続・1級からの上達を目論むブログ

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  ニュートラル理解までの話3【実験結果】

  お世話様です。前回の続き。雪上でのポジションを確認する秘密兵器を作った自分は、人の少ない平日に秘密兵器のテストに出かけた。この日は朝から良い気付きがありました。ブーツを履くとき踵をトントンして踵を奥までしっかり入れますが、いつもは片足入れてバックルをしっかり締めてから次の足を履くのに、この日はバックル締める前に片足ずつトントンやって両足の踵の収まり具合を確認しながら左右均等になる様にバックルを締めていきました。これが伏線になるのですが、そのうち話に絡められれば。さて、まずはいつもの雪上エクササイズ課題をこなす。この日の板はヘッドのスピード先生。こう言うポジション確認はスピード先生なんだよなあ。正しい動作に正しく反応をくれるところがとても良いです（＾＾）で、適当に滑った後、秘密兵器を取り出す。ごそごそ．．．。ヘルメットには既に輪っかを付けて、カラビナを付けるだけにしてある。くそ！紐が絡まる！なんとか紐をほどき、クリップを板のトップへ．．．。くっ、前屈が結構キツイ。それでも片方ずつなら何とか付けられた。むう、ヘルメットから左右スキートップまで伸びた二本の紐は地味に異形です。が、実はそれどころではなかった。自宅でポジション取った時は何ともなかったのに、雪上ではとんでもなく窮屈に感じる。おかしい。自宅で紐の長さを決めたので長さは今と全く一緒のはず。いざ実走。まずはターンしてと。あれ？ピン（クリップが外れる音）クリップを付けなおして再度。3ターン後、ピン！ええっ？これが本当に床上と同じ長さ？実験以前にあまりに窮屈なので、やむを得ず5ｃｍ程長さを伸ばしました。これで何とか滑れそう。いざ！勝負！おっ、いいぞ！何とか滑れる！ちょっとずつスピードが出てきて、切替のところで紐が張ったなと思った直後、ピンッ！・・・・。おい、外れすぎだろ。てか自分、床上でイメージしてたポジションと全然違ってるじゃん　ｏｒｚランキング参加中です。​​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2023.01.14

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  ニュートラル理解までの話2【ポジション確認を目論む】

  お世話様です。最近のブログで次は回旋量を増やす練習をしていこうと書きました。が、その前に何となくやっておいた方が良いだろうと思うことがありました。それは、​床上で練習したポジションがキチンと雪上で行えているのか？​その確認です。と言うのも、床上でできたはずのことが雪上で出来てない。そもそも雪上でやってるのは滑りの要素なのでタイミングや感覚が掴めないと言うのはありますが、回旋に関しては明らかに思う関節が動きません。股関節が緩んでないのも確かですが、それ以外の可能性であるポジションも一応潰しておきたい。じゃあ何をどうやって確認するのか？自分が確認したいのは板の上の頭の位置。床上で正しいポジションを取ると、頭の位置が板のトップとビンディングのトーピースの中間上位に位置します。果たして自分はこの位置で滑れているのか？と言う訳で、100均で物色し以下の道具を買ってきました。〇3ｍｍのビニール紐​〇小型のカラビナ×2ケ​〇クリップやり方は簡単。左右板のトップにクリップを挟む様に取り付け、そこから紐を伸ばしヘルメットに結ぶ。結ぶ所は前部のベンチレーション口が丁度良かったのでそこの左右それぞれに結びました。一応取り外しやすいようにカラビナを付けます。自宅で板とブーツを履いて鏡を見ながらポジション作って、こんなもんかなと思う位置に紐を調整。嫁に見つかると恥ずかしいのでこっそりやる。結果だけ教えてあげよっと(笑)うん、良い感じ！​．．．しかしこれ、恥ずかしくないか？​なるべくなら人の少ない平日に、しかも人気の少ないやりたいな（＾＾；​はてさて、結果は如何に？​これも一応ニュートラル理解の遠因に。。。ランキング参加中です。​​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2023.01.13

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  ニュートラル理解までの話1【何か腑に落ちない】

  お世話様です。スキーを習っていて、今まで一番難解だなと思ったのがニュートラルを作るこれかも知れません。思えば遡ること十余年、転勤をきっかけとしてスキーにハマり、スクールに入ったり雑誌やハウツー本を読んだりして上達の為のスキー理論をかじり始めたころ、​やたらと目に入るのニュートラルと言う言葉。​例えば雑誌の検定一級合格潜入企画での不合格者に対するコメントエッジを入れ替えてるだけでニュートラルがありませんね。ターンとターンの継目にニュートラルを入れるようにしましょう。八方尾根スキースクールなんて不整地小回りでもニュートラルがないとのコメントが．．．。ん？ただエッジを入れ替えるのは何故ダメなの？ニュートラルと言う言葉だけが先走りしていて、なぜ必要なかがどうも腑に落ちません。で、何人かのイントラや上級者やに教わった時はターンを引っ張り過ぎ！3時9時でターンを戻しに行かないとニュートラル作れないよ。​​え？途中でターン止めちゃうの？​​それで滑るとｏｋもらえるけど、板がびよーんといかずに何か気持ち悪い。それが正解、新しい感覚は初めは気持ち悪いものだと言うけれど、​何かが違う。直感的にこれが正解とはどうしても思えない。​​​​この違和感はなんだろう？何が正解なんだ？​​​そんなモヤモヤが続き、​​​一級合格した後はニュートラルの可否は一旦保留とし、考えるのを止めにしました。​​​続く。ランキング参加中です。​​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2023.01.10

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  荷重方法の四段階

  皆さま、あけましておめでとうございます。題記の件、雪上要素で紆余曲折・悪戦苦闘中しながら解ったこと。どうやら自分、スキーヤーズラボが教えようとしている荷重をきちんと理解していなかったようです。自分の場合、一番最初に教わったのはプルークボーゲン。板をハの字にして外板側に上体をエイっと傾けてやると板に荷重が掛かり反対方向に曲がります。これを第一段階。こればっかりだと外足を踏もうとすると角付けが緩んでしまいズレてしまう。次に押し出し荷重。足を開き出しで押し出すことによるズラし荷重。プルークファーレンなんかはこれになりますね。一級までの要素もだいたいこれ。これが第二段階。これは角付と荷重が分離できないので内力と外力のバランスを取るのが難しく、シチュエーションが難しくなるほどに乗り手に求めれるセンスが激増する。ある意味この荷重方法でクラウン迄取れる人は天才。次、何もしない荷重。上体も傾けず、足も開き出さず、角付けして待っていればターンが山回りに差し掛かったところで外板に勝手に荷重される。自分、スキーヤーズラボで教えてるの荷重はこれだと勘違いしていました。仮にこれを第三段階としましょう。で、今回気付いたやつ。スキーヤーズラボではしっかり解説してたはずなのに何故か自分の頭で結びついていなかった。参考動画で解説した方が良いですね。​【基礎スキー】ショートターンのコツを低速で伝授します。​4：00過ぎあたりから、太田選手が「踏む」と解説してるのがまさに自分が理解した第四段階の荷重です。一見、ハの字スタンスでグッグッとやってるだけですが、​実際には内股関節を緩めて外足を踏んでます。​決して外足を突っ張ってる訳ではありません。​内股関節を緩めるってことは外股関節も緩んでいます。​そのことで角付けを保ったままスキーの面に荷重することができるので、板が撓んで走ります。小回り用の板はこれをやらなくてもそこそこ曲がってくれるので、今まで気付きませんでした。思えば昨シーズン、コブで壁にトップからドンッとぶつかった後で内股関節を緩める動きをすると下に落とされずに横方向に走るので「これは良い！」と調子に乗ってやってたのですが、これが正解の50％そこまでできればコブの場合は溝があるしトップから当たった返りがあるので、内股関節を緩めてれば「踏む」をしなくてもそれなりに走ってくれたってことですね。先日もしやと思いＲの大きい板でやったら踏んだ直後に凄い曲がってくるので、そこでようやく理解しました。選手たちはこの動きをするからＧＳ板でもキュンキュン曲がるんですね。ＳＡＪでも「面で踏む」と言うことは多分このことを指してるのでしょうけど、全く気付かず．．．。が、この動作言うは易し行うは難し。例えば内股関節が緩まないと外股関節も突っ張ってしまい、それだとクロスアンダーに繋がりません。この時背筋に力が入って突っ張ってしまうと自分の足元に板が返ってこずに上に抜け、しかも腰を痛めます。背中は緩んで前傾を保ったままで股関節を緩ませて荷重できないと駄目。めっちゃむずい。床上からの練習して雪上でも練習して、完璧には程遠いものの、​​とりあえず中緩斜面位の大回り～総滑では遊べるようになってきました。​​​​​板がグインと返ってきて一段も二段もラインが上げられます。​​​で、斜度が緩くても失速しなくなるしターンも深くなります。前は混んでいるとぶつかってしまうかもと怖かった斜面でも、動いてる相手より物凄く曲がるしコントローラブルなので、相手がゆっくりに見えてぶつかる気がしなくなりました。良いことばかり書いてますが、​​クロスアンダー習得は途上も途上。​​まず、回旋入れると難易度爆増。踏むと背筋に力が入り上に抜ける＆腰が痛む。しかも外力回旋で勝手に曲がってくるポジションも速度を上げると外れるので曲がらなくなり横に間延び。どの程度やれば目標のレベルに達するのかも見えないけど、練習する度には上達してる．．．。うーん。とりあえず、​先は遠いけど収穫は多いって言う近況でした（＾＾；​ランキング参加中です。​​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2023.01.04

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  解けない知恵の輪

  お世話様です。今シーズンも順調にポジションを整え、このまま一気に上達か？と思いきや、早々に上達の壁にぶち当たりました。フラットをベースに滑りを作るのは良いのですが、そこから山回りで角を立てたまま面を踏む、と言うのが、左外足でかなりできない。できることもあるけど、できないことの方が多い。プルークに戻って角が立った状態からだとできる。が、パラレルに戻してやると身体ががそのポジションに入れない。で、角を立てて踏むことばかり考えてるとバランスが崩れてダメになる。で、またフラットを意識して、の繰り返し。ここにさらに回旋が入ってくる。これがさらに踏む動作を難しくしている。​うーん、解けない知恵の輪の様相。​こういう時、​​あ、今シーズンもうこれ以上上手くならないかも​​と瞬間的に気分が落ち込みます。で、少し時間が経ってから気を取り直してあれこれ打開策を考える。今まで何回も壁に当ってきたのに、当たるたびに一度は落ち込む(笑)そこは進歩がないなあ(^_^;)さて、気を取り直して何とか考えよう。そうだ！​まずは真似したいと思う上手い人の小回り動画を分析するか。​ユーチューブでポチポチ探すとヒットしたのがこれ。​松沢聖佳 跳躍するショートターン SG2021年1月号付録DVD​うーん、上手い。これを0.25倍にして再生。ドットを置く考え方は自分とはレベルが違い過ぎるので保留するにしても、滑り方そのものは今教わってるフラットベースの滑り方とそう変わらない様に思います。下半身の動きやスキーの動きに着目して観察する。うーんこの、​ターンマックスの外足側の膝の向きがエグイな。​捻られすぎて膝が雪面を向いてる。​なのに膝とスキーはしっかり同じ向き。​スキーヤーズラボのエクササイズでここまで外足を捻ろうとしたら、内股関節を相当緩めて外足をフリーにしてやらないとできないぞ？外足は外力で捻られるにしても、股関節をガッチリ固めてると可動域が狭くなります。特に内股関節を緩めてやることで初めて外足がフリーになり、可動域が大きくなる。それなのに自分は右内股関節が緩まず、よって左外足もフリーにならず、よって外力に捻らされることも足りずに身体の下に返ってこない。このポジションから板が走れば身体に向かって板が返ってくるので遅れることがないのだろう。外力内力グラデーション掛けながらもっと捻りを意識してみるか。次、どこがフラットなんだろう？ここからここで切り替わってないの？え？ここでも？よく見るとまだフラット迎えてません。ここにきてようやくフラット。つーか跳んでるし(笑)完全に外足→外足の切替ですね。一見後傾に見えますが、重心を谷に落としに行かずに外足踏みながら板が身体の下に返ってくるのを足場にしながら次のターン方向（山側）に重心を運んでいるので、後傾にならないんですね。ここからの造りは合ってる気がします。この時点で股関節切り替わって外足軸ができていつでも踏める体勢ができてる。外板を身体の下に置いたままにしてるけど板が走るので足は勝手に出て外板のトップが噛んで板が勝手に回されてくる、と。さすが女王。が、これを真似して走りが無いのに足を出す練習すればターンの構造が崩れて終わり(笑)まずは走りや反発を生み出す山回りから攻略しないと。自分は回旋の解釈が間違ってる気がする。ターンマックスの回旋のところ。床上で同じ動きを練習すると、回旋しても角は立たないけど、​回旋の外足はプルークと一緒だから、ブーツを履いて正しくやれてればそれだけでも角は立つはず。​ターン後半はエッジを立てることを意識するより回旋量を確保することに注力してれば、勝手に角が立ち反発も生まれるはず。その方向で練習してみるか。​うーん、難しいなあ。​ランキング参加中です。​​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.12.27

