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テーマ:アメリカ旅行記/生活記(952)
カテゴリ:アメリカ国内旅行
メンドシーノはサンフランシスコから約250km北上したところにある、太平洋に面した小さな村。その一帯はメンドシーノ・コーストと呼ばれて、風光明媚な海岸線とレッドウッドの深い森に囲まれた自然美溢れる土地です。想像力と創造力を掻き立てる場所ということで、メンドシーノはアーティストが集まるコミュニティとしても知られています。 全部観光サイトからの受け売りですけどね。だって行ったことないし。。 ともかく、私、実はずっとメンドシーノに行ってみたかったの。ということで、今年の独立記念日の3連休にとうとう念願のメンドシーノ・コーストに行ってきました! 初日は、家を10時過ぎに出て、サンタローザでお昼休憩&観光案内所でメンドシーノでのおすすめスポットを教えてもらい、4時すぎにメンドシーノの北隣の街フォート・ブラッグのモーテルにチェックイン。 サンタローザはスヌーピーたち「ピーナッツ」の作者チャールズ・シュルツゆかりの地なので街中のあちこちにピーナッツキャラの像があります メンドシーノエリアは観光地ということで素敵なホテルや貸別荘がたくさんあるわけなんだけど、旅行の計画をたてはじめたのがギリギリだったので、軒並み満室だったのですよ。メンドシーノには予算に収まる宿泊先が見つからず、数少ない選択肢の中からフォートブラッグのモーテルを予約したのですが、実はこれが意外な当たりでした! モーテルそのものはいわゆるモーテルで、部屋の設備がとりわけいいとか海が見えるとかご飯が美味しいとかの特筆すべき付加価値はゼロだったのですが(モーテルにはよくあるプールもなければそもそもレストランもない)、フォートブラッグの独立記念日の花火が見えるおすすめスポットや隠れ家ビーチに歩いていけるというナイスなロケーション。あとミニゴルフ場が併設されてるのもピコちん的にはとってもヒット。 そもそもフォートブラッグの滞在そのものが予定外だったんだけど、実はフォートブラッグの方が街としては大きくて、漁港や観光機関車の拠点、海洋生物の研究センター、タイドプール(潮溜まり)の観察に最適な海浜公園など、楽しいことが盛りだくさんの超ナイスな観光地だったのです。 しかも、私たちがなんとなくやってきた今日この日(=独立記念日前の土曜日)は、昼間は「毎年恒例・世界最大のサーモンBBQ@漁港」、夜には「前倒し・独立記念日の花火大会」が開かれるという、この素晴らしすぎるタイミングにラッキーを感じました。 サーモンBBQは夕方6時までということで、チェックイン後に部屋にも入らず漁港に直行。「世界最大」を謳うだけあって、並んでいるBBQグリル(しかもポータブルじゃなく常設)の数も圧倒的、ピクニックテーブルもたくさん並んでいて、看板に偽りなし!秘伝のタレにマリネしたグリルドサーモン+茹でとうもろこし+ガーリックトースト+サラダの一人分をしっかりいただいた上に、相棒の「残ってるならお代わりあり?」というダメもとのお願いにも暖かく対応してくださった漁港ボランティアの皆様に感謝です。 お一人分のサーモンBBQディナー こんな感じのグリルがずらりと並んでた 終了間際だったので、ほとんど火を落としちゃってましたが 霧の漁港にはためく星条旗、ヘイスタック(干草ブロック)もいかにもアメリカっぽい 鮭の数増やすプロジェクトを応援するために大量の鮭を喰らうという矛盾・・地元の鮭漁業振興のサポートと思えばアリなのか・・ BBQを堪能した後は、ホテルに戻って荷物を部屋に運び入れ、少し休憩した後に、歩いて花火大会の鑑賞ポイントに向かう。花火大会の会場のノヨ湾は、ノヨ川の河口奥に漁港があり、河口の海に近い側が湾になっていて切り立った崖に囲まれたちょっとした砂浜になっていて、湾の北側の岬が大きな花火打ち上げスポット、湾の南側の崖と砂浜、川にかかった高い橋が鑑賞スポットになっていた。あと、湾内に出ていた花火鑑賞チャーター漁船も、小さめの打ち上げ花火をそれぞれいくつか上げるらしい。 私たちは湾内も反対側の岬もよく見える南側の崖の縁にブランケットを敷いて座って準備万端スタンバイ。花火大会開始の8時半に向けて、空が暗くなるのを待つのみ、だったんだけど。。。 ところで、ここでクイズです!北カリフォルニアの夏の名物て何か知ってますか?答えは、、「霧」。サンフランシスコの霧は特に有名で「カール君(Karl the Fog)」て名前もあってツイッターアカウントまで持ってるほどだけど、サンフランシスコより北でも海沿いはよく霧が出ます。 もーわかりますね。そーなの、花火が始まるのを待ってる間に、どんどん霧が出てきて、どんどん濃くなってきて、大型花火が始まった9時過ぎにはもう湾内に霧が立ち込めてて、花火ほとんど見えませんでした!(泣) 打ち上げてるのは光が集まってるからかすかに見えるの。でも肝心の空にパッと広がってるところは光が散らばってるから見えないの!空が色とりどりに明るくなるだけ。色とりどりの花火じゃなくて色とりどりの霧の空を堪能しました。。(泣) 湾内の花火チャーター漁船が打ち上げてくれる小型の打ち上げ花火はなんとか見えました。漁船サマサマ。チャーター船からの花火がなかったらほんとに「花火」が全く見られないただの色空鑑賞会になるところでした。。 座った時には反対側の岬もよく見えたのに 花火大会開始前には霧がたちこめちゃって 花火大会ならぬ色空鑑賞会に・・(写真by相棒) チャーター船からの小型打ち上げ花火がなんともありがたかった みんながっかり・・夏とはいえダウン必携の寒さの中粘ったのにねー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.07.10 16:09:00
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