高校生級だが、東大6年生の論文は政策に使える有意義な成果!
2024年10月21日(米国中部夏時間)、”JAMA Network Open”にオンライン掲載された、宮脇東大特任講師/青山東大医学部6年生/津川カリフォルニア大准教授による論文は、内容的には高校生級だし、予想された結論ではあるが、科学的に裏付けた意義は大きい。論文の邦題は、 「 風邪への抗菌薬処方と関連する診療所の特性 」日本では、処方するべきでない「抗菌薬処方」が多く行われていて、耐性菌を増やすと、世界から問題視されている。どのようなケースで過剰処方が行われているかについて、藻緯羅は、推論的な記事や、アンケート結果は読んだことはあるが、科学的に意味ある記事は、この論文が初めてである。東大のリリース↓から拾うと、 u-tokyo.ac....pdf・全国の診療所における97万人以上の外来受診データを分析 (2022〜2023年 1,183診療所)・2割の患者に抗菌薬が処方され、広域スペクトラム抗菌薬が9割を占めた・院長の年齢:60歳以上は45歳未満に比べて、オッズ比が 2.14・患者の寡多:58人/日以上は35人/日以下に比べて、オッズ比が 1.47・担当医師数:グループ診療は医師1人の診療所に比べて、オッズ比が 0.71・院長の性別:有意差ナシ抗菌薬に関連する資料↓ kankyokansen.org....pdf[楽天市場]楽天ブックス2,090円抗菌薬が効かなくなる -AMR(薬剤耐性)との闘いに人類は勝てるのか? AMR(薬剤耐性)との闘いに人類は勝てるのか? [ Sally Davies ]