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白内障と老眼で、本格的読書から遠ざかっている。
1冊を一気に読み通したのは、数年ぶり??? 老眼になる前は、1時間もあれば、 このくらいの本は、読み終えていたのだが、 3時間も、かかってしまった。 帯の反対側を撮ればよかったのですが↓↓↓ そこには、”泣いたり”、”笑ったり”とありました。 泣いたり、笑ったり...したのは藻緯羅でした。 こちらは最後のページ↓↓↓ これらも大いに楽しめました。 時間を追って、”4章”だてですが、 トットの人生は、 戦中戦後、学校時代、NHK時代の三つに分かれる感じ。 戦中戦後に2章を当てているのは、 そこを描くのが、続編を発表した大きな動機だからでしょう。 じっくり読んでいくと、 「育児書」であり、「人生の道標」でもある。 香蘭の生徒とは通勤中に御一緒だったので、藻緯羅は懐かしかった。 しかし、 「時とところは世のさがぞ 咲くはわが身のつとめなり」 が、校歌の一節であることは初めて知った。 渡辺和子の著書に「置かれた場所で咲きなさい」がある。 彼女もクリスチャンである。 こんなところに住めるか! こんなところで働けるか! こんなところで生きていけるか! というよりも... そこで咲くことに努める。 そういうことだろうか。 「ユダヤ教-キリスト教-イスラム教」は、 反目しあって戦争のタネになるようにも言われるが、 いわば一つの宗教とも言える。 時間を追って”改良”されて名前が変わっただけとも。 それだけに、 本質的には進歩派と保守派の反目、妥協が困難なのだろう。 もっとも、今の戦争の本質は、 宗教対立でも民族対立でもない。 政治闘争/権力闘争、すなわち「金のなる木」の奪い合い。 それにしても... ガザの人々は、 「置かれた場所で咲こう」としているのだろうか??? 人口の半数は10代以下とも側聞する。 病気・飢餓・戦闘で寿命が短いのかもしれない。 1,650円 続 窓ぎわのトットちゃん [ 黒柳 徹子 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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