京菓子手作り体験&神泉苑平八
前回の日記で、「今回の帰省の目的は3つ」と書いたんですが、あとひとつは何かと言いますと、母の希望で出かけた「京菓子手作り体験」です。二条城のそばにある京菓子屋さん「よし廣」で、事前に申し込むと生和菓子の手作り体験ができるという情報を得て、母が申し込みました。インフルエンザの影響で、今年の京都の観光客&修学旅行生は激減したようです。手作り体験もその余波をうけていると思われましたが、予想以上におもしろかったです☆まずは手を洗って席につき、机の上においてある箱をあけると、職人さんが作ったきれいな京生菓子が2つと、同じものが作れる生地が入っています。見本を見ながら、かわいらしい女性の職人さんが生地のこね方や色のぼかし方、形成のしかたなどをおしえてくれます。 右の水色のお菓子はあさがお、左のピンクはナデシコです。私みたいな初心者でも、こんな感じでできあがりました★ヽ(*´ω`)ノ゙ でもやっぱり、職人さんの作品はおみごとです。手際がよくて形もきれい。季節によって、作るお菓子も変わるそうです。見本2つと自作を2つの計4つを箱に入れて持って帰ることができ、その場でもお抹茶とお菓子を出してくれます。職人技も目の前で見ることができて、一人1,890円はお得だと思います♪ご家族やお友達同士で作ってみると、いい記念になると思いますよ.+:。゙d(・ω・*)そのあと、神泉苑平八でお昼を食べました。私も知らなかったんですけど、神泉苑というお庭は平安京で一番古いお庭なんだそうです。源義経と静御前もここのお庭ではじめて出会ったとか。なんかロマンチック・・・(´ω`*) 神泉苑の中にある料亭が平八です。今度母が友達同士で集まるときにつかうらしく、お料理の下見もかねてお昼の懐石をいただきました。 お刺身だけ写真を撮るの忘れてました(^^;きれいなお庭をながめながら、個室でゆっくり食事ができるのでとてもよいところでした。食べ終わってお庭を見学していると、突然白装束の集団がドドドっと現れて、お参りをはじめました。何事だろう?!と思ってわきによけて見ていると、まわりにいた参拝客たちがみんなひざまづいて数珠を片手に頭を下げていました。お参りを終えたあと、先頭にいた修行僧がひざまづいた人たちにお加持を施されました。母と私も何がなんだかわからないままに受けさせてもらいました。一団が疾風のように去ったあと、となりにいた年配の女性に何事だったのか聞くと、その方々は比叡山の修行僧で、めったに出会えないとてもありがたい方だとか。家に帰ってしらべてみると、比叡山の荒行のひとつ「京都切り廻り」というらしく、阿闍梨(あじゃり)さんが年に1度だけ京都の街を加持を施しながら廻られるとのことでした。長い間住んでいたのに、京都のことを知らなくてほんとに恥ずかしいかぎりです(^^;でも、めったに出会えない一行に出会えて、とてもラッキーでした☆