畜用の水飲み場として作ったダム。丸みを帯びた花崗岩の岩山の間の谷とジョシュアツリーが点在する原っぱを歩いた先に、ちょっとした谷間とダム池が。たぶん夏には水枯れちゃうと思うけど、春先の今の時期はまだ水が残ってた。



トレイルはループ(というか途中からループになる「ロリポップ」型)で、ダムの先からジョシュアツリーがにょきにょき生えてる荒地を抜けた岩ゴロゴロエリアにはペトログリフが残ってる岩なんかもあって、なかなか楽しいハイキングでした。

この岩に


よく見るとペトログリフが


1.8マイルのループなので子供達にはちょっと長めのハイキングだったかも。最後ちょっと疲れてたし。でも平坦だし午後ゆっくりかけて歩くのにはぴったりだと思う。

スカルロック(Skull Rock)

スカルロックはその名の通り頭蓋骨みたいに見える岩。道路のすぐ脇にあるんだけど、私たちが滞在してたジャンボロック・キャンプグラウンドからもトレイルがあって歩いていける。夕方の暖かい光の中を歩くのは楽しかった。野草の花も綺麗だったし。

斜めの角度からだと頭蓋骨っていうより巨神兵?


トレイル全部歩くと1.7マイルのループらしいけど、ジャンボロックスのトレイルヘッドからスカルロックの往復だけなら子供の脚で片道30分くらい。他にもおもしろい形の岩がたくさんあっておもしろい。

ちょっとカッパドキアっぽくもある


キーズビュー(Keys View)

山の上にあってコーチェラバレーを一望できる眺望スポット。雪をかぶった山からソルトン湖まで見渡せる。しかしとにかく風がめちゃくちゃ強くてあんまり長くはいられなかった。

コーチェラバレーの大パノラマ(クリックで拡大します)


ジョシュアツリー公園内側


キーズビューに向かう途中に見かけるジョシュアツリーは公園の他の部分でみたジョシュアツリーよりも生き生きして見えた。全体的にガサガサしていないというか、針金ブラシみたいな葉っぱも整っているし花房もなんとなくしっかりまとまっている印象。

後でレンジャーさんに聞いたらその印象は正しくて、ジョシュアツリーは高度がある方が好きなのでキーズビュー近辺はジョシュアツリーの好みの生息条件なんだそう。

コーチェラバレーの眺望だけじゃなく、元気なジョシュアツリーを見るためにも、キーズビューはオススメです。

しっかりまとまった花房


ホールオブホラーズ(Hall of Horrors)

公園内のメイン道路からすぐのところにジョシュアツリー特有の丸みのある巨岩がいくつも集まっているセクション。岩山が2列に並んで壁のように立っているのでこの名前がついたらしい。

ロッククライミングの人気スポットなんだけど、ふつうのクライミングだけじゃなくて岩の頂点を結んでの綱渡り(ハイライニング)という狂気のスポーツのホットスポットでもあるらしい。

すっかり岩登りに夢中になった子供たちは大喜びで岩に取り付いて登ってた。さすがに頂上までは登れなかったけど(ロープとかないし)けっこうな高さまで登ってって感心した。特にピコちん、相棒とかケイとかにくっついてひょいひょい登ってくし、高いところでも気軽に岩から岩へ飛び移ったりするので、見てるこちらが心臓止まるかと思うことも。

子供が大丈夫と思ってやることを「危ないからやめなさい」とか言っちゃうような、子供の自信と挑戦の芽を摘む親にはなりたくないけど、あまりにも危険そうなことを注意せずにやらせるのもどうかと思うし、、ジレンマを感じた・・。



豆粒みたいなのが相棒です


負けずにピコちんも


この姿勢からカエル跳びで飛び移ったりするから・・


これくらいの高さじゃ物足りないんでしょうね(親は安心だけど)


インディアンコーブ(Indian Cove)

インディアンコーブはジョシュアツリー国立公園の敷地内なんだけど、公園の中心部からは岩山の反対側にあって、一度外に出ないとたどり着けない飛び地的エリア。ここのキャンプグラウンドは私たちが泊まってたジャンボロックスよりもさらに「岩に囲まれ度・高」で、テントの横にそそり立つ岩壁にクライミング用のロープかけて登ってるグループとかいました。

インディアンコーブでの私たちのお目当ては、知る人ぞ知るの岩の洞窟「ザ・クロール」。公式ガイドには載ってないし、レンジャーさんに聞いても「知らない」と言われるような、ちょっとした秘密のスポットです。