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  2022シーズンの左右差

  お世話様です。自分、定期的に左右差のエントリーを書いてます。今回はこちらのエントリー​フラットと左右差​から若干進歩しました。シーズン初めに左外足が踏めないのは今シーズンも相変わらずです。昨シーズンは両足をガニることである程度解消されました。今シーズンはここから一歩進んで、左右足裏の荷重点も違うことに気付きました。右は踵と小指球（子指球）で踏んでます。拇指球は圧が来た時に押さえるだけ。左は意識しないと踵と母指球で踏みたがる。そうすると角が立ってほしくないターン前半に角が立つので骨格で圧を受け止めるポジションに入れません。昨シーズンはこれをガニることで強制的に踵と小指球に持っていってましたが、足裏からポジションを作った方が間違いがなく簡単なことに気付きました。ユーチューブでヒットしたこの動画​Basic01】スキーの基本ポジション、誰も教えてくれない本当のことを暴露します！これマスターしないと限界は低いままです​この動画の2：00過ぎから4：55迄の話がそのまんまですね。少なくとも自分は当てはまりました。​​​こうやって理屈で整理しとくとポジションの修正がどんどん楽になります。​​その積み重ねか、今シーズンは迷走期間が気持ち短いです(笑)​​​ランキング参加中です。​​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.12.24

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  今週の筋肉痛

  お世話様です。初滑りの筋肉痛ですが、​ふくらはぎが金曜まで治りませんでした。​いくら何でも酷すぎると思い対策実施。さすがにブーツのリアスポイラーをいきなり深く入れ過ぎたのでは？との懸念から、翌週はリアスポイラーの取付位置を２ｃｍ程上に上げました。これでしばらく慣らすことにします。​翌週は泊まりでがっつり整地からパウダーまで滑り、​新たに購入したブラストラックもめでたく火を吹き、試乗会と同じく乗りやすいことを確認。昨シーズンの終盤に導入したオガサカのＳＥ君も春と雪質変わっても技量や目的に丁度良く、最高。で、その翌日の筋肉痛は．．．。​​​​おしり​​​​でした。が、先週と違い嫌な痛みではなく、​大殿筋に乳酸が溜まった普通の筋肉痛。その他箇所のふくらはぎ・膝回り・腿前・腰・脇・背中はセーフ身体の方もいい感じでスキーに慣れてるようです（＾＾）ランキング参加中です。​​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.12.21

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  板が遠い？

  お世話様です。板が遠いですねスキーヤーズラボでよく言われる指摘内容。具体的に何が遠いかと言うと、胴体と外スキーの距離です。日本ではとにかく身体から板を離せと教わりますが、これと真逆。日本の場合は、深い角付をするためには外脚を伸ばして外板を遠くに離さないと角が立たないから板が仕事をしてくれないよね。そういう方向性。何故そうなるかって？要因は色々ありますが、根本的に股関節使っての外向傾を教え切らないので板を離さずに角付けできてないから。​そうなると身体から板を離さざるを得ない。​それに対して海外の強豪国オーストリーのメソッドでは、​板を離しすぎず身体の下に置くのはイントラ達が割と最初に教わる内容らしい。​そのベースには、股関節使った外向傾の基本もさることながら、​板に仕事をしてもらう​という考えがあるようです。​板が仕事をするのに一番都合の良い状態は、良いところに乗って何もしないこと。​もしくは良いところから外れないように荷重すること。そうすると板は身体の重みで仕事をして動いてくれる。外板を出したり押しずらしたりして板と身体が離れすぎると、板から荷重が外れてしまい板が動かなくなってしまう。整地でもそうですが、パウダーや不整地ならなおさら。​ 夢に向かって滑れ！U16日本代表合宿ドキュメント　アルペンスキー 河野恭介​動画のエクササイズ、5：30秒過ぎからの内容。外足に乗り込んでフラットにした結果トップが落ちる。この感覚が身体の下に板を置く、身体から板を離し過ぎない感覚そのものです。モサモサ苦手だって言うから、​​このエクササイズの感覚で滑ってもらってら普通に滑れるようになった。​​身体の下に板があれば飛ばされても板と一緒に飛ばされ、ズレたら板と一緒にズレるだけ、いつでも荷重できるポジションに居るので怖くない。しかも荷重すれば板は撓んで仕事して（動いて）くれます。​まだ股関節での外向傾が見に付いていないので足場が動かせるモサモサ限定ですが、​このエクササイズの意味を理解したようです。で、それを教えた自分も何故か調子良くなりました。いや～WINWINですね(^^)​​​​​​​​​​​​​​​​​ランキング参加中です。​​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.12.18

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  初滑りでの筋肉痛から原因を推測

  お世話様です。今シーズンも某所でひっそりとシーズンインを迎えました。やはりスキーは楽しい！が、その翌日、身体の各所がありえないほどの筋肉痛に。ここ2シーズン、スキーで筋肉痛にならないのがプチ自慢だったのに​そのプチ自尊心は脆くも崩れ去りました。​​​なんでこんなことになってるんだ？​​うーむ。まず落ち着こう。過去を振り返るに、スキーヤーズラボのオフトレでも、トレーニング後の痛みから、緩んで無い箇所や無理に動かしてる箇所を突き止めブレークスルーを果たしているので、今回も振り返って原因を推測してみることにします。下から順に、まずはふくらはぎ。ふくらはぎが筋肉痛になるのが一番良くないって言いますね。最悪に近いとか(笑)ふくらはぎはスケーティングやり過ぎると筋肉痛になるのは、夏油でドジボさんと端のコースから何回もスケーティングで帰ってきて体験済み。が、今回はスケーティング無し。これは​​​​​​ブーツにリヤスポイラー入れたことによる反作用では？​​​​​​リヤスポ無しだと黙っててもクルブシ下に荷重するのですが、リヤスポ入れると良い感じに母指球で踏めてしまい、それじゃマズいぞとクルブシ下に戻そうと足首を伸ばして調整してました。​​​これか？​足首を伸ばすこと自体は悪い戻し方ではないけど、調整が無駄に多いような．．．。次、脛と膝と腿の外側。これは何となく推測つくぞ？スキー板ってクルブシ下と脛で押えたいのですが、今迄右はできても左はできず、今回はシーズンインでかなり粘ってポジション修正してました。タング位置を変えたり踏み方変えたりガニッてみたり、色々やって徐々によくなってきましたが、まだまだ改善の余地あり。無理して筋力で押えようとしたお釣りだな。その証拠に右は筋肉痛ないし。押さえ方が上手になるまで我慢、我慢。下半身の残りは腿の前とお尻。​腿の前ってブレーキ筋掛ける筋肉でスキーではあまり使わないはずなのに何故に？​うーん、荒れ気味の中斜面で板がギュンギュン動くことで良い気になってスピード出し過ぎたのかも。荒れ地でスピード出したらスキーの荒れを抑えるのに筋肉使うよね？多分。お尻が筋肉痛になるのは普通そこが使えてる証拠ですが、自分の場合、あまり好ましくない。内股関節緩める時に緩めそこなった筋肉があるとそこ（お尻の奥の方）が痛くなるのよね。鏡の前でやり直しだな。最後に、嫌なのが脇腹と背中（腰）。クロスアンダーを練習していて板が返って来る迄荷重して板が切り替わる時に、使うつもりのない脇腹の側屈を使ってしまってたかも。あとは、ミスした時に腰が反ってるか。初滑りの感触は結構良かったけど、一人だったので動画も撮ってもらえてないし、勘違いの可能性も十分あるな．．．。昨シーズンから比較するとあり得ない位板が撓んで動いたんだけどな~でもな~毎年勘違いを繰り返してるしな~せめて勘違い50％位だと良いな~​．．．早めに動画撮ってもらうか。​ランキング参加中です。​​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.12.12

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  スチールブラシ【ＲＥＢＲＵ：＃28】の使い心地

  お世話様です。題記の件、買いました！​ＲＥＢＲＵ　滑走面のブラッシングに革命が起こる​レブラと読むらしい。3種類あって、＃27はストラクチャーの奥までブラシが入り、スクレーピング後のブラッシングをこれ一つでこなせる。＃28はソールのクリーニングや毛羽取りや硬いワックスのブラッシング向け＃31は上記二つ使った後の仕上げ用説明を読むに♯27の0.06ｍｍの最極細スチール毛には惹かれましたが、用途的にソールのメンテナンスがメインになるので＃27ではなく＃28を選択。アマゾンや楽天等のネットショップでは取り扱いがないらしく、こちらのオンラインサイトで購入しました。​REBRU​注文して2日程で届き、開けてみると．．．​おお！​高級そう！！​​実物を触ってみると、毛足がかなり長く柔らかいです。自分が持ってるガリウムのボアブラシやハヤシワックスのブロンズブラシより柔らかい。スチールブラシなのに滑走面に傷つかないのかな？との不安は杞憂のようです。で、ワックスしてスクレーピングした後のソールに使ってみるカシャカシャ．．．。ユーチューブ動画を参考に自重+αで軽く往復させながら掛けてみると、ソールをかいてる感触と共に、みるみるワックスカスが浮いてくる。お〜！看板に偽り無し、これは凄い！一通りワックスを浮かした後はカーボンスクレーパーで薙ぎ払って落とす。この時ソールのケバも落としてるってことね。仕上面を見ると．．．。艶消しみたいな仕上がりですが、黒光りしてるから滑るってものでも無いらしいのでまあ滑って試してみないと判らないですね。とりあえず、使った感触としては悪くないです。と言うかこの楽さ、ブラッシングのハードルがかなり下がりますね（＾＾）​ランキング参加中です。​​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.12.04

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  カーボンスクレーパーのレビュー

  お世話様です。題記の件世の中にはこんな便利なものが出回ってました。前回紹介したＳ－ＬＡＢとガリウムでも出してるようです。ネットの他、ムラサキスポーツでも売ってました。​ガリウム GALLIUM スクレーパー カーボンスクレーパー TU0206​​ゆうパケット対応可能！ カーボン スクレーパー CARBON SCRAPER SLAB エスラボ カーボンスクレーパー ワックス ホットワックス ワクシング スノーボード スノボ スキー スノー​自分はガリウムのを購入して使ってみました。率直な感想ですが、​​​​​これは良い​​です！​​今後アクリル製を駆逐しそうな使いやすさです。アクリル製と比較すると、まず、硬いので力が入りやすい。アクリル製だと柔らかいので力が逃げないように無駄な力を使っていたことに気付きました。次に、角が丸まり難い。​アクリルだと板1セットやると1回研ぐ必要があるのに対し、​カーボンだと板5セット位は研がないでもイケる感触です。鈍っても樹脂が硬く減った量が少ないので研ぐ量が少なくて済み、これも楽です。ただ、スクレーパーシャープナーだと硬すぎて削りにくいのでネット情報を参考に研ぎ方変えました。​​​​​まず、網目状の紙やすり購入​【光陽社 KOYO】光陽社 A-150 網目両目ヤスリ あらい粒度 KOYO​120番でも良いようですが、実店舗で150番しか売ってなかったのでそっちにしました。仕上げ用の400番とかは無くてもイケそうな感触でした。業者向けのホームセンターで売ってます。次に台にするまな板を購入自分はダイソーで売ってる300円のにしましたが、これで充分。最後に、スクレーバーを研ぐ際の90°ガイド用に電工用のサポートを購入​ネグロス電工 短尺ダクター D1S20​これはスクレーパーも滑りやすく、中々使い心地良かったです。送料高いな。業者向けのホームセンターで見つかると思います。概算金額カーボンスクレーパー：￥2200やすり：￥500まな板：￥400電工用サポート：￥300このコンボ総額\3,400でアクリルを遥かに凌ぐスクレーピングを楽に維持できるのでおススメです。最後に、カーボンは帯電しにくいので静電気でワックスが付着しにくいのもありがたいです。何と言うか、​令和はカーボンですね（＾＾）​ランキング参加中です。​​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.11.26

