カテゴリ:Movie/DVD
友達からDVD借りてきました。映画非公開シーンも含んだspecial extended editionで、なんと250分(4時間10分)!ちなみに『指輪の仲間』編、『二つの塔』編は共に208分で、シリーズ三部作を通して見ると666分。なんと11時間強です。しかしこれでも『God Father』三部作の725分にはかないません。恐るべしGod Father。
さて、今回の冷静な感想として、一作目で目立っていた登場人物の活躍がどんどん薄れていく感じ?完結編でますます威厳がなくなっていくフロドーさん。指輪の威力の前に、もうフラフラです。その代わりサム大活躍。スメアゴルからフロドーを守るわ、化けグモは刺し殺すわ、一人で果敢にオークの根城に潜入するわ。今までは「フロドーは指輪の力のせいでどんどん衰えていくんだなー」「他の人が指輪を持ったら、フロドーみたいにフラフラになっちゃうんだなー」と思っていたら、なんと途中でサムが隠し持ってオークの城まで潜入してるじゃないですか!それも何食わぬ顔して「あ、オレが持ってたよ」って、おい。。結局、フロドーじゃなくてサムが一人で来ても良かったんじゃないのか? 三部作を通してみて、やっとLOTRの世界観が解ってきました。ドラゴンクエストやってるみたいな懐かしい感動が蘇ります。この物語を二次大戦後まもなく出版したというトルーキンはすごい。もともとLOTRの原作からファンだった人からすれば、それが映像化される感動はすごいものだと思う。しかし僕らのようにLOTRを知らないながらLOTRの影響を受けて作られたドラゴンクエストやファイナルファンタジーの世界を見て育った世代としては、初めてのストーリーなのに懐かしく、しかし二番煎じじゃない壮大なスケールが広がるという、奇妙な感覚の体験である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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