なんで私たちがそんな秘密の存在を知ったかというと、ルザーンとケイがLA在住のお友達の息子さんから聞きこんだからなのです。息子さんはボーイスカウトのキャンプでジョシュアツリーに来て、公園内を熟知しているリーダーさんが冒険心に溢れるスカウトたちを連れて来たのがザ・クロールだったそう。そこでケイが更にヒアリング&リサーチをして、ぜひ自分たちも行ってみよう!というわけ。

ネットの写真入りガイドを元に、とりあえず入り口があるはずのエリアにはたどり着いたんだけど、ごろた岩ばかりでどれも写真と同じに見えて、肝心の洞窟の入り口がなかなか見つからない。ゴロゴロ岩の斜面を登ったり降りたりしながら入り口を探しているうちに、同じ「ザ・クロール」を探す別のグループも登場して、手がかりを共有したりして更に探索。

手分けして探索中・・


もう夕方近くなってそろそろタイムアップかなー?という頃に、相棒とリネットがとうとう入り口を発見!!呼び声に応えて行ってみると、確かにゴロゴロ岩の間に狭い隙間が口を開けている!中はもっと広いというので全員でゾロゾロと進入開始!

中は一人ならまあ通れるくらいの空間があって、でもところどころ屈まないと通れない狭い部分や水が溜まった地面、よじ登って乗り越えないとその先に行けない岩場なんかもあって、なかなか冒険心をくすぐる感じ。

洞窟というより岩の隙間トンネルって感じ


ザ・クロールそのものは半マイルくらい続くらしいんだけど、入り口見つけるのに手間取ってもう夕方5時過ぎてたし、小さい子もいる私たちが全部踏破するにはちょっと時間がかかりすぎる感じだったので、私たちは最初の縦穴から脱出。後からついて来てたもう一組のグループは更に探検するってことで先に進んでいった。

洞窟ってただでさえ冒険心をくすぐるものだけど、ザ・クロールは公式案内も出てないし全く整備もされてないので秘密基地っぽくてすごく楽しかった。入り口見つけるまでも宝探しみたいで楽しかったし〜〜。ちょっと探検家気分を味わうにはオススメです(くれぐれもat your own riskを念頭に)。

このどこかに入り口があります!


帰り道、夕方の陽にユッカの影がのびる


チョヤカクタスガーデン(Cholla Cactus Garden)

ジョシュアツリー公園内にたくさん生えているのが、チョヤサボテンの中でも「ジャンピングチョヤ」と呼ばれている種類。トゲトゲが密集した枝の先端がすぐに落ちる(=ジャンピング)&トゲの先端に返しがついてて刺さるとなかなか取れない、ということで攻撃力の高いサボテンらしいんだけど、このジャンピングチョヤが群生しているエリアがこのカクタスガーデン。

公園南部の低地エリアに下りる道を車で走っていくと、突然道の両側にチョヤサボテンが密集して生えているエリアが出現する。本当に誰かがまとめて植えたみたいにぎっしりとチョヤサボテン。チョヤサボテンは枝が地面に落ちたり動物に運ばれたりして繁殖するそうで、そうやって何百年もかけて広がってこれだけの群生になったんだろう。自然ってすごい。



群生地には遊歩道が整備されていて、チョヤサボテンの間を散策できる。ただし攻撃力高いサボテンが群生してるだけにサンダルばきはNGで「つま先を覆った靴を履いてください」って注意書きがあった。チョヤサボテン恐るべし。

あらゆる方向にみっしり生えてるトゲトゲが陽射しに透けて光って、綺麗な自然の脅威!って感じ。ちょうどシーズンだったので緑色の綺麗な花をたくさん見られたのは嬉しかった。





茶色に枯れた枝は一見ぬいぐるみのクマみたいで、「テディベアカクタス」という別名にも納得。このクマさんは触ったらトゲが刺さって抜けなくなるトラップ付きだけどね。。

ちょっとクマ(が串刺しになってる)っぽくない?




ジャンボロックスキャンプグラウンド(Jumbo Rocks Campground)

私たちが滞在したジャンボロックスは120以上のサイトがあって公園内でも最大規模のキャンプグラウンド。その名の通り巨岩がごろごろそびえる隙間にキャンプサイトが設けられていて、裏山は散策&ボルダリングし放題。

すっかり岩登りにハマったピコちんとピコちんが行くところならどこにでもついてくVちゃんは。裏山を探検したり、手頃な岩に登ったり、岩をお城に見立ててお姫様と騎士ごっこをしたり、もう夢中で走り回って遊んでました。

こんな奇岩の間にキャンプサイト


私たちのキャンプサイトの裏側


素敵な「遊び場」がずっと広がる


ボルダリングキッズ


お隣のサイト内には立派なジョシュアツリーも





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019.05.03 03:52:32
コメント(0) | コメントを書く
[アメリカ国内旅行] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X