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まいじー日記

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2022.07.03
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カテゴリ:アメリカ国内旅行
朝起きて、フォートブラッグの街中の方に出て、スーパー&スタバで朝ご飯とランチを調達し、そのまま今回の小旅行のメイン目的地の一つメンドシーノ・ヘッドランズ州立公園へ向かう。

「メンドシーノ行きたい!」と言い続けてたのは私なんだけど、実はメンドシーノに何があるのかはよく知らなくて、とりあえず今回行く!って決めた後に慌てて見所とか調べたところ、観光サイトとかのイチオシがこのヘッドランズ州立公園だったのです。

公園の中のどこに行けば何がみられるかもよくわからないまま、とりあえずGoogleマップ様の指示の通りに公園に入ってみる。入園料支払うブースでレンジャーさんにおすすめ聞けばいいかなーとか地図もらえばいいかなーとか思ってたんだけど、入場料かからないのでブースがなく、ビジターセンターとかも見つからず、とりあえず海岸沿いをちょっと走って、なんかよさそうなところに駐車場を見つけたので車を停めて、海岸に降りてみる。

海岸は入り組んだ岩の崖になってて、狭い湾や小さな砂浜が連なり、波で削られたトンネルや橋もいくつもできていた。そして季節柄、崖の上や斜面のあちこちに野草の花が咲き乱れている。確かにこれは一件の価値ありな景観美。

ナチュラルブリッジスの数々











野草の花







椰子の木みたいな海藻、その名も「sea palm(海椰子)」がたくさん


野草の花好き兼多肉植物好きとして一番うおーと興奮したのは、原生のダドレアの花がけっこう見られたこと!多肉植物ってアフリカだったりメキシコだったりが原生のものが多いんだけど、ダドレアは実はカリフォルニアの海岸線を中心とする北中米の西部が原生地なんですよ〜〜。密猟者とかいて問題にもなってるらしいんだけどね。

ちなみにこの辺が原生なのはダドレア・ファリノサで、コモンネームは「bluff lettuce(崖のレタス)」と呼ばれてるらしい。野生だと粉が飛びやすいのか、ダドレアと聞いて思い浮かべるほど白くなくて、確かにレタスっぽいかもしれない。



崖の先端まで行ったり浜に降りたりしながら海岸沿いをゆっくり散策して堪能したところで、メンドシーノの村の中心地に向かう。中心地と言っても、2ブロックほどの間にお店やカフェが並ぶメインストリートと、かわいい昔のお家を改装した博物館やB&Bがその外側にあるくらいでそんなに大きくはない。集落のはずれにビジターセンターをやっと見つけて、観光案内のおばさまに午後の行き先のお勧めを教えてもらった後、お外のピクニックテーブルでお昼ご飯を食べた。

ランチスポットから街はずれを眺める


午後一番の行き先は、フォートブラッグに戻る途中にあるポイントカブリロ灯台。車を停めて風の強い草原の間を1マイルほど歩くと、白い壁に赤い屋根の普通のお家に灯台のある塔がちょこんと突き出しているような、なんともかわいい灯台ハウスが見えてくる。建物も可愛いんだけど、灯台の灯りのガラスもレトロですっごく素敵だった。

灯台の横には、この辺りの海岸線の磯だまりを再現した大きな水槽や季節によって見られるクジラに関する展示のある小さな水族館、1900年代頃の灯台守さんのお家の中の様子を再現した博物館などもあって、なかなか楽しいところでした。スマホを車に置いてっちゃったので写真が撮れなかったのがなんとも残念!

写真はWikipediaから


カブリロ灯台のガラスをモチーフにしたアート(ミュラル)


次はフォートブラッグに戻って、ホテルのフロントでお勧めしてもらった「ノヨ海洋科学センター(Noyo Center For MARINE Science)」のディスカバリーセンターへ。フォートブラッグのメインストリートの一角にある店舗スペースを借りた小さなセンターなんだけど、ここがなかなか展示が充実しててすごく楽しかった!

まず目につくのが大きなシャチ(キラーホエール、オルカ)の骨格標本!この辺りの海岸に打ち上げられた死骸からの骨格標本で、なんと世界最大なんだとか。他にも先月ピコちんと行ったばかりのカリフォルニア科学アカデミーと連動した膨大なカリフォルニアアザラシの頭蓋骨標本の一部とか、アラスカセイウチの頭蓋骨とか、アザラシとアシカの触っていい毛皮比較とか、素敵な展示がたくさん。



そして奥に鎮座する「オーシャン・イマージョン・ドーム」では、この辺りの海中のジャイアントケルプの森や、珊瑚礁の海、サメや鯨とのダイビングの360度映像を投影して仮想海中体験ができる。

仮想海中体験のほぼ全てのメニューを制覇し、係のお兄さんに標本作りやセンターの活動についていろいろ聞いたり、隠しクイズ「50個以上並ぶアザラシの頭蓋骨の中に1つだけ紛れているクマの頭蓋骨を探せ!」にチャレンジしたり(相棒は見事正解!)、ものすごく堪能しました。お勧めしてくれたホテルのお姉さんありがとう!

次に向かったのはフォートブラッグのメインストリートからもほど近い「グラスビーチ」。ここはシーグラスのかけらがたくさん散らばっている名所。もともとはゴミ捨て場で、当時捨てられたガラス瓶などからの破片が波で削られてできたシーグラスが今でも残っているらしい。けっこうな人数がシーグラス集めてたけど、後で見たら実は集めて持ち帰るのは違法だったらしい(どこにも注意書きなかったけど)。



夕食はまた漁港に戻って「ノヨ・フィッシュ・カンパニー」で。私は地元獲れたてロックフィッシュ(メバル)のフィッシュバーガー、相棒は残念ながら地元じゃない(アラスカ)サーモンのタコス、ピコちんはなぜかブレッドボウル入りのクラムチャウダーに舌鼓を打ちました。

夕食後もまだ明るかったので、ホテルから歩いて行けるというビーチへ。人がいなさすぎて心配になるようなトレイルを抜けた先に広がっていたのは、ものすごく細かくてサラサラの砂の上をサンドバーベナの蔓と花が這っていて、ゆっくりと流れ出る小川が作る水たまりで水鳥が休んでいる、幻想的な隠れ家ビーチでした。






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最終更新日  2022.07.24 10:34:09
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