福島原発事故後の甲状腺癌調査報告
日経メディカル電子版が↓12月13日付で、JAMA誌電子版を引用して、 medical.nikkeibp...201812...「福島原発事故後の甲状腺癌スクリーニング結果」について伝えている。福島県立医学の大津留晶氏らは5年間に行われた2回のスクリーニングに参加し事故時点で18歳以下だった小児のデータをJAMA Otolaryngol Head Neck Surg誌電子版に2018年11月29日に報告した。調査は、2011~13年と2014~15年の2回行われた。参加者数は第1回が29万9905人、第2回が27万1083人であった主な結果を拾うと、・悪性ないし悪性疑いと判定されて手術を受けた患者は152人・第1回では事故時点で6歳未満の腫瘍ないし悪性疑い者は未発見。・第2回でも事故時点で5歳未満の腫瘍ないし悪性疑い者は未発見。・日本の癌登録データの甲状腺癌年齢階級別発症率と比較すると、 参加者の過剰リスクは、15~17歳が63倍、18~20歳が50倍、 21~22歳が38倍と推定された。ドリテック パルスオキシメータ OX-101BLDI ブルー