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  ソールの手入れについて試行錯誤する1

  お世話様です。ゴールデンウィークに友人とスキーに行きました。バーンはかなりの高温で、雪がグサってに汚れが浮いてる状況。しかも二人ともワックス塗りっぱだったのであっと言う間に滑らなくなり．．．友人がメンテ道具を持ってきていたのでやむを得ず二人でシコシコ板のお手入れ。すると板にはべったり松ヤニのような汚れが．．．。どうも塗りっぱなしのワックスが汚れを拾ってこの様な状況になってしまったようです。手入れ後はなんとか滑るものの1本でまた滑らなくなり、結局コブに逃げる他なくなりました。最近ふとこのことを思い出し、ソールの手入れについてどうしたら良いものか情報を漁っていたところヒットしたのがコレ。​滑走面メンテナンス編 第一弾！【WAXより大切な事！】​動画の趣旨は、ワックスよりもまずは滑走面の毛羽を取って良く滑るソールを作ることが大事ソールの毛羽を取るにはブラッシングで毛羽を起こして、スクレーパーで毛羽を削ぎ取る。これをしっかりやっておけばワックス無しでもある程度滑る。​何？​昨シーズン自分がやってきたのはホットワックス塗りッパ→そのまま滑る、の繰り返し。​​​​​メッチャ滑る！もないが、逆もない。春スキーだって余程気温が上がらなければ大体いける。ただ、友人と行ったスキーでの状況が引っかかっていました。このジャイロマンＴＶの理屈だと説明できます。​まず、高温でバーンに汚れが浮いた状況では剥がしてないワックスに汚れが付着し滑らなくなった。で、もし剥がしてたとしても普段からブラッシング＆スクレーピングしていない板は毛羽だっているので汚れが付着し滑らなくなる。​​うーむ。​だとすると、来シーズンは板の管理方法を変えるか？で、こちらの動画も見る。​滑走面メンテナンス編第二弾！『アイロンでWAXを溶かすのではない！滑走面でWAXを溶かすんだ！』」​この方の理論を元にすると、今までのホットワックス塗りッパ→そのまま滑る、の繰り返し。​​​​​から、ブラッシング→スクレーピング→ホットワックス→ワクシングペーパーで余分なワックスを吸い取る→滑る、の繰り返し。で、春スキーのみワックス後にスクレーピング+ブラッシング+スクレーピング、を追加。これが良いのでは？​と言う気がしてきます。これならそこまでスクレーピングとブラッシングカスが出ないので普段のスキーでも継続運用できるのでは？が、やはりブラッシングとスクレーピング、メンドクサイのよね。そう思いながらジャイロマンＴＶのユーチューブの続きを見てたら、​​これにマイハートをワシ掴みにされてしまいました。​​​ついにSLABブラシが誕生！その名は【REBRU】（レブラ）​​次世代のスクレーパー誕生!!​​​力を入れず楽に掛けられるブラシと楽にスクレーピングできるカーボンスクレーパー．．．​​​ジャイロマン理論の継続運用に強力な援軍か？うーん、欲しい。​どうしようか．．．。ランキング参加中です。​​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.11.23

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  浮気の代償

  お世話様です。先日、スキーグラフィック（2022年11月号）を立ち読みしました。​お！​コブの特集で丸山デモの言ってること、切替で軸を傾けずに重心ごと横に移動する技術を「シフト」と言うのか。これ、​昨シーズンユーチューブでやってるネタを試して上手くいったやつだな。​​練習方法つき】コブ下手、卒業？サラリーマンスキーヤーが圧倒的に上達した、たった2点の意識。シーズン当初から現在のコブの滑りを大公開。​この技術を使うにしても、​前提条件として外足踏めるポジション、要するに股関節の切替ができてないと難しいっぽいな。​縦ずらしってこのこと言ってるのかしら？お！石水デモも特集やってるな。彼の身のこなしがカッコいい。結構ファンです。なになに、​​​​エッジングはどれ？​​​​「しぼる」「倒す」「開く」ふむふむ。​「しぼる」エッジングは．．．「回旋」のことを言ってそうだぞ。​「倒す」エッジングは．．．体軸を傾けるエッジングのことか「開く」エッジングは．．．外脚を伸ばして外に開いてエッジングか。滑走プルークからの発展かな。うーむ、​スキーヤーズラボで教えてるエッジング（角付）はどれにも該当しないなあ。​強いて言うなら「開く」エッジングを外脚の伸展ではなく股関節の屈曲で行う感じか．．．。が、​ホントに外脚の伸展で角付けしてる？​滑走写真を見てるとそもそも外脚の長さがそんなに変わってないぞ．．．。解説にも「脚を伸ばし過ぎない」とか書いてるし。オマケに​「スキーを身体の下に置く」​とか書いてる。​外脚を伸ばしてエッジングしていったらそれだけでスキーは身体の下に置けなくなる。​「倒す」もそうだよなあ。うーむ。これ、​​外力ベースの滑走感覚が身に付いてるトップデモの言うことを、そのまま内力ベースの自分レベルに適用することは危険なのでは？​​外力ベースの彼らは山回りで充分板の走りを引き出し、板が勝手に自分の下に返ってきてその推進力をベースに谷回りを展開する。​​外足を内力で開きに出さなくても、板を身体の下に置いてる意識でも勝手に板が走って外に出ていく。​​​それを「開く」と言ってるだけなのでは？​・・・・・。​買ってもう少し検証しようかと思ったけど取りやめ。​変に感化されてやることを変えてしまったら、せっかく成長が見えてる２シーズンの取り組みが台無しになってしまう。（技術の）浮気の代償は怖すぎます。巷でも​「スキー習うと時はアレコレ色々なところから教わるのでなく、メソッドを統一した方が良い」​とは言われますが、その通りになってきました。「上達を目論む」はずが修行的要素が強くなってきたような（＝＝；ランキング参加中です。​​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.11.19

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  雑誌の記事を紐解いてみる

  お世話様です。先日、ニューモデル情報が欲しくて某雑誌をダウンロードしました。その中で技術選小回りの解説記事があったのですが、色々理解が難しいので、突っ込み入れつつ整理してみたいと思います。まず趣旨を整理。雑誌：最近の技術選小回りでは大回りとまったく同じ要素で弧を小さくしたような滑りが評価されている。ふむふむ。スラロームみたいにギュンギュン動く小回りってカッコいいよね。雑誌：が、従来の小回りから脱却できずに運動がかみ合ってこない。ターン後半に外向が強く出て、大きな反動が出てスキーが跳ねられてしまう。外向？雑誌：新型と従来型を比較するとこんな感じ。新型　　　　　　　　　　　　　　　　​従来型​・身体の向きが正対　　　　　　　　　・身体の向きが外向・脚の交互操作　　　　　　　　　　　・左右の脚を同調・深い内傾角で外力の捉え　　　　　　・ひねりを使ってスキーを回旋・エッジングが長い　　　　　　　　　・エッジングが短い・ターンサイズが大きめ　　　　　　　・ターンサイズが小さいうーむ。色々突っ込み所があるな。まず、身体の向きが正対とのことですが、スラロームの選手って近年求められる要素（カービング小回り）を体現してるはずだけど、結構外向傾で滑ってますよね？で、優勝した武田竜選手の滑走写真をよく見ると．．．。​腰は見事に外向を取ってます。​胸だけが内向して、結果的に正対に見えてるだけ。​これは基本の外向傾ができた上での応用技術です。​なので、これが出来ないとカービング小回りが出来ないってことではないのかと。次は脚の交互動作？これはそう思います。昨年スキーヤーズラボで教わった要素でもそうですが、外足→外足の要素で滑ってますね。​高速で反復横跳びしたらメインは外足で内足は補助ですよね。​それと同じかと。基礎でＮＧとされる交互操作は、山回りのエッジングの質が悪くてターンの反発が少なく次のターン方向に身体が運ばれないので踏みかえるしかなくて開きだしのハの字が見えてしまうってことですね。トップスキーヤー達も交互操作ですが、山回りのエッジングの質が高くギュンギュン反発がもらえ次のターン方向に身体がポンポン運ばれるので、足を開き出さなくても勝手に次のターンが始まります。次、深い内傾角での外力の捉え？うーむ。​これって結果論では？​それだけ板を撓ませて横方向へのターンスピードが上がっているので、そこから急激に曲がろうとする時に深く傾けるって話なのでは。武田竜選手が内傾角を出せるのは少ない外力でも傾けられるだけのバランス能力に優れているからだと解説してましたが、​​​本気で言ってるのでしょうか？​​​​​​例えば野球のスライディングで、歩きから深くスライディングできるでしょうか？​速く走ってからの方が、長く深くスライディングできるはず。それと同じで、​山回りのエッジングの質が高い上に切替でロスが少ないのでスピードが乗ったまま谷回りで捉えられる。​だからターン序盤から曲がろうとすれば、スピードある分大きい外力が発生するので、それに対抗するために深く傾いていけるってことだと思うのですが。解説者の中ではそんなの当たり前だろ！その中でも武田竜選手のバランスは図抜けてるから傾けられるんだよ！！となってるのかな？さて、突っ込みはその位にして、解説者の真意に寄っていかないとな。従来型の・身体の向きが外向・左右の脚を同調・ひねりを使ってスキーを回旋・エッジングが短い・ターンサイズが小さいを見るに、解説者はあくまで従来型との比較対象として新型を表現しているだけなのでは？そう考えると解説者の「外向」は違う意味の様な気がします。従来型は落差を取りながらひねりを使って落下力（アクセル）とズレ（ブレーキ）を組み合わせて滑る技法に思います。それだとどうしても真下に落ちるような動きになってしまい、スラロームの様な左右にギュンギュン動く回転弧が生まれない。ここで言う「外向」も、逆ひねりによる外向を言ってるのであって、スラロームで見える外向とは別のものを指してる様ですね。記事の後半でも、「スラロームの中でも細かいポールセットでは外向を使い分ける」という趣旨があったことから、逆捻りによる外向を指しているのかなと。従来型のエッジングが短いのも、出過ぎたスピードを殺すためのものだからそれで充分ってこと。対して新型は落下方向のエネルギーを効率よく横方向に転換したいので大回りの様にどうしてもエッジングが長くなってしまう。そういうことでは？で、従来型の落下力とひねりで新型の弧を再現しようとすると、ターン後半で跳ねられてしまう。新型の弧を生み出すためには目的に合わせて運動を変えないと上手くいかないが、​そこが嚙み合わず上手くいってないケースが見られました。​そういう結論なのかと。ー－－－－－－－－－－－－－－ふう。整理できた。整理して思ったのは、基礎スキーの解説って、運動や目的を説明せずに形から解説しようとするので？？？となってしまうのかなと。基礎は形を評価するのでそうなってしまうのかも知れませんが、​それだと我々はずーっと置いてけぼり。​このままではトップスキーヤーと一般スキーヤーの溝は埋まないまま、トップスキーヤーの運動要素を達成した時に感じるスキーの気持ち良さは伝わらず、このまま静かに衰退するしかない。この現状、何とかならないのかな？野球やサッカーの様なメジャースポーツは実行面は一切考えない一般的な解説で良いと思うのですが、スキーの様なマイナーになりかけのスポーツは、実行面を考えたもう一歩踏み込んだ解説が必要に思います。そんな思いでこんな記事を書いてみました。​差し出口、申し訳ありませんｍ（＿＿）ｍ​​ランキング参加中です。​​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.11.12

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  身体の使い方の変遷2022年版

  お世話様です。題記の件、2019年度版から更新止まってました。楽天ブログに移ってからＰＤＦがＵＰできないので作ってなかったんですね。ネットで調べたてエクセルをプリントスクリーンキーでスクリーンショット撮って、それをプリントアプリに張り付ければ解決することを学んだので、2022年度現在の身体の使い方を整理してＵＰします。で、できたのがこちら。うーん。なんかもう別人。結局自分が試行錯誤してきたものがスキーヤーズラボで教えるものとほぼ全部違ってたって話です。スキーヤーズラボの指導は最終的に、​板が勝手に自分の下に返ってくるクロスアンダー要素​に集約してて、その為の雪上要素と身体の使い方、という構成になっているのでいくら雪上要素を守っても教える身体の使い方が出来ないとクロスアンダーが成立しません。逆もそうなんですが（＾＾；なので、身体の使い方は今のうちから床上でコツコツ身に付けていくしかないんですね。ただ、自分の直感ではコレしかない気がしてます。今までの指導では限界あるところにメスを入れられている気がするんですよね。例えば雪上で片足スキーの練習をするとします。これは外足の軸で乗る目的だと思いますが、その為には外向傾がしっかり出来てないと難しい。なのでその引き出しが身体にある人は雪上のみでも上達するけど、持たざる者はあまり上達しない。数学の公式を知らない人が数学の問題解けないのに似てますね。身体に引き出しが無ければ、どんなに片足スキーを練習しても腰の外向の感覚とか内股関節が緩む感じとかは身に付く気がしません。背中の緩みとか上下半身のセパレーションとかもそう。​それらの要素を一気にやるには難易度が高すぎるんです。​踊りの振り付けなんかでも、まず始めは手だけ、腕だけ、足だけの振りを分解して覚えてから手と腕、腕と足等を組み合わせ、次にゆっくりとしたテンポで全体を組み合わせ、最後に標準のテンポで練習します。とてつもないセンスがある人なら初見で踊れるかもしれませんが、​標準テンポで見よう見真似でマスターするのと、​スローにしてパーツに分解して個別にマスターして最後に組み合わせるのと、どちらがより早く踊りがマスターできるか？簡単な振りなら標準テンポの方を何度も練習したほうが早いでしょうが、​振りが難しくなるほどにその時間は逆転するでしょう。​スキーヤーズラボのメソッドもこれに該当するのではと感じます。​​自分のセンスでは難しいカラクリを一気に覚えるのは限界に来ていて、​​​時間が掛かっても分解して個別に身に付けて組み立てる他ないのでは？​と。それに床上パーツ練習はできなくても時間制限なくて良いですね。​雪上に比べあまり楽しくは無いですが(^_^;)​​しかも、床上パーツができてもさらに雪上要素が待っている。。。​が、昨シーズン見えたクロスアンダーの片鱗の、ヌルヌル板が動く感触が心地良く、思い出すとトキメキます。板が雪の抵抗でヌルヌル動かされる感触は整地でも気持ち良かった。コブでも、内股関節が上手く抜けた時に板が落とされずに身体の下を横に走っていく感触が忘れられない。が、整地では上手くいってない。なんとも中途半端な状態です。あーなんとかものにしたいなあ。そのためにも床上がんばるか。​​​​​​​​​​ランキング参加中です。​​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.11.05

