JARLとJALの問題
JALに於ける問題とは、経営破綻に伴う年金カット。年金原資の運用に失敗し、不足額をJALが負担し、それが経営悪化を加速した。「年金」は、加速させたのであって、主因は、政府官僚にあって、純粋に「政治問題」である。が、事実上破綻したからには、社員も、年金受給者も、取引業者も、そして株主も、砂を被らなければならない。「主因」あるいは「元凶」、であるにも関わらず、被らない人たちがいる。鳩山政権は、どうする。で、↓JARLって? www.jarl.or.jpごもっとも、多くの人々は、「R」が入ったら「何?それ?」であろう。特定の人達の、親睦団体であり、圧力団体であり、国際的組織の日本支部であり、社団だが財団に近い質を持ち、ジャールと読まれている。そして、「R」は、Radioを指している。日本語では、社団法人日本アマチュア無線連盟。この団体の主たる目的は、「その権益を擁護する事」である。まさしく圧力団体なのである。会長も国会議員が務めており、それも、ここ30余年、同じ人である。それが、社団の財産が毀損して、会員へのサービスを提供出来なくなった。表向きの理由はJALと同じで、低金利による運用の失敗である。あくまでも表向きの話...この問題は、バブルの頃から指摘されていて、20年来の問題。そんな中、JALと呼応するかのように先日、連盟から、お便りが届いた。「終身会員」へのサービスを、平成25年3月31日で、打ち切るという「通知」である。世界的組織なのに、西暦を使わない不思議さは、さておき、会費を徴収しているにも関わらず、カネを使ってしまったので、ない袖はふれないと、居直った感じを通知の文面から、藻緯羅は受ける。カネにまつわる問題は他にもある。集めた寄付金を適正に使わなかった問題。これも、藻緯羅の中では、まだ燻っている。会員である藻緯羅から見れば、この組織は、会員の利便性の向上へは寄与しなかった。最大の利便性は、一度、開局したら「無線装置の更新」を、認可制でなく、一定の範囲内で、届出制にすることである。しかし、今もって、実現していない。ある人達が、認可権を手放したがらないからである。30余年の間に、藻緯羅には怪しげに思える外部団体も産まれた。そして、「電波税」も徴収されるようになった。会員全体への、成果は何も無いと言っていい。送信出力は倍にもなったが、そんな「認可」は不要である。アマチュア無線は、趣味の王様の一つであるが、大電力で交信を成功させても、面白くもない。周囲に「迷惑」をまき散らすだけである。小電力で遠距離と交信するところに意味がある。電波の通信への活用が試みられた時代から、延々と続けられている、そういう努力への、「ごほうび」が、「一定範囲の電波の自由利用」なのである。この問題の根っ子は、とても深く、かつ広い。[楽天市場]中部特機産業 楽天市場店1,089,000円TS-990S ケンウッド HF/50MHz帯トランシーバー 出力200W