マクルーハンの「人間拡張の原理」
学生時代に読み込んでいた本である。当時は借りて読んだものだが、今は、手元にある。原著の発行は、機械万能の時代である1960年半ば。ほどなく邦訳も出て、ちょっとしたブームであった。そして、人工知能が議論された1980年頃に、再評価されていたように思う。IT万能、全盛の今、再び読まれるべき書であると思う。というわけで、今日、さらりと再読してみた。何度目だろうか。お勧めの1冊だが、入手が難しいかもしれない。アフリは作れなかった。それもそのはず、今は「メディア論-人間の拡張の諸相」となって、「みすず書房」から出ている。手元にあるのは、1400円だが、「メディア論-人間の拡張の諸相」は、6090円もする。そして、訳者も違う。しかし、原著は同じであろう。原著は「Understanding Media : The extensions of Man」である。邦題は、近訳が直訳的であるが、我が理解によれば、この著の主張は「人間拡張」である。0718【送料無料】 メディア論 人間の拡張の諸相 / マーシャル・マクルーハン 【本】楽天で購入