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テーマ:キャンプと釣り(237)
カテゴリ:アウトドア
レイクタホから州道89号を70マイルくらい北上したあたり、プルマス国有林の中に湖がいくつも集まっているエリアがレイクス・ベイスン。その名の通りの山の湖をはじめ、美しい自然が広がるエリアです。 レイクス・ベイスンとその周辺エリアは、幹線フリーウェイや大きな街から離れていることもあり、割とガチなアウトドア好きが集まるエリア、なような気がする。大型リゾートはないんだけど、キャンプグラウンドはたくさんあるし、なんなら国有林の中はキャンプグラウンド以外でもキャンプできるし、それに家族経営のホテルや昔ながらのログキャビン滞在リゾートもいくつかあります。 で、今回は、その中の一つサーモン・レイク・ロッジに滞在して来ました。夏の間だけオープンする、湖のほとり&見下ろす斜面に点在する何軒かのログキャビンと林の中に建てられたテントキャビン数棟からなるリゾートです。 ここは2世代3世代に渡って毎年来るというお馴染みさんが多く、しかも1週間単位でしか予約を取らないため、数年前から予約が埋まっていて新規客が予約をとるのがとっても難しい。うちは去年の秋に近くにキャンプ&ハイキングに来て存在を知り、ウェイトリスト下の方にかろうじて名前を載せてもらってたんだけど、今年は雪が少なかったので1週間早くロッジをオープンすることになったそうで、私たちにも滞在のチャンスが回って来ました。ラッキー!!! サーモン・レイクまでは、我が家から約250マイル、車で6時間ほど。土曜の朝に家を出て、途中の別の湖でハイキング兼ランチの後、チェックイン時間の2時すぎに湖のボート付き場に到着し、今回一緒に滞在するいとこ(正確には相棒のまたいとこのダンナさん)のケイと落ち合う。 ロッジは湖の反対側にあるので、ボート付き場から専用電話で連絡、お迎えのボートに1週間滞在の荷物を積み込んで湖を渡る。 サーモン・レイク・ロッジでは、メインの建物は事務所とオーナー家族&従業員の宿泊のみで、ゲストが滞在するのは、ログキャビンが4つとテントキャビンが10つ(デュプレックスが5棟)。ログキャビンは湖のほとりから見晴らしのいい斜面に散在していて、テントキャビンは少し窪んだ草原の近くに固まって(といっても適度な間隔あり)建てられている。 湖畔のログキャビン テントキャビンは1棟に2ユニットのデュプレックス 私たちが泊まるのはテントキャビン。木造りの壁にキャンバス地の屋根がかけられた小屋で、内部はダブルベッド1つと2段ベッドが作り付けられたベッドルームセクションと、テーブルとベンチ2つ、ウッドストーブと簡易キッチンがあるリビングセクションに分かれている。 電気は通ってるので、灯はつくし、ミニ冷蔵庫もあり、電熱式ストーブで料理もOK。暖房&雰囲気作りに抜群のウッドストーブもある。外には各テントキャビン専用のピクニックテーブルとチャコールグリル。全テントキャビン共同で使うバスルームユニットには水洗トイレと綺麗なシャワー、流し台と大きな冷蔵庫もあって、素朴ながら1週間快適に過ごせる環境が整っている。 リビングセクション ベッドルームセクション ピコは2段ベッド上段をゲット ロッジのボート付き場には、手漕ぎボート、カヤック(1人乗り&2人乗り)、カヌー、スタンドアップパドルボードなどがそれぞれ複数繋がれていて、ゲストはいつでも自由に乗ってOK。ライフベストやパドル類もすぐ使えるように作り付けの箱の中に用意されている。 私たちもキャビンに荷物を置いて落ち着くなり、湖にGo。相棒はカヌーで釣り(トローリング)、私とピコちんはカヤック、ケイはSUP&桟橋から釣りと、思い思いに楽しんだ。 サーモンレイクは水遊び&釣りに人気のスポットでもあるので、昼間は道路側の桟橋近くの駐車場は満車(といっても元々10台くらいしか停められないんだけど)で、けっこう何家族もが水浴したりカヤック出したりして遊んでたんだけど、夕方になったらロッジの宿泊客だけになってすごく静かになった。 ピコはカヤック初めてだったので、最初は2人乗りで一応漕ぎ方をレクチャーしながら湖のあちらこちらに漕ぎまわってみる。いくつか固まってある小島にも上陸して「探検」も敢行。その後、ピコが1人乗りを試したいというので、1人乗りカヤック2台に分かれて別行動を開始。ピコは全然危なげなくスイスイ湖のあちこちを行き来してて感心しました。 ピコ@ワンマンカヤックと相棒@カヌーで釣り中 夕食は相棒とケイが釣ったトラウトとマカロニチーズ、サラダ。ストリングライトを点けて、ウッドストーブに火も入れて、雰囲気アップ。 朝はゆっくり起きて、キャンプ定番のオートミールで朝ご飯。その後また湖でカヤック&カヌー。朝の湖は風も薙いでいて、鏡のような湖面に真っ青な空と緑と茶色の山の斜面が映り込んで、とても平和な光景。 サーモンレイクの湖畔にはオスプレイ(ミサゴ)が巣をかけていて、親オスプレイが湖面に見事なダイブを決めて魚を捕まえる姿を観察することができた。かっこいい! 遅いランチ(キャビンの外のBBQグリルで湖で釣ったばかりのトラウトを焼いて食べる!)の後は、ピコと私は帰り支度。今回の滞在は急遽決まったので、残念ながらピコのサマーキャンプの日程とかぶるので、私とピコは週末だけ過ごして後ろ髪引かれつつ帰宅。 相棒といとこのケイはこの後まるまる1週間滞在して静かな山の湖での釣り&ハイキング&パドリング(&デジタルデトックス)を満喫してきた。途中で相棒の親友スティーブも参戦して、楽しく過ごしてきたよう。来年はピコも私もフル参加できる日程で予約が取れるといいなあ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.07.09 14:55:47
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