妥協は嫌
家を建ててから、いろんな箇所に不都合が発生している。例えば・・・これはフレンチドアの真ん中の下の方の写真。外の光が漏れているのが分かる。2×4の家。高気密、高断熱と言われたけど、この隙間では絶対に高気密、高断熱ではない!と思う。前々から、直してほしいと依頼をしていて、パッキンが悪いとか、色々やってもらったけど、何をしてもこの隙間を埋めることは出来なかった。それで、下の部分にもう一つ、鍵を付ける事になった。その工事が今日だった。今日は、鍵の他にも直す所があった。それは、このフレンチドア・・・塗装をしてもらったのだけど塗装をしたのが、冬・・・風もあるし、塗装の臭いに誘われて小さい虫が寄ってくる。結果・・・・せっかく塗った、塗装には小さい虫が張り付き、風があるためにホコリまで埋もれてしまった。何とも お粗末な仕上がり・・・・もちろん、やり直しになった。すでに、一回はやり直してもらっているのだけど、結局、同じことで、又虫が乾ききっていない塗装の上にくっついてしまった。酷いのは、マスキングをしたのにも拘らず、ドアノブにも塗装が付き周り木の部分にもはみ出している。正直言って、プロの仕事とは思えない。フレンチドアの周りの木の部分の塗装は私たちがやる事になっていて後から塗ったのだけど、結局ペンキがはみ出してしまっているのでそこには、私たちの塗る塗料は乗らないし、おまけに汚い。どうせ、はみだしたのなら、そこを全部塗ってくれれば良かったのに・・・と思った。とにかく・・・・気に入らない。話が反れてしまったので、話を戻すと・・・その鍵はこれ・・・下の部分にこの鍵を取り付けることになったのだけど、問題は、鍵とドアの間に木が置いてあるのだけどこの木をドアと鍵の間にかまして取りつけるというのだ。木には、フレンチドアと同じ色さえも塗っていない。これでは、正直みっともないし、いかにも後付しました!!って感じ。私が愕然として、「木に色を塗ってほしい」と言った。もちろん、フレンチドアと同じ色で・・・せめて、それくらいしないと、変でしょう??けど、今日は、生憎 朝から雨が降ってしまったので、塗装が出来ないのでペンキ屋さんは来なかった。私は、絶対に先に取りつけるのは嫌だと言った。何故なら・・・先に取りつけてしまうと、後から塗装することになる。腕のないペンキ屋さんが塗ったら、又 鍵にまでペンキを付けられてしまうだろう。そんなの、もう耐え切れない・・・。この家を建てるのに、何千万円という大金をかけた。そして、何十年もそのお金の返済をしていくわけで・・・ハウスメーカーにとっては、たくさんある中の一軒の家だけかもしれないけど、私たちにとっては一生の家なのだ・・・。妥協は許さない!!それより・・・フレンチドアを付ける前に何故、風もなく虫もいない場所で塗ってから持って来なかったのか・・・ちょっと考えれば解決することなのに・・・しかも、安い塗料なのか? ちょっとした事で剥がれる!!マジ・・・ケンカ売ってんの?こんなドアだと初めから知っていれば、このドアにはしなかった。建具屋さんの話だと、このフレンチドアについているパッキンはアメリカでも国内でもあまり使われていないので、それに対応出来る鍵もないらしい。本場のアメリカでもめったに使わないパッキンを何で使うわけ???裏を知ると、怒りさえ覚える。結局、今日は、何もしないで、さっさと帰って行った。家って・・・・建ててみなければ分からない。住んでみなければ分からない。ちょっとした事が・・・信頼を失わせる。いい家を建ててくれれば、頼まれなくても、そのハウスメーカーの事をみんなにお勧め出来るのに・・・。私には出来ない。自分たちで、考えた家。すごく楽しみで、夢をいっぱい詰め込んだ家・・・なのに・・・本当に些細な事で、崩れてしまう。楽しかった、マイホームへの夢を見たあの頃に戻りたい。。。大げさかな・・・そこまで思わなくてもいい事かな・・・けど・・・どうしても妥協は出来ない。職人なら、職人らしくプロの腕を見せてほしい。お金をもらって仕事をする。という事は、その道のプロという事だよね。下手な仕事なら素人でも出来る。ここまで思うのには、理由がある。問題は、ドアだけではないから・・・建て終わるまで、色んな事があった。腹の立つ事がいっぱいだった。いい仕事をしようよ・・・。そして、お客さんが、「ここで建てて本当に良かった~」って言われるような仕事をしようよ・・・。それが、プロの維持じゃないの?ガムをクチャクチャ食べながら、お客さんと話をするのは止めようよ・・・。失礼でしょ。私たちは、ただ・・・自分たちの納得のいく家が欲しいだけなんだよ。嬉しい~という気持ちを大切にしたいだけなんだよ・・・。