テーマ:気になったニュース(30958)
カテゴリ:特許・知財・技術
JAXAが、先般、小惑星探査機「はやぶさ2」が地球に持ち帰った、
数多くのサンプルの”初期分析・研究成果”に関する論文を、 科学誌「Science」に掲載したと発表↓ jaxa.jp/press/2022/09/20220923 それによると... ・リュウグウ母天体は太陽光が届かない星雲ガス中で生まれた可能性が高い。 ・サンプル中の結晶に閉じ込められた液体の水を発見した。 ・存在した液体の水から、サンゴ礁のような形をした結晶が成長していた。 ・リュウグウサンプルは包丁で切れるほど柔らかいことがわかった。 ・リュウグウの形成進化をコンピュータ上で再現した。 リュウグウ母天体は太陽系形成から約200万年後に集積し、 その後300万年をかけておよそ50℃まで温まり、 水と岩石の化学反応が進行したこと、 直径100km程度のリュウグウ母天体を破壊した衝突天体の大きさは せいぜい直径10 km程度であること、 現在のリュウグウは、 衝突点から離れた領域の物質からできていることがわかった。 あのわずかなサンプルから、 これだけのストーリーを、それなりの根拠のもとに 描き出してしまうほど、サイエンスは進歩した、 そして、今も、さらに加速度を増して進歩中。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.09.23 13:30:09
コメント(0) | コメントを書く
[特許・知財・技術] カテゴリの最新記事
|
|