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  ブーツの気付き

  お世話様です。オフトレ講座も順調に進み、相変わらずエラーを発見してもらっては修正する日々です。下半身の動作をやるときに、背中を少しでも反る力が入ると上に抜けるんだという仕組みが判ってきました。背中の力を抜いた結果上体が自然に前傾して脛に重みが乗って欲しい。それが解けないように下半身を動かしたい。少しずつ感覚は掴んできたので、この辺りでブーツ履いたままでも課題の動きが出来るかチェックしとくか。という訳で、数ヶ月ぶりにブーツを履く。来期からはリアスポイラーを入れることにしました。リアスポイラーはブーツの前傾角を変えるものではなく、ブーツに踵まで収めて決めた脛の前傾が起き上がってこないようにサポートするアイテムだそうです。エキスパートは滑走中リアスポイラーに触れることはなく、触れたときにお、少し後ろ過ぎだなとポジション修正するらしい。自分なんて常時ベッタリなのでまだ全然後ろなんですね。ちなみに、昨年のリアスポを徐々に深く入れる実験では、一定以上深く入れると前傾角が変わりませんでしたが、ブーツに踵をしっかり入れずに脛に体重を預けずにやったのでこういう結果になったのだと思います。正しく履けてれば始めからブーツの前傾角が変わらない、と言う結果になってたのかと。ともあれ、踵をしっかり入れて上二つのバックルをガチガチに締めて、と。早速教わったエクササイズが出来るか確認する。確か昨年はリアスポイラーを入れると思うように動けなかったはず。お！動ける。背中を緩めて動くトレーニングが効いている様だ。上体が緩んでその重みが脛に乗るから板のトップから捉えられ、結果板が返って来るんだよな。昨シーズンはコレがうまく行かなかったなあ。今の目標にして最大の壁。なんてことを考えながら脛に重みを乗せると、右は楽に乗せられるけど左脛に重みを乗せると脛が痛くてうまく体重を預けられない。あれ？やはり左脛が痛い。うーむ。冷静に考えると、昨シーズンは基本ポジションこそ意識してるものの、脛に重みが乗ることをしっかり意識してませんでした。脛に重みが乗らなければ板のトップにも圧があまり掛からず、よって板も自分の元に返ってこない。こんな大事なことを放置していたとは。。。つーかポジションがそれなりになっきてようやくこの問題に取り組めるようになったと言うことなのかも。一応嫁にも聞いてみたが、タングの位置は合わせるものの脛に重みを乗せる云々までは考えないらしい。嫁レベルでそうなら今自分が気付くのは妥当なとこだろう。さて、どうする？最近読んだブーツチューナーさんのブログよると、最初にタングの合わせをしくじると取り返しが付かないらしい。うーむ。とりあえず左のタングの位置をちょっとずつ調整する。確かに型が付いてて他の位置にずらしにくいな。多分今まであまり左脛に重みが乗ってなかったんだろうな。右に比べると板の返りが悪かったら、理屈としては合っています。何回か調整しているうちに、それなりに痛くならずに脛に重みが乗せられる位置を見つける。うむ、こんなところだろう。インナーブーツを更新するところまではいかずに済みそうでまずは一安心。最後にインナーブーツの紐の先端がほどけてバサバサになってるのをハサミで形を整えてガスバーナーで炙って固めました。シーズン中やろうやろうと思いつつも放置していた課題。やればあっと言う間なのにね(笑)うふふ、全てうまくいった。こんな感じで、少しずつ準備を進めてる今日この頃です（＾＾）ランキング参加中です。​​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.11.02

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  コスパの良いスタッドレスタイヤの買い方について

  お世話様です。自分、ブログ書く時って、​これ書いて大丈夫か？​​​​​誰かの迷惑になってないだろうか？​​​​と、どうしても考えてしまいます。酷いこと書いてるつもりでないのに利害関係者から見たら迷惑になる場合もあります。​​例えば今日書こうとしてるコスパの良いスタッドレスタイヤの買い方について​​これなんか実店舗関係者には迷惑な話なので、書こうかどうしようか迷います。が、最近そんな時は普遍性があるかどうかのモノサシで考えるようにしてます。この世の中、​結局効率が良く無駄がないものが残っていくのかなと。​自分が書こうか書くまいが普遍性があるものはいずれ広まり、普遍性に劣るものは淘汰されていかざるを得ない。スキーについて技術的な勘違いや失敗談を敢えて書いてるのも、経験として普遍的な価値があると思うからです。と言う訳で、本題のコスパが良いスタッドレスタイヤの買い方について。まず、当たり前ですが雪の上を滑るスキーヤーにとって、雪道を走る為のスタッドレスタイヤは必須です。が、スタッドレスタイヤ代は結構馬鹿になりません。軽自動車とかタイヤが小さい車はどうやって買おうとそこまで差は付きません。が、愛車のタイヤサイズは225/60/R17ＳＵＶのはしくれとしてそれなりにタイヤが大きい。で、先日実店舗にてタイヤ交換の見積してもらったところ、ヨコハマのスタッドレスとしては一番安いヨコハマのアイスガードG075で13万半ば。​​．．．高い。​​この感覚、10万越えるスキー板を高いと感じるのと同じです。​．．．どうも自分のスタッドレスタイヤの価格基準はスキー板と同じらしい(笑)​うーん、どうしようかな。手間を掛ければこれより安く買う方法はある。それは価格ドットコムで最安値を調べてネットで購入し、タイヤ屋に持ち込み入れ替えでもらう方法です。が、この方法は二つの問題があります。ひとつは発送されたタイヤの受け取りが時間指定できないので届く日に会社を休む必要があること。もう一つは気持ち良くタイヤ交換やってくれるお店が見つかりにくいこと。とりあえずいつもやってくれる近所の自動車整備工場は看板を下ろしてしまっている。​どうしようかな．．．。​と、ネットでしばしポチポチ探して見つけたのがコチラ。​ハンマープライス​ここはタイヤ交換のみならず、ネットで買ったタイヤをこちら直送させてくれるらしい。電話して聞いてみると、受取日から2週間以内に交換してくれれば問題無いらしかった。で、タイヤどうしようかなと思いながらハンマープライスのホームページを見てるとこちらの中国製タイヤの紹介が。​最強コスパ!! VITOUR(ヴィツァー)タイヤ​中国製と言うと安かろう悪かろうの先入観がありますが、動画見る限りではヴィツァーは品質重視の印象を受けます。以前から日本タイヤの商売の方法に疑問がありました。​高価なタレントを使ってバンバンＣＭを売って高性能を宣伝して、​一体原価いくらなのさ？と。人件費の安い国がＣＭ打たずに品質重視でタイヤ作り始めたらそのうち追い抜かれるのではないか？とも。​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​その後者が現実に現れた様な気がして、かなり心が惹かれました。お店の人もヴィツァーのスタッドレスを使っていて、横方向のグリップは高いことや特に滑ったり大きな不満はないとの話を聞きました。が、自分はスキーヤー。​実績が無いものを試すのは勇気が要る。​万が一にもダメダメで、スキーで疲れた上にスキー以外でも疲れるのはさすがに困る。考えた末、今回はヴィツァーの使用は見送りました。お店の人には実際に使った人のレビューを集めて欲しいとお願いしたので、次回交換時期にはＨＰ等のレビューを見てあらためて判断したいと思います。​結局ネットで型落ちのアイスガード5を購入してお店に直送し、交換してもらいました。​​​​タイヤ代が6.5万に、交換費用がバランス取りとバルブや旧タイヤの廃棄代入れて1万弱。​​​​占めて7万半ばにおさまりました。​差額は6万。​この時期（9～10月）にやったので他のお客も少なく、予約なしの待ち時間一時間弱で終わりました。​まあ一度スタッドレスを物置から出して入れる手間と12月前に再び出し入れと入替する手間は増えますが、自分的にはこの手間で6万浮くならアリですね。多分こう言うお店は探せばどこの地方にもあると思われます。予算が少ないスキーヤーやコスパにうるさい人の参考になれば嬉しいです。​​​​それともう一つ、我こそはと思う方！​​​​​​是非ヴィツァーのスタッドレスタイヤを試して感想教えてくださいｍ（＿＿）ｍ​​ランキング参加中です。​​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.10.30

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  婆さん欲しい

  お世話様です。昨シーズン、ブラストラックの試乗会で乗ってからずっと気になってました。とにかく、フラットの感覚が抜群に良かった。フロントロッカーのファットスキーなのにキャンバースキーの様に斜面と垂直が掴み易い。しかもＭＹオガサカＴＣ－ＳＥの様にニュートラルからトップが噛んで落下、がやり易い。この板ならモサモサに雪が積もっても同じ要素で大回りの練習できる。うーん、欲しい。ところでブラストラックの板って名称が面白い。ファーザー≒父​ヴァーサント≒婆さん​​ブレイザー≒ブラザー≒兄​と言う訳で、​​私は婆さんが欲しいのよ(;´Д｀)​​デポの試乗会のよしみでデポに相談するも、ブラストラックは値引きが厳しいらしい。ネットを物色してるとタナベスポーツで今季モデルが残ってる。コレをペイペイ祭りで買うのが​​​​一番安く買えるって訳か。。。で、やってしまいました。ビンディングはソウル7君から引っぺがし、転用。ソウル7はオクで売却いたしました。大雪の日にソウル7君でフラット掴めず悶々としてお金と時間を浪費するよりは、婆さんに乗って気持ち良く練習した方が良いだろう。何度考えても同じ結論なので、決断しました。とりあえずベース作りからですね。うーん、楽しみがまた増えてしまった。ランキング参加中です。​​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.10.20

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  今年もオンラインスキー塾へ

  お世話様です。今年もスキーヤーズラボのオンラインスキー塾に入りました。10～12月の間にオンラインで課題をもらい、それを真似て動画にとって送り、コーチからフィードバックを受けて修正していく講座です。股関節関係の床上エクササイズから始まり、床上の動きをベースとした雪上要素までやって終了です。今年で三回目。この講座を受け出してから筋肉痛にならなくなったので効果は間違いなくあります。効果と言うか自分の場合、ベースから要素までスキーヤーズラボ仕様で全部やり直してるのでほぼ別人状態(笑)スクールで教わってきた動きと要素がここまで違うのかってくらい違います。スクールは毎度のレッスンでロジックを完結させる必要があるのであまり長いロジックは使えず、単発のレッスン用に毎回完結せざるを得ない部分がありますが、オンライン講座では要素と身体の使い方を統合した長大なロジックを教われるのが魅力ですね。今年の内容は昨シーズンと同じで、回旋がテーマ。回旋は角付と荷重の組み合わせなので、基本の角付と荷重ができてることが前提で進みます。最終目標が雪上で板が外力でぬるーっと回されて動く所まで。１月中は課題かなくフィードバック期間なのですが、昨シーズンはものにしきれず１月が終わってしまった。今年は何とかものにしたいなあ。。。早速課題動画がアップされて、それを参考に鏡を前に練習する。​テーマはとにかく『脱力』​筋トレとは真逆の方向ですね。例えば上体の前傾を作る場合、筋力の使い方はざっくりこの2パターンあります。1.背中を締めたまま腹筋で前傾する​2.背中を緩めた結果、自然と前傾する​1だと背骨を前と後ろの筋肉で引っ張るので腰を痛めやすい。2.だと楽、落ちて行きやすい、煽られにくい。が、『緩める 』と言うのがまあ難しい。背中単体だと緩められるけど、股関節と組み合わせると途端に背筋に力が入ってしまう。こうやって自分の身体と向き合っているうちに昨シーズン時々腰が痛くなる原因が判明しました。股関節動かしているうちに背中に力が入って腰が反ると腰が痛くなる。逆に、股関節をいくら動かしても背中が緩んで丸まっていれば腰は痛くならない。と言うことは、昨シーズン痛くなった時は背中を力んで無理やり動かしてたってことだな(笑)理由が判って結構嬉しいです（＾＾）それに背中を緩めたまま股関節を動かす感覚、昨シーズンよりは育ってきました。精度向上を目指して今年もオフトレ頑張ろっと。ランキング参加中です。​​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.10.20

