GW特集 ★柴犬太★
今日は、★柴犬太★スペシャル!柴犬太、通称ケンタは、今年8歳になる柴犬の男の子。我が家にとって、特にモモにとっては、本当に特別な存在のワンコなのです。ケンタと初めて出会ったのは、モモがまだ東京に住んでいた頃。今から7年以上も前に遡ります。当時住んでいたマンションのすぐ目の前に、大きな公園があり、モモはその公園に朝と夕方お散歩に行くのが日課でした。ある日、母が「今日ね、モモに可愛いお友達ができたんだよ!柴犬の男の子でケンタっていうの。とっても可愛いの!今日初めてのお散歩だったんだって!」とっても嬉しそうに話します。小さい頃のケンタ。とっても可愛かったの「ケンタ?へぇ~。偶然だねぇ」実は、モモを迎える前に我が家にいたマルチーズの男の子が、ケンタという名前だったのです。偶然はそれだけでは無く、ケンタのお母さんは、私と同い年でした。何か縁というものを感じたのです。「ケンタのお母さんっていうのがとっても気さくで、またいい感じの人なのよ!」初めて会ったケンタはとっても可愛くて、もちろんケンタのお母さんとも意気投合!すぐに仲良くなり、毎日公園で待ち合わせしたりして、家族ぐるみのお付き合いをする事になりました。ケンタのお母さんは、日中、お仕事をしているので、その間ケンタを預かった事もありました。並んでおやつを食べたり、寄り添って昼寝をしたり、モモとケンタはとっても仲が良く、本当の姉と弟みたいな関係だったのです。公園で毎日会ってるモモとケンタでしたが、夕方、辺りが暗くなって「バイバイ!ケンタまた明日会おうね!」と別れると、名残惜しそうにモモの方を振り返り振り返り帰るケンタの姿が、今でも思い出されます。大人になったケンタ。凛々しい男に成長したね。 そんなある日、我が家が千葉に引っ越しをする事が決まりました。モモが4歳、ケンタが1歳半の時でした。こんなに、仲が良くて本当の姉弟のようなふたりの間を割いてしまうのは、とてもとても辛かったのでした。ケンタはドライブが大好き!「 だけど、一生会えない訳じゃないし、千葉だったら車で1時間も有れば行けちゃうから。ケンタは車が好きだから、車でモモちゃんちに遊びに行こうね♪」ケンタのお母さんがそんな風に言ってくれたのが、せめてもの救いでした。かぶりものが結構似合うぞ!ケンタさて、荷物は引越屋さんに運んでもらうとして、モモの移動をどうしようか・・・頭を抱えてしまいました。モモは車がとっても苦手だったのです。ちょっと窮屈だけど、モモはケージに入れて電車の移動にしようか。ケンタ爆睡中!目が線! ケンタのお母さんから、モモの移動をどうするのか聞かれ、電車で移動する事を伝えたら「電車で行くなんて、せまいとこに閉じ込められたらモモちゃん可哀そうだよ!車で行こう!ケンタと一緒だったら楽しいし、きっとモモちゃん大丈夫だよ!そうしよう。」ケンタの大好きな公園のおじさんと。実はこのおじさんは、犬が苦手らしい・・・そして、いよいよ引越当日、たくさんの人やモモのお友達に見送られながら、ケンタのお父さんの運転で千葉の新居まで出発しました。車が苦手なモモを心配していましたが、大好きなケンタと一緒だという事と、お父さんの優しい運転で、モモは本当に楽しそうでした。それからモモはとっても車大好きになったのです!ケンタファミリーのお陰でした。大好きなお父さんとお昼寝新居に着いた、モモとケンタは、それはもぅ大はしゃぎ!!上へ下へ大運動会でした。楽しくて楽しくて、新しい畳も一日目で、ガリガリやられました。でも、ふたりの嬉しそうな姿を見ていると、心から可笑しくて、笑えました。モモとケンタは、新しい土地で初めてのお散歩に出かけました。緑が多くて、空気がきれい。なにより、土の部分が圧倒的に多い!アスファルトで育ったふたりには、とても新鮮だったのでしょう。ふたりで暗くなるまで遊んでいました。ふふふ・・・おかしな格好で寝てるケンタ 後から分かった事ですが、マムシの巣だという藪の中で遊んだりしていました。知らなかったとはいえ、今思い出してもぞっとします!引越の日、ケンタがお泊まりしてくれました。ケンタのお蔭でモモはちっとも淋しい思いをする事なく、むしろ楽しいお引越しになりました。 本当に良かったね♪モモ。それから、何度もケンタはお泊りに来てくれたんだよね。 桜の木の下のケンタ。よく似合うよ。今、モモは10歳、ケンタは8歳。立派なオバサンとオジサンになりました。だけど、ふたりで過ごしたあの子供の時の楽しい日々は、素晴らしい思い出となって記憶の中に刻まれているに違いありません。モモとケンタはいつまでも姉と弟なのです。