カテゴリ:父の死
私は目に見えないものはあまり信じない方で
例えば占いは見たときは「ふーん」と思っても 次の瞬間に忘れてしまうし 宗教も先祖の為にあるものだと思っている。 それでも最近運命の流れを感じる事がある。 父が入院する前、 介護保険を利用し始め、お風呂にも入れ髪もきれいに してもらった。 ベッドも元々処分しようと思っていて 介護用のベッドが来る時に市に引き取ってもらう予定にしてあった。 ちょうど救急車で運ばれたのはベッドが来る朝の 何時間か前の事だった。 ショートで空いているのでどうかと提案があったけれど まずは今まで滞納している家賃や光熱費などを支払いしてから、と 延期してもらっていた。 もし行っていたらショートステイ先で大変な事になっていただろう。 引越しの事もある程度段取りはついていて正月に 妹たちが行って片付けるつもりでいたのだ。 もっと言えば私の家にいたのは 地元の国立病院に通っていたけれど たまたまこちらにリウマチの権威の医師がいるという事で 通院し始め、入院した事がきっかけで もし、N市の自宅で倒れていたら 救急車も呼べず一人で死んで発見されていただろう。 全てがこうなるように動いていたように思う。 父も私たちも知らない所で運命は終息に向かって 流れを作っていたのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年01月06日 17時45分45秒
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