日本で一番楽しい歯科医
「日経ビジネス」を読んでいたら、患者より従業員を大事にしている、歯医者が、関西にあるという。ヨリタ歯科クリニック↓である。 http://www.yorita.jp/ということは、かなりの歯医者で、従業員は不遇???記事を参考に話を進めると...日本には6万軒以上の歯科医院があるが、これは4万軒あるコンビニの数を越える。藻緯羅の近所でも、コンビニより歯医者の方が多いのだが、それでも、藻緯羅の歯は悪くなった!?多過ぎて、どの歯医者に行っていいかわからない?待合室に誰もいないと、不安...そんな状況で、ヨリタの1日の平均来院者数は120人、年商というのもなんだが...売上げは2億5千万円にのぼるという。この驚くべき集客力の秘密も、どうやら「楽しさ」にあると記事は書く。例えば、靴を脱いで上がると、「こんにちは」女性職員が受付からわざわざ出てきて、ご挨拶。 そして、まずスタッフによる「カウンセリング」を受ける。この治療前カウンセリングには30分程度かかる。治療は? ヨリタの基本方針は明快だ。 なるべく削らない。やむなく削る場合は インフォームド・コンセントを徹底する。 治療後の「予防」に力を入れる。 医院の2階は治療室だが、 3階は予防のための専用スペースである。ここまでは、普通の流れのように思うが...靴を脱ぐのも、ほとんどの歯医者はそうである。むしろ、今、通っている歯医者は、靴を脱がない。その方が、むしろ少数派であろう。しかし、===新人の採用を決めたのは、その先輩たち自身なのだ。ヨリタの寄田幸司院長は言う。「初めは僕一人で採用を決めていたけれど、 辞めていく人も多かった。 今は採用は、一緒に働く現場のチームに任せています。 一緒に働く人の目で見るのが一番分かるし、 自分たちで採ったからにはちゃんと育てようとしてくれるので」===というのは、かなりユニークである。一次選考は先生がやって、決定権を委ねるのだろうか?それとも、完全にまかせているのか?確かに、患者に対しては普通で、従業員に対しては、「工夫」をしている。従業員のヤル気度が高ければ、患者もハッピーということなのだろう。ということは、歯医者は、スタッフの扱いに苦慮しているということか。だとしたら、その理由は???