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  24ｈ　LMが壊れてた

  お世話様です。ブッ〇オフで12年落ちのサロモン24ｈ ＬＭを格安で購入し、先日チューンナップ屋で見てもらったところ酷いコンケーブが発覚し、チューンナップを断られました。その続きの話。とりあえず今のうちに手入れをしておこうと、ブロンズブラシを買ってソールをゴシゴシ手入れしたところ、なにやら愛着が湧いてきました。で、最近天気が良いので庭でエッジを研ぐことに。カスタムフェアで教えてもらった通り、サイドエッジをマジックで塗ってから削ると削り具合が判りやすい。サイドエッジが削れて雪に接するところまでマジックが消えればエッジが研げてるし、残っていれば研げてない。やっぱ雪に接するところってエッジが無くなってて結構削る必要あるんだな。マジック消えるところまでゴリゴリ削りながら進み、最後にサイドとベースを砥石でなぞって仕上げ。コンケーブしててもそれなりに仕上がってる気がするのは気のせい？それにしてもほっそい針金の様な削りカスが凄い。室内でやったら掃除の残りかがスリッパに付いて床を傷つけそう。やるなら屋外だな。にしてもホウキじゃ回収難しそうだからハンディーの掃除機でも買うか。ネットで調べるとアイリスオーヤマがコスパ良さそうなのでポチリ。​【最安挑戦】掃除機 コードレス 業務用 紙パック式 充電式 18V JCL18 BCL18-H 掃除機 掃除機コードレス 紙パック アイリスオーヤマ スティッククリーナー スティック ハンディ 2WAY コードレス 軽量 掃除 クリーナー 吸引 カスタムパーツ 一人暮らし あす楽 送料無料[09ap]​コードレスは18Vのが他の電動工具と互換性あるし吸引力もあって良いみたいですね。1万円なら車内掃除と兼用と考えるとアリでしょう。これでチューンナップも捗りそう。気分よく一本目のチューンが終わり、二本目に差し掛かった時に違和感に気付く。ん？​ありゃ？​ドライバーで広げるとパカパカひろがります。​​​​​​​​​ｏｒｚ．．．​​​​​​​​​まさかの剥離見落とし。​うーん、やっちまった．．．やっぱり古い板は何あるかわからないな．．．それを見た嫁曰く​​○○さんに買わせなくて良かったね。​​．．．う、うん。嫁の突き放した対応に若干戸惑いながらも、​スキー仲間に買わせた後の申し訳なさを考えたらはるかにマシだなと自分を納得させる。それにもう一つのケースとして、​​​​​チューンしたけど結局フラットが出ず板がダメになる可能性もあった訳なので最悪ではない。​​​​​と気を取り直し、​対応を考える。対応と言っても捨てるしかないのだけど、Ｚ１４ビンディングはグリスが残っていて錆も傷もなくキレイ。簡単に外せたし平板に使えそうなので取っておくか。​いやはや、ざ～んね～ん(T　T)​​​​皆さんも古くて安い中古板買う際は十分慎重にね。​​ランキング参加中です。​​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）​​​​​​​​​​​​

  2022.10.01

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  両足か外足かを整理する

  お世話様です。題記の件、他の方が技術論書いてるのをみて、自分も技術論を書くエネルギーをもらいました。自分が前から書こうと思いつつも迷っていたテーマ。それは、両足か外足か以前教わっていたスクールでは両足を使う指導でした。スキー系ユーチューブでも両足使う指導が多いですね。自分もそれが妥当だと思って何の疑いも持ってませんでした。そこが大きく揺らいだのは20-21シーズンから教わっているスキーヤーズラボのオンラインスキー塾。なんとなくトレンドの先端を行く両足荷重かと思いきや、20-21の内容はガチガチの外向傾講座からのスタートでした。外向傾と言えば外足荷重を強める為のイメージ強いですよね。で、21-22の応用講座になって変わるかと思いきや、これまた外向傾&外足荷重をベースに上乗せするコテコテ外足回旋講座でした。さすがに雪上要素では内足出るかな～？と思いきや、清々しい程の外足→外足の雪上要素でした(笑)ただし、求める切替の要素がクロスオーバーからクロスアンダーに変わってました。クロスアンダーと言うのは切替で勝手に板が自分の下に返ってきて切り替える要素。ブログで何回も書いてますが、コレが鬼のように難しい。が、外足荷重・外向傾+クロスアンダーこそ技術選本戦で活躍する選手の要素なのは直感でも理屈の上でも間違ってない、はず。じゃあ何でスクールでコレを教えない？それは、正しい外向傾が鬼のように難しいから。これじゃないかな。結局技術選本戦で活躍するのはレーサー上がり。それも子供の頃からやってる人ばかり。力がなく身体の柔らかい子供の頃からスキーすれば正しい外向傾はすんなり身に付くらしい。が、力のある大人は筋力で抗うのでどうしても正しい外向傾が身に付かない。じゃあどうするか？それで生まれたのが両足荷重なんじゃないかと。外足荷重群が外向傾＋股関節の屈曲による角付なのに対し、​両足荷重群は腰の正対＋脚の伸展の角付主体。​そう、正しい外向傾での股関節での角付を諦めるなら、残る角付は脚の伸展しかない(股関節の内展は膝を痛めるので除外)そうであるなら、腰を外向してしまうと内足が使えないので正対した方が都合が良いってこと？この辺は謎(知識不足)ですが、両者のやってること違うのは判ります。よく、様々なスキー技術に対し登ってる山は一緒！登ってるルートが違うだけ！！と言う人が居ます。。。。嫁ですが(笑)​​。。。嘘こくでね！​​登ってる山違うべや！！両者はあきらかに違う山を登っています。しかも、両足荷重群から外向傾クロスアンダーの山を登ろうとすると、両足荷重群の感覚が邪魔をして外向傾クロスアンダーの習得に時間が掛かる構造。登山と一緒で、​一度下山している途中は標高（上手さ）が下がる状況。​自分は両方教わったから比較ができます。外向傾習得の難しさを除いたら、ハッキリ言って両足荷重の方が難しい。内足と外足の荷重配分が難しい。それに輪を掛け、内力と外力のベスト配分を見つけるのは至難の業。それに比べたら外向傾クロスアンダー要素の配分の方が上達の方向がハッキリしてて楽。基本外力なので迷わなくて良いです。角付と荷重が分離できるのがやはり大きい。角付して板が撓んでくるのを待つ感覚は外力メインの運動で、雪質の影響を受けにくい。両足荷重の場合、角付するには荷重も変えなければならないのでそれができない。なので、受け取る圧を感じながら加える圧を調整する、非常に繊細な運動が求められる。なので、バーンの条件が悪くなるほどに難度が激増する。感覚的な内外力配分は、両足荷重が5:5だとしたら、外向傾クロスアンダー要素は1:9それがそのまま疲労で表れる。一本より二本の方が疲れないと言う方がいるかもしれません。が、サイドステップで両足で踏ん張ったら疲れません？ガリガリのジュニアレーサーはあんなに筋力無いのに外足一本で滑ってるよ？外向傾クロスアンダー群も内足使うことありますが、非常事態や補助の意味合いが強い。基本は筋力使わず耐えられる外足かベースとなります。以上のことから、要素として普遍的に優れているのは外足荷重、外向傾＋クロスアンダー群で、両足荷重＋脚の伸展群は外向傾の難しさを回避して上達を追及したけど、逆にこっちのがスキーを難しくしてるのでは？と言う結論でした。あくまでどっちの要素も中途半端な技量のスキーヤーの経験に基づいた仮説です。両足荷重の達人からしたら、そんなことはない！と言うかもしれません。であるなら是非外向傾クロスアンダー要素をマスターして、比較した感覚を教えてほしいと思います。ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.09.20

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  スキー用品整理のススメ

  お世話様です。整理整頓社会人になるとよく聞く言葉です。整理と​​整頓​​にはそれぞれ意味があり、​​整頓とは物の住所を作ることであり、​​整理とは要らないものを処分することらしい。と言う訳で​スキー用品の整理について。​自分はこの時期に使わないものをオークションで処分します。今年は自分と嫁のミドラーとスキーパンツ1本。どれも程度は良かったのですが、今シーズン殆ど着なかったので見切りを付けました。売る時はそれなりに逡巡があります。・シルエットはホントカッコいいんだけどなあ。・何でも合わせやすい色だし．．．。・まだそんなに着てないし．．．。が、上記の逡巡は​「思い」​であり「考え」です。​「着ない」と言うのは「行動」「事実」であり、​事実は何よりも正確に現状を表してます。今回の自分に当てはめてみると、ミドラーについては、実は他に快適なミドラーを持っている。どんなにカッコ良くても結局自分は快適さを優先するしそれはこれからも変わらない。パンツについても今年買ったモンベルの方が快適で使い勝手が良く、結局そっちを着ることになる。このパンツ、一つ前のジャケットとの相性は良かったがその後買ったジャケットの相性は普通で、このときめかない感じから推測するに、来シーズンも出番はない。こんな感じで思い切って処分しました。​この時期に売りに出すのは長年の経験から。​前は12月とかのオークションが盛況になる時期を見計らって売ってました。で、1000円で出品して競り上がるのをドキドキしながら見守ってました。思った以上に値段が競り上がって買った以上の金額で売れることもあれば、思ったより人気が無く、安値で売れることもあり。これに一喜一憂していたのですがそれだけではなく、思った以上に高く売れると「そんな良いものじゃないのにな」と言う罪悪感が出て、思った以上に安く売れると「これしか値が付かないのか」と残念な気持ちが湧いてきて、これがイマイチ自分に合わないなと感じてきました。なので最近はこんなもんかな？と言う値段で売りに出し、9月位からのんびり出すスタイルになりました。で、12月頃まで売れないなら値下げして再出品。売れなくても出品し続けることでウォッチリスト登録が進んでいるのでスムーズに売れていきます。また、夏場からスキー用品を入札される方はオークション慣れしてて客層が非常に良い印象です。で、使わなくなった物達が必要な人達に思うような値段で引き取られていくと、自分の身が軽くなった上に一度死んだ道具たちが別の土地で再生するのを手助けしたような、何とも言いようのない爽快感があるんですね。おそらく人間は使わない物達にも脳の作業スペースを使っていて、これを処分することで脳の作業スペースが空いて新しい物事を受け入れる準備ができるのでは？と思います。もう一つは、何かを処分するときにはその時点で買ったことの価値の総括をやらざるを得ない。納得の値段で売れたなら判断は間違っていなかったと思い、次も同じことやれる。が、安く売れたときは買うときの判断は失敗だったと思わされ、同じことはやりにくくなる。コレが地味にキツイけど重要に思います。もしかしたらこの、地味にキツイけど重要なpdcaサイクルをひとつ完結させたことに達成感を感じてるのかも知れませんね(笑)さて、他に処分できるもの、あとは何かあるかな？・ダウンベスト　→仕事用へ転用だな。・白青のアトミックストック。　→突くとこが太くて雪に刺さり難くて使い難いのよね。ブック〇フ行か？・柔流のアンダーウェア上　→捨て・ヘルメット　→捨てか？とりあえず新しいのを使って問題ないことを確認してからだな結構あるな(笑)スキー用品のフリマとかやれば良いのになと思いつつ。ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.09.20

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  どっちが正しい？

  お世話様です。最近身体の使い方について書きましたが、これ、スキーヤーが斜面の上に立ってるのを横から見てる絵です。左右とも斜度と頭の位置と脛の前傾は一緒です。​左と右、どっちが正しいと思いますか？​右はちょっとした外乱で上体が煽られそうですね。左は簡単には上体の前傾が抜けなさそうに見えませんか？右が2019年、左が2022年の自分のイメージです。このフォーム、外形的な意味合いと、この外形をどう言った意識で作っているかの二つの意味があります。右は身体の筋肉を締めた結果、この形が生まれてます。​​左は身体のしかるべき筋肉を緩めた結果、この形生まれてます。​​脛への重みの掛け方が一番違うかな？右は足首を背屈してブーツのタングから脛を離さないイメージ左はクルブシ下に荷重しつつも緩めた上体の重みがそのまま脛に寄っかかるイメージです。今も身に付けてる過程ですが、お尻が後ろに残りにくくなり、前に抜けていくようになりました。それに伴い上体も煽られなくなりました。特にコブがとても楽に。前のフォームだと前に行こうとして上体を被せる癖が出やすく、そうなると懐の吸収代が無くなって体ごとコブに浮かされることがあったのですが、凸凹に当たってもスルッと抜けるようになりました。これは良いなと悦に入っていたところ、今年冬季オリンピックのモーグル観ていたら解説者が左のフォームで滑ってる選手を​​背中が丸まってますね〜アレでは◯✕◯✕なのであまり良くないですよ〜​​​よく覚えてませんがスキーが抑えられないとか落ちていけないとかそんな解説だったような。​・・・・・・・・・・。​うーむ、スキー界あるある(笑)​とりあえず自分の滑走感とは違うしレベルも全然違うのでスルーしてました。今思うと、モーグルと基礎ではコブの滑り方全然違うし、筋肉を緩めて作ったのか締めて作ったのかでも全然違う訳だし、逆もあり得るってことですね。とは言っても現実に自分の身体は一つしかなく、どちらかを目指せばどちらかは失う訳で、と言って、どっちも選ばないで変わらないのは最悪な訳で．．．。​自分の責任で決断して取り組むしかない。​．．．難しいところです。まあ、今まで色々目論んで（失敗して）きたのが経験として活きてきたのは確かですね(笑)ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

