よもぎ日和

ここにお嫁に来て早８年思えば色々ありました

お嫁に来てすぐは子供も居なかったし

実家の方で働いていましたが冬の雪道が危なく嫁ぎ先の方面で仕事を探す事に・・・

その時丁度これからオープンすると言う大手のスーパーのチラシが入り

レジや陳列などの外に出るお仕事はちょっと抵抗があったので

裏方の「社員食堂」の募集の欄でピーン！ときました

これなら私にもできるかも！って

料理は元々好きでしたし、楽しそう！！

すぐに応募し、面接、結果を待ち、見事合格しました

面接の時に「本とに社食でパートでいいのですか？」

「レジとか、陳列とかまだ募集してますよ、しかも社員で」って

当時は若い人が社員食堂のパートなんて出来るの？的な感じでした

新店でしたので社員さん以外は皆新人！

よーいドンってスタートで研修もとても楽しかったです

その後の募集などで第５期位まで増えましたが私は第１期で入ったので

色んな面で得でした（店長とも仲良しだったし）

私の仕事は働く社員のご飯出しだったので

お店が開店する前に社員にパート、色んな業者さんが来てまだ陳列や商品の搬入してる時から

社員食堂は既に始まっていて

平均して毎日７０～８０人前の食事をパート３人で作っていました

一番多いときで１３０人前でした

その日のメニューのごはんの方かめんの方のどちらかを選んでもらって

前日～当日の朝まで申し込む

私たちはある程度予測を立てて前日より仕込みをしておく

一日の仕事を分担し、仕込み、調理、洗い物・買出しに分け

回り番でシフトを組みその仕事に専念する

定食形式のごはんの方はメインのオカズに必ず付け合せが付く

例えば焼き魚の時はおひたしなど、フライの時はサラダなど　

小鉢（２種類用意で主に煮物からどちらか好きな方）

デザート（２種類でゼリーやフルーツから好きな方）

パンかごはん（どちらか）

味噌汁

その日によって違いますが

うどん・そばの日とラーメンの日があり

それぞれ小鉢・デザートが付く

ごはんもどうぞ！

ってな感じに大量に大きなお鍋を振って作っていた

手はまめにやけど、切り傷だらけでしたがほんとに楽しかったし

すごく懐かしい

皆の「おいしかった～」といってくれる笑顔が

今ではいい思い出とともにその時の経験が私を支えています

時たま家族用の小さいお鍋を振ってると

思い出す私の大切な時間です