  2022.09.08

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  24ｈ LMその後

  お世話様です。​先日代わりの板（新しい板とは書かない）を欲しがっていたスキー仲間のこと書きましたが、​嫁のスキー仲間が2年使った基礎板の引き取り先を探しており、商談成立となった。で、浮いたサロモン　24ｈ　ＬＭ．．．．。思わず衝動買いしちゃいました(爆)ヘタってないキャンバーで小回り用の170ｃｍって中々出ないし、何と言っても8000円、エキスパートレンタル1回分(笑)ー－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－と言う訳でお持ち帰り。恒例の重量測ると2本で7.0ｋｇほうほう、かなりの重量級。が、重いのは嫌いではない。ソールに縦スジが入っているのでチューン出しといた方が良いかな？と言う訳で例の如く、​チューンナップ屋のおっちゃんのところに持ち込み状態確認。​​・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。​おっちゃん、何でも鑑定団の鑑定士の様にしばし無言で板をチェック。で、一言。​​​お客さん、やっちまいましたね。​​​​​何！？​​おっちゃん曰く、サロモンの24ｈシリーズはコンケーブ（エッジが高くてソールが低い凹上の歪み）が酷過ぎてチューンナッパー泣かせで有名な板だったらしい。なんでも、​トップシェルの内側に伸びるパワーライン構造が時を経るごとにコンケーブを助長するとか。​で、一応サロモンを名誉のために言っておくが、酷いのは24ｈ時代の一時で、その後は酷いコンケーブは解消されているらしい。で、​自分はその中でも極めつけの当たりを引いてきたと。​ＷＨＡＴ！？ちなみに同年代のオガサカＴＣ－ＳＥ完璧フラット！11年経ってこの美しさ！確かにこの板のコンケーブは今までの板とは比較にならない程凄い。こういう板はソールのフラットを諦めエッジから2ｃｍ程度フラットを出してそれなりに調整するが、この板の場合、その前にエッジのソール側の削り代が無くなるのでチューンできないらしい。まさに安物買いの銭失いの典型。人間暇を持て余すと碌なことをしない典型でもあるな(笑)まあ、自分の勧めで仲間が買わなくて良かったかな（＾＾；​​教訓：中古板買うときは真っ直ぐな板当ててフラットチェックしようか。​​が、目論むブログ的にはこういうの嫌いじゃありません。状況を整理すると〇板そのものの消耗度は少ない〇板は酷いコンケーブ〇ソール状態は縦筋が入っているがそこまで毛羽が酷い訳では無い。〇エッジは研がなくてもギリギリ使えるなので、​〇とりあえず乗ってそのまま使うか手放すかを判断する。​　今の要素の場合、　押し出し要素を使わないのでコンケーブのズラしにくさのネガ要素が出る可能性は低い。　むしろ板に自然に曲がってもらう感覚が掴み易い可能性がある。　その場合、　下手にフラット出すより歪んだソールに合わせてサイドエッジを削っても問題無いだろう。　一応気に入った場合に備えて今のうちからソールの毛羽を手入れしておく。と言う訳でアマゾンで毛羽手入れ用のブロンズブラシとファイバーテックスコンビをポチリ。ダメならコブ専用か．．．。​​あ、​​​噛みやすいのでサマースキーに最適なのでは？​ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

  2022.09.03

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  上に抜ける、の原因が出てました

  お世話様です。題記の件、こちらに出てましたね(^_^;)​すぐに分かる！スキーの切り替えで【上に抜ける】原因となる陸上動作の癖​要するに切替で基本姿勢が解けて直立状態になると、上体が後ろに持ってかれて上に抜ける状況になるらしい。なるほど、これはわかるな。・・・・・・・・・・・・。が、自分の場合、これだけではないな。まず、以前は切替で腰が正対してました。正対して板が走ると腰が落ちてその力に耐えようがなくなる気がしてました。で、この対策として横から見て頭-腰-ブーツのラインを最小に保つようにテンションを掛け、尻が落ちないようにしてました。これとスクールの指導でそれなりに上に抜けなくなってきましたが、板の走りが少ないのでなんか違う気もしてました。その翌年、オンライン講座で基本の外向傾をみっちり練習しました。で、外向傾ベースでターンして上に抜けなくなってきて気付いたこと。外向傾の場合、山回りから切替に掛けては進行方向に対して腰が外側向きます。そうなると、走る外板が進行方向前にある腰を横から押してくれる位置関係になるんですね。​そうなると上体が煽られない。​やはり腰が正対しちゃうと、腰は正面からの力には耐えにくいので上体が起こされて上に抜けやすい気がします。もう一つは前傾そのものの作り方を変えたこと。背中を緩めた結果上体が前傾するようにして、上体の重みはそのまま脛に預ける。もちろんクルブシ下に荷重したうえでの話です。これも上に抜けなくなった要因の一つだと思います。あまりにも使い方変えすぎてほぼ別人（＾＾；こりゃ身に付けるのに苦労する訳だ。。。​​​​姿勢獲得の記録、そろそろ今年度版をアップしないとですね。ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.08.30

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  上に抜けてる　を考える

  お世話様です。前回の内容が割とスッキリまとまったので、別のワードに挑戦。​​上に抜けてる​​スキースクールですんごい言われ続けたこの言葉。言ってる状況は判るけど、気をつけたからできる訳でもないのがこの言葉。指摘なのか？指導なのか？自分を含め悩む受講者数多し．．．。どんな感じで取り組んでいたのが思い出してみます。まず、いつ言われたか？基本的に切替で上体が起きて頭が上がると全部言われました。で、原因と対策。イントラによると原因は切替で山側に立ち上がってしまうかららしい。谷足が軽くなると山側に立ち上がってしまうから、しっかり谷足の上に重心を移動して圧を抜かないように切り替えると教わった気がします。そういうもんなのかと思い練習してましたが、上に抜けて無かったと褒められた時に板が走ってる感じが無くてホントにコレで良いの？的な違和感は感じてました。このあとオンラインで教わりますが、​​そこではスキーヤーの上達の過程を​​​荷重期​​​と​解放期​に分けてます。​​荷重期は角付して荷重して板を撓ませることを練習する時期​解放期は撓ませた板を解放する練習をする時期。​それぞれのスキーヤーの技術レベルをざっくり言うと、クラウン合格までが荷重期​クラウン加点以上からが解放期。​​自分レベルだと角付けと荷重だけ考えてればいいってことですね。​。。。。。ここまで書いて思い出してきました。オンライン講座では床上で基本姿勢から股関節の動きを分解して、それを組み合わせて習得。そこから雪上にてエクササイズ通して要素と融合。エラーとして指摘されるのは、個別の動きとやり取りの中で浮かび上がる要素の勘違いであって、上に抜けるの指摘ではありませんでした。が、練習の結果、上に抜けることは無くなってきたように思えます。うーむ。もしかして上に抜けるって、​​荷重期の板を撓ませる段階のエラーなのでは？​​板の角付けと荷重の方法が悪いから板が撓まない、もしくは撓んだとしても撓ませ方が悪いと結果として解放時に上に抜けてしまう。​なので見直すべきはあくまで角付と荷重。​​そこがしっかりすれば板が走って自然と上に抜けなくなるのであえて指摘する必要が無い。​一方、スクールでは切替で山側に立ち上がってしまうからと​重心移動と解放の方向に注力。​が、撓ませることはあまり意識していなかった。で、上に抜けないことにだけに一生懸命になった結果、自分の様に、上に抜けないけど板が走らない状況が生まれてしまったと思われます。確かに上に抜けてしまえば慣性エネルギーをロスしてしまいターンスピードは上がりませんが、​上に抜けない為に慣性エネルギーを溜めない方向に行ってしまうのでは本末転倒な気もします。​より大きな慣性エネルギーを生み出すために正しい角付けと荷重の方法をキッチリ教えるオンラインの指導法の方が正攻法のように思いますが、どうなんでしょうね。ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ 

  2022.08.28

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  ターン後半に仕事が集中するってどう言うこと？

  お世話様です。スキーが遠い今日この頃ですが、​判らないスキーの現象を腑に落ちる様に整理するのって、知的ゲームみたいで結構楽しい。​物理が得意な人であれば、物理公式を駆使して理解を深めることができるかも知れませんが、自分そこまで頭が良くない（－－；が、時代は便利になりネットに情報が出るようになってきました。その中で取捨選択し腑に落ちる理屈を入手することも昔より簡単になりました。とは言え、その当時は腑に落ちていても、後になって違うと思いなおすことも多々あり。が、それは気付いた時に修正していけば良いのかなと（＾＾；ま、その辺はこのブログの味ってことで(笑)さて、前置きはこの位にして本題。雑誌の解説等で、山回りで落とされてるスキーヤーに向かって​ターン後半に仕事が集中しています。もっとターン前半に仕事を分散した方が良いですね。​みたいなコメントがされることがあります。この解説が何か腑に落ちて無かった。​ん？ターンの仕事って言うほど簡単に分散できるか？​分散させるから速いのか？速いから分散させられるのか？​そもそも分散されるって、結果的にそう見えてるだけじゃない？​・・・・・・・。​​様々な疑念が思い浮かびます。​​かと言って、それを整理して決定的に違うと理解できてる訳じゃない。何かボンヤリ・モヤモヤしてる。こういう時は文字に書いて整理すると良いんですよね。文字に書くと脳の回転速度をゆっくり・遅くできるらしい。文字にしないと瞬間に浮かんだ考えが次の瞬間に忘れてどっか行ってしまう。そうなると​一つの考えの上に次の考えを積み重ねられなくなってしまう。​何故なら、すぐに忘れちゃうから(笑)速すぎて捕まえられない考えを文字にすることで、忘れずに次の考えを積み重ねられるみたいです。イカン、本題に戻らないと。​​​​ターン後半に仕事が集中しています。もっとターン前半に仕事を分散した方が良いですね。​​​これを言う人の論理としては、こんな感じ？仮説①ターン後半に落とされてる↑それは後半でエッジがズレているから↑そこに至るまでにエッジを刃物の様に縦に使えてないからエッジが食い込んでいない↑刃物の様に使うにはターン前半の捉えを早くしていかないと。もしくはこんな感じか？仮説②ターン後半に落とされる↑ターン後半は重力が働くので、その上曲がるのが遅れて曲げようとする力も加わったら簡単に限界を超えて落とされる。↑重力がマックスに働く前にさっさとターンの仕事を終わらせてしまえは、落下の力は加速する力に使える。あれ？​なんか説得力あるな。特に仮説②​が、やはり違うような？​問題は仮説②のその後だな。​仮説②ターン後半に落とされる↑ターン後半は重力が働くので、その上曲がるのが遅れて曲げようとする力も加わったら簡単に限界を超えて落とされる。↑重力がマックスに働く前にさっさとターンの仕事を終わらせてしまえは、落下の力は加速する力に使える。↑さっさとターンの仕事を終える為には、ターンの早い段階から外足インエッジで捉えて外板を撓ませる必要がある。↑​では、その為の動力は？​ここで行き詰る。外板を撓ませる動力を脚力だと考えているのであれば成立する考えかも知れない。が、​板を撓ませる動力は、脚力ではなく自身の質量×速度の慣性力​であることは今シーズン教わって腑に落ちてる。そうなると問題は、どうやってそのターン前半の慣性力を生み出すか？ってところだよね結論を言うと、​​ターン前半の慣性力はターン後半の慣性力のうち前半に繋げられた分だけってことになります。​​ターン前半は結果に過ぎない。​バネを縮ませるのがターン後半、後半と切替の結果として開放されるのがターン前半。​バネを縮ませてないのに前半でどうこうしようとしても、動力が無いので無理。この結論をベースに皆が知っているＳ字ターンと言う考え方が成立してます。そうなると残る原因は切替とターン後半ですが、今回の事象を考えるに、山回りで落とされてるのは切替より前の話なので、ターン後半に絞っても問題ないかと。​で、何だっけ(笑)​そうそう、結局仮説①も②も原因をターン前半の捉えにしてるけど、そもそもターン前半の捉えの動力も元を辿るとターン後半じゃないの？って所まで来ましたね。と言うことは、​一番の問題は、​​ターン後半何故ズレるのか？​ってことにならないでしょうか。​ターン後半でズレないことがベースにあり、​​それがあるからターン前半の慣性力を生み出すことができ、​その慣性力を利用して外板インエッジを刃物の様に使って雪面に食い込ませることでき、​​それができるからターンの早い段階からスキーを撓ませてラディウスを小さくしてターンを終わらせることができ、重力と喧嘩することなく次のターンに向かうことができる。​​そう言うことなのでは？なので、結論としては、​ターン後半落とされるのはターン前半に仕事を分散できてないからではなく、​ターン後半に落とされるのは、限界が低くて落とされているだけ。なので慣性力をロスしてターン前半の動力が不足して板にターン前半の仕事をさせられていない。てことだな。うん、納得。いや～長かった。​​ワールドカップレーサークラスならともかく、自分クラスならこっちが正解だな。​​ふう、サッパリした。​．．．​本当か？​​​​​​本当に本当なのか？​​​​うーん、そこまで言われると．．．。こうやってスキーヤーの季節は進んていく．．．。ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

  2022.08.21

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  簡単に言ってくれるよね

  お世話様です。最近動画見てる時のボヤキをネタにしてみました。鼻ほじりながら下手が言ってるよ位で見てもらえれば(笑)今日は権威のありそうなこの動画をオカズに。​レーサーを目指す人へのトレーニングマニュアル​滑ってる人はとても上手。こうなりたいしこう滑りたいなあ。問題は解説。どうにも内容に引っ掛かる。0：40～　上位に来るレーサーはアクティブに身体が動き続けていることが共通点としてあげられます。うーむ、出だしから躓く。動きは全て目的があるはずなのに、とにかく動きが多いスキーヤーが上手いと言ってる様な．．．因果が逆に感じて違和感あるなあ。タイムの遅いレーサーにいくら動きが多くても褒められないよね〜そんときはどうせ無駄な動きが多く、とか言うんでしょ？簡単にいうよね〜そこはせめて板の動きだよなあ。遅いレーサーは板が動いていない。速いレーサーは板が生き物のように。。。1：20～　上体の向きがターン前半は内向、ターン後半は外向を意識して．．．腰の向きではなくいきなり上体の向き？ターンの仕上げが早い段階で終わるから先行動作として上体を内向できるような。問題はどうやってターンを早く仕上げるか、その為の基礎が知りたいし練習したいのに。どのレベルに言ってるのか謎。まあ、腰の向きこと言ってんだろうな〜2：12～切り替えでモモを起こし、重心をしっかりと谷側に移動させる。これ、ターン後半で腰は当然外向していてスキーは斜面斜めに進んでいく訳なので外脚モモが寝ていたとしても、進む方向に対してのスキーと腰の位置関係で言うと、スキーが後ろで腰が前です。てことは、進行方法に対し身体の横からスキーが押してくる関係。モモが寝ている状態で腰の横から押されたなら、板を足場に立てばももは自然と立つのでは？スキーが自分の下に返ってこなくてスッポ抜けるなら、モモを立ててないからではなく、モモが立てられないポジション作ってしまう方が原因のような。それと身体の下に板がないとか外向傾とか荷重の質の問題では？2：50～適度な上体の前傾をキープすることで可能な限り頭の位置を前後に動かさないことそうすることで目線が安定することで滑りに安定感が生まれます。適度な上体の前傾この一言を習得するのがどれだけ大変なことか簡単に言ってくれるよね(笑)ここも因果が違う気がします。解説:　適度な上体の前傾をキープ→頭を前後に動かさない→目線が安定→滑りが安定自分の疑問適度な上体の前傾をキープできるような身体と足首の使い方を見直し→適度な上体の前傾をキープできる→重心が常に前に落ちるようになり滑りが安定→目線が安定。。。頭を前後に動かさないのは上手くなった結果であって、頭を動かさないから上手くなる訳ではないのでは？ピコーンピコーン。。。．．．アカン。突っ込み所がありすぎてカラータイマーが．．．。もうやめよう。。。3分でこれか。ホント、簡単に言ってくれるよね〜ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.08.12

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  今シーズンより前の小回りの要素を振り返ってみる

  お世話様です。今シーズン教わった小回りの要素は、今まで多用していた「押し出し荷重」を禁止するものでした。が、そもそも押し出し要素なんてスクールで正式に教わったのだろうか？パッと思い浮かばないので遡って思い出してみます。まず自分、確か2010年に二級合格してますが、それまで小回りも大回りもあまり教わったことありませんでした。数回入ったスクールやスキークラブで教わったのは何だっけ？フォールラインに横滑りして落差を取りながら捻っていけば小回り？そんな感じ(笑)捻る時に腿で捻ることを教わったのもこの時代。それまで足首で捻ってました。それだと膝に悪いらしい。次、一級合格が確か2014年。ここでも横滑りの展開からの指導でした。印象的だった指導は谷回りでボールを谷に投げるフォームを取ることによって腰が高くなって重心が前に行く。そうすると板が自然とフォールラインを向くので、フォールラインを向いたらさっき投げたボールをキャッチするようにギュッと回し込む。​​+外足を進行方向後ろから外に回し込む様になぞる様に回し込む。​​これで合格しました。ここまでを振り返るに、押し出しは荷重方法の一つであり、特に分けて考えていない。一級合格直後はスクールでこの滑りをマスターしましょう！みたいなのは教わった記憶がない。と言うか自分、一級迄滑りを矯正されまくった反動で教わることが嫌になってしまい、自分で考えたことやネット情報を試行錯誤することに目覚めてしまった。・・・所謂イヤイヤ期からの自我の目覚めですね(笑)しかもこの時、サロモンのＸカートｍａｘと言う何でもできるズルい小回り板を履くようなってそれに拍車を掛けた。だって試したいことがなんだかんだ上手くいくんですもの(笑)この時代の小回りは主に、バンク滑りを整地でやっている様な大き目の小回りしてる人の、身体が伸びたり縮んだりするのがカッコよくて真似してました。うーん。これで谷回りで板を押しズラすことをやり始めてますね。なのでコレは完全に我流。その後スクールを移って、そこでは谷回りでの板の動かし方をホウキで履くように外側に動かすと教わりました。​まあ押しズラしだけど、少し軽いニュアンスですね。​それに、外脚伸ばすと同時に内脚畳む小回りもよく練習させられました。​あれはバリバリ押し出し荷重、​いや、加重か。で、今シーズンより一つ前のシーズンの2021シーズンに初めてスキーヤーズラボのオンラインスキー塾の基本講座を受けて様子が変わってきます。それまでの要素は、​​脚の伸展（角付）+押し出し荷重（荷重）​​だったんですね。それが、角付要素だけ股関節の屈曲（外向傾）に変わります。股関節の屈曲による角付は押し出し荷重と相性が悪い。関節曲げて荷重を受ける方向で筋肉使っているのでそもそも押し出しようがない(笑)それでも外力あればできるけど、脚の伸展に比べると大幅に制限を受ける。このことで脚の伸展と相性の良い押し出し荷重が使いにくくなり、代償動作とてしての板を振る動作が目立ち、小回りのスランプに陥ります。こうして流れを整理すると、全部繋がります。押し出し荷重はスキー始めてからそれこそ歩くことと同じように使い始め、上達と共に使い方を洗練する方向に教わってきて、悪しき要素との認識はないように思います。そう言えばシーズン初めにスクールのポジション確認でやる、​​直滑降から板を押し出してのプルークファーレン​​これなんかバリバリ100％押し出し荷重なんだよなあ。そう考えると、その押し出し荷重を禁ずることはやはり大変なことだったのだなと思いました（＾＾；次回はこれにベースに仮説を展開しようかと．．．。ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.08.07

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  ひまつぶし

  お世話様です。ひまつぶしとひつまぶし、昔からごっちゃになります。最近仕事が忙しく余裕がありませんが、そんなときこそ​ひまつぶし​気分転換、中古スキー物色。スキー仲間に頼まれれた、安くて良い板の物色。まあ、この時期はシーズンの売れ残りしか置いてなく、狙い目は板が入庫してくる10月以降。なので今日は純粋な​​ひまつぶし​​気分転換。問う訳で市内某所へ。むむ、スノー用具売場も大分縮小されてるな。替りにサーフィン用具売り場が大幅拡張されている。その中で気になる板を発見。サロモンの24h LM 170cm 2011モデル　キャンバー調べてみると、当時の小回り系デモトップモデル。​​やっす！​​程度を観るに、板もビンディングも傷が少なく滑走日数が少なそう。ベンドもエッジもバリバリ残ってる。この板の何が良いって、ガッツリキャンバーなんだよなあ。キャンバーモデルはポジションが難しいけど、乗り手を上手くする板。​大きく違うのが切替のポジション。ロッカーだと多少切替で内倒しても問題ない。が、キャンバーで切替で内倒すると足払いを食らったように転倒する。以前コブのバンク滑りで、ロッカー入ったサロモンのＸカートだと問題ないのに、ほぼキャンバーのスピード君だと切替で唐突にコケて？？？となってましたが、切替で谷側に重心を落し過ぎて板が身体の下から外れて引っ掛かって転ぶという理屈が解ったのは最近のこと。それに、常に身体の下に板を置いてないと上手に滑れない。ロッカーはそこが適当でも滑れる。なので、知らず知らずにポジションがどんどん適当になる。キャンバーは逆にポジションがシビアで上手く滑れない分ポジションに向き合うことになる。しかもキャンバーは良いか悪いかポジションがどうなってるか掴みやすい。で、一生懸命ポジションに向き合った結果ポジションが良くなり、気が付くとロッカーモデルより荒れ地を上手に滑ってたり（＾＾；検定とか大会の一発勝負には劣るけど、上達に励むには楽しい板。それが今シーズンの自分の結論。それはひとまずそれは置いといて（＾＾；​ネックは長さが170なところとトップモデルだってこと。​トップモデルだとエッジが良く噛んで走るので、ポジション悪いと変な体勢で捉えてしまい、筋力で耐えることになりがち。次、長さについて。長いと安定するけど捌き難くなる。草レーサーは男性でも女子用の155ｃｍを使うらしい。理由はその方がタイムが出るから。如何にフリーで調子が良くてもタイムは正直らしい。それを当てはめると、長さがワンランク上がると板のランクも一つ二つ上がると考えた方が良いのかも。調べてみると、長さが165でもかなり重厚な乗り味らしい。それが170なら尚更か。前のユーザーもそれで乗りこなせずに手放したのだろうか？が、板の評判自体は悪くない。同時期のオガサカのTCと乗り味が似ているらしい。確かに119-67-102のＲ13.2ｍと板のディメンションも似てる。今年オガサカ買ってなかったら間違いなく買ってたなコレ(笑)このコンディションで￥8000ちょっと。チューンナップしても￥15,000か、何しろ安いな。頼んできた彼、予算が厳しいらしいしこの板どうだろう？今乗ってるのがオガサカのAZ14と言う中級モデルで、スピード出すとブレるらしい。そりゃそうでしょう。全盛期にテクニカル合格してる彼に、ただでさえ柔らかめのオガサカの、それも中級モデルでは。が、このサロモンも微妙に悩ましい。自分の様に年間40日以上滑るならともかく、​今の彼の様に年10日とかだとポジション掴む前にシーズン終わってしまいそう。​ついでに具合の良くない膝にも良くなさそうな。。。ホントは165ｃｍ前後のトップロッカーのデモセカンドモデルがお勧めですが、そういう板は人気で、年式古くても値段が3万以上になってしまう。どうしたものか．．．。うーむ、これは自分が考えてもどうにもならない。正直にメリットデメリットを説明し、あとは彼に委ねよう。という訳で、写真と雑誌の試乗レポートを送る。どうすんだろうな〜もし彼が買って合わなかったら自分も乗ってみたいし買い取ろうかな(笑)​​いやいや、​オガサカ+ピストンプレートの組み合わせに入り込む余地ないでしょ！​なんてこと考えながら、​当初の目的である気分転換（ひまつぶし）は大いに達成(笑)​やはり好きなことをあーだこーだ考えるのは気分転換になりますね（＾＾）ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.07.31

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  フラットと左右差

  お世話様です。左右差について、最後のエントリーから進展があったので追記しときます。===================================今シーズンはたしか左右差について２件のエントリーを書きました。​左右差とスキー立ち​​左右差の最終結論？​要するに、左右同じようにガニって踏めてないのと、左右で斜度感が違ってる2つが大きな原因って話でした。で、その後色々試行錯誤しているうちに左右差が気にならないレベルになってきたのですが、一番有効だったのがフラットを作る意識を持つことでした。これ、一級受ける時に意識してたニュートラルとは違う気がします。自分が教わった（解釈した）ニューラルはターンとターンの間に雪面と板が平行になる斜行の時間を長く設けるような意識でした。自分の場合、これだと山回りから次のターンへ繋げる意識が抜けてしまい、​​結果斜行時のスピードが遅くなり、​谷回りを始める際に外に向かって働きかけるエネルギーが無くなってしまい、​結果​内倒っぽくなって不安定な気がしてました。​今シーズン意識してたフラットは、山回りから切り替えに掛けて山に跳ぶような働き掛けから、​外足軸作っての外足の板と雪面の平行を作りトップが自然に落ちて外板トップが噛んで回るまでを作るの中での​​​外足の板と雪面の平行を作るところ。​​これが上手くいけば自身の慣性が外板にに掛かりっぱなしになり、不安定と言うよりヌルーッと板が動くキモチイイ感覚になります。​結局このフラットの作り方が左右差を大きく減らす決め手になりました。​思うにこの、​フラット作って板がヌルーッと動くためのポジションがかなりシビアで​苦労した訳ですが、まず、​​フラット作ろうとすると自然とガニる踏み方にならざるを得ないところがあります。膝入れるような踏み方だと外足軸のフラット作れないので。​​​​それと、​​​​フラット作ることで前後左右の斜度感の狂いをターンごとにリセットできる。​​この二点が奏功したように思います。​​​基本に忠実にフラット意識してる日はだいたい調子が良く、調子が悪い日は朝から左右差が出ていてどうしてだろう？と思いながらあっ、そう言えば今日はフラット意識するの忘れてた！なんてことが何度もありました(笑)慣れてくるうちに、​とりあえずフラット作っときゃ何とかなる​的な感覚に(笑)あ、こう書いてみたもののフラットで全てが変わるかはわかりません。ここまで来るのにベースの動きや要素をいくつか積み上げているので、最後にそれらをフラットを作る意識で統合してるだけなのかも。ともあれ、自分の中での最低限の左右差はクリアした気がします。最低限とは、左右外足とも、筋力を使わず外力に耐えられること。これは運動経験の少ない自分でもスキーヤーズラボの指導のもとでそうなってきました。ベースに筋力を使わない身体の使い方があり、選手クラスはそこから更に上を目指すために筋トレをするってことなのだろうと思います。とりあえず基本に忠実に滑っているときは最低限の左右差をクリアでき、調子の悪い日でも再現性のあるノウハウは手に入れることはできたのかなと。やれやれやっとです。左右差バリバリで苦手な外足を筋力で無理やり耐えてる頃、左右差無くなったらどんなに無敵になるだろうと夢見たことがありましたが、そこに達したはずなのに次の課題が見えてるので無敵感とか感じる暇がないという．．．。スキーヤーあるあるなんでしょうね．．．ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.07.16

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  今シーズン最大の課題を深掘りする

  お世話様です。カスタムフェアも終わったし、スキーに対する気持ちも冷めつつある今日この頃。仕事も忙しいので更新も滞ってます。ブログって平日夜はあまり書けません。休みの朝、ご飯食べて風呂入ってさっぱりしてからが一番良い。あれ？シーズン中はいつ書いてたんだ？休みはスキー行ってるから平日夜しかないはずだよなあ(笑)シーズン中はそれだけモチベーションが高いってことでしょうね（＾＾；そんなスキーモチベーションが凪の状態でしたが、先日何故かアクセス数が爆上がりに。新しく訪問される方が数を読んでくれる？そんなことがあり、押し上げられるようにモチベーションが湧いたので書き残しを書いてみます。題記の件、今シーズン最大の課題として残ったストック突くとヒップアウトサイドになってしまう問題これの何が問題なのか深掘りしてました。そもそもヒップアウトサイドとは何か？​スキー人生を左右するヒップインサイドとヒップアウトサイド​コレです。ざっくり言うと、山回りでヒップアウトサイドになると無駄にズレてエネルギーがロスするのでキレのあるターンが出来なくなるてことです。で、自分の場合はストック突くことが引き金になってスキーに重心を寄せに行ってしまいヒップアウトサイドが出てしまう。問題はここから先。クロスアンダー要素（板が自分の下に返ってくる）の場合は最終的にヒップインサイドで切り替えになるのは感覚的には納得してました。が、​クロスオーバー要素の時って、​​重心を板に寄せて、板を追い越して切り替えるのだから、​どうやってもヒップアウトサイドで切替になりません？それとも重心の移動方向が間違ってる？何やら訳ワカメになってしまい、コーチと連絡取り合いヘルプを求めました。さすがコーチ、鋭い指摘を幾つかもらい、その中で自分の勘違いが判明しました。まず、​​スキーヤーズベッドラボで問題にしているのはあくまで荷重局面でのヒップアウトサイドであり、​​切替局面ではどうやってもヒップアウトサイドになります。何故なら、​股関節が切り替わったらヒップインサイドからヒップアウトサイドになるから。​切替の局面でコレが出るのは当たり前。問題なのは荷重の局面でヒップアウトサイドが出てしまうこと。クロスオーバー要素の場合、クロスアンダーに比べると切替局面が長いからヒップアウトサイドが目立つ様に見える。が、​意図してやっているので問題はない。​自分の課題はあくまでもクロスアンダーでの話。クロスアンダーでは板が返ってきて自然と板が切り替わるので、クロスオーバーに比べると切替ギリギリまで荷重してることになります。が、自分の場合、クロスアンダー要素を成立させるためには板が返ってくるまでまだ荷重局面でいたいのに、ストックを突くことで自分で板に重心を寄せてしまった結果、荷重局面を中断して切替に入ってしまった。てことです。​ストックを突く≒切替​と、​身体に深く刻み込まれてるんですね（Ｔ　Ｔ）​なので、ストックを突きに行く瞬間荷重が外れてしまう。クロスアンダー要素ではストック突く意識がこれではダメっぽい。ストックは突くんだけど荷重は抜かないんだよなあ。床上で鏡見て確認したけどやはりそう。床上でもストック突こうとすると腰が足元に寄って外向傾が緩むし荷重も抜ける。​うーむ、これだな．．．。​​床上で意識すれば直せるので、ようやくここまで深掘りできました。​地道に鏡見て直して、あとは公園でストック持って斜面下りながら直してくか。こういうの、一般的なスキーのオフトレには該当しないけどとても重要に思います。筋力を鍛えるでもなし、瞬発力を鍛えるでもなし、持久力でもないけども。​​​​​​​​ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.07.10

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  エッジチューン講座

  お世話様です。カスタムフェアの講演のうち、Ｓwix主催のエッジチューン講座を聞いてきました。為になったので、気を付けたいポイントを記載しておきます。まあ、自分が忘れない為だったりしますが（＾＾；1.ベースとサイドでエッジをチューンする目的が違う。ベース：操作しやすくする為サイド：硬いバーンでしっかりグリップさせる為要するに、○ベースを鋭角にするとエッジが噛みやすくなりカービング性があがり、鈍角にするとズレやすくなる。○サイドを鋭角にするとアイスバーンでもグリップさせやすくなるが、鈍るのが早くなる。2.使う道具類〇ボーダーカッターお勧め　長く使うならコレが良いらしい。　今までこれ買うのをケチってカッターナイフでやってたので、　結局メンドクサクなってやらなくなったんだよなあ．．．。　最近は硬い樹脂が流行っていてカッターじゃ太刀打ちできないらしい。​最安値に挑戦 SWIX スウィックス TJ100 ボーダーカッター 丸型超硬チップ付き【スキー スノーボード チューンナップ用品】​　で、　1割引き+10％ポイント付くので買ってしまった．．．。　ん？　帰って調べだらこっちのが安い。。。〇ファイル粗さは中目3.各工程のコツ○ベースは一旦セットしたら研ぐ目的では触らない。研ぐのはサイド。○ファイルで研ぐ際は30cm程度ずつ削っていく、一気にトップからテールまでやるより削りやすい。　エッジにマジックを塗って、マジックが消えるように削るのもよい。○最後にオイルストーンでバリ取りをするのが大事。　時間がないときは（ファイルで研がなくても）オイルストーンで仕上げるだけでもエッジが結構もつ。　ファイルでのエッジ研ぎはサイドだけやるが、バリ取りはサイドとベースの両方やる。　サイドはガイドで角度を決めて、ベースは感覚でやっている。　オイルストーンは水に浸した方が仕上がりが滑らかになる。　バリ取りはトップからテールまで一気に丁寧に引く。なるほど〜プロがやってるのを実際に見れて大変勉強になりました。今度はできそうな気がします(^^)ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.06.26

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  カスタムフェア雑感

  お世話さまです。先日石井スポーツのカスタムフェアを嫁と共に満喫。で、思うことをつらつら記します。○ブルーモリス　何故ブルーモリスの板はトップが返ってくるのか？　を聴いたところ、メインの選手がそういう板が好みで板のトップを特に柔らかく作っているそう。　この板クラウン以上向けですよね？　　の問いには、苦笑いしながら頷いてました。　　2024シーズンの板も開発中で、方向性は今と一緒だそうで対象が下がるとかはないそう。　最後に、　オガサカにピストンプレート付ける選手は結構居るのか聴いた所、　​半分くらい付けてるんじゃないかな？​　　マジ？　　知らぬは我々一般人だけなのか。。。　考えてみればレーサーはかなりの人がピストンプレート使う訳だから、　その人達が基礎に出たってそれはピストン使うよってだけなのかも。○DPS　板のラインナップがややこしいので教えてもらった。　で、メタルを使わないのがここのポリシーらしい。　代わりにカーボンを使うので高価になるが、　様々なシチュエーションで振動吸収性に優れ、カーボンはヘタらないので永く乗れる。○サロモン　とても気さくな方で、元レーサーで選手のコーチやチューンナップされてるとのこと。　この方の勧めもありエッジチューン講座受講。勉強になった。○キザキ　​親指をグリップトップ乗せる握りに対応したグリップを開発したとのこと。​　握ったらほぼ一目惚れでお買い上げ。　因みに今まで使ってたシナノでは親指グリップは指を痛めやすいので、　メーカーとして推奨してないそう。　握りに併せてストックも選んだ方が良いみたいです。○ヘルメット　これは長くなりそうなので別に記事かきますね。〇エッジチューン基礎講座　これも別に書こうかな．．．。○ZASSO　ネックチューブをバラクラバ的に使う折り方を教えてもらいました。普通に頭から被って首のところを２重に余らせて、２重に余らせた部分を引っ張りあげて鼻と口を覆うだけ。おお！知らなかった！   が、カスタムで会った友人に教えたら、皆普通に知ってるらしい。。。○ブーツ今ラングのWC ZA+履いて１シーズン過ぎましたが、一応何社か試し履きしてきました。92〜95のレース系、フレックス110〜130履いての印象です。サイズ、ラング買うまで27cmでしたが、マイインソール入れて履き方気を付けると26でイケることを確認。☆フィッシャー　前傾キツイな　ラングに比べて踵が低くてソール全体が薄い？☆レクザム　インナー厚く感じる☆サロモン　新設計　踵がメッチャ細い！アキレス腱をギュウギュウに締めてくる！　人気で品切れらしい。滑ったら凄いのかな。☆ダルベロ　中庸☆テクニカ　やはりラングに比べて硬い。前傾方向の硬さに関しては110 でラングの130と同じ位。☆ラング　最後に自分のと同じモデル履いて確認。　やはりコレが一番しっくりきました。　足首のホールド感やインナーの張り付き感が素晴らしい。。。○ウェア☆デサント　ウェア1番人気。　流行りのアウトドアテイスト入れて、デサントの基礎カッコイイに遊びを作ってます。　ながく着れそう。☆ミズノ　ちょっと何着て良いか判らないようなデザイン。　もっと普通で良いのに。。。☆フェニックス　何がどうなっちゃった？　ブースも小さく、足を止める人もほぼいない。　元々変わった生地使った不思議な質感のメーカーだったのに、見るからに安っぽい生地使ってて　触ってみたいとすら思わなかった。ロゴも変わってイケてなく。。。☆ゴールドウィン　サイズが合わないので着れませんが、継続路線でそこそこにぎわってました。☆オンヨネ　全体の傾向がアウトドア系に寄る中、昔から変わらぬ路線なので余計に際立ちます。　他カテゴリの住人が呼ぶピカピカウェアーとはオンヨネのことなのでしょうね。☆ミレー　昨年よりブースがデカくなった。　デザインもシンプルで機能性も高く値段も日本のメーカーに近いし、盛況みたいですね。〇押し出し荷重について　デモや元レーサー等のエキスパートが対応してくれるので、　押し出し荷重について、ＳＡＪの技術体系としてどのような位置付けなのか軽く聞いて回りました。　ざっくり言うとこんな感じでした。☆基本、押し出し荷重は使っていない。技術選で見えてる滑りが全て。☆ＳＡＪの技術は割と変わるので一時期のトレンドとしてはあったかも知れないが、　覚えておいて損のある技術はないので、流れに応じて身に付けるし展開する。☆スキークラブやＳＡＪの組織に入り込んでいると、テクニカルからクラウンレベルあたりで　エキスパートから押し出し荷重をダメ出しされるタイミングがあるようです。　　なるほど、組織に深く入ってないと入ってこない情報らしい。　やはり上達するには押し出し荷重は使わない方向で合っているのだと確認できました。​​​​​ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.06.23

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  コブでトップを刺すのに必要な要素についての考察

  お世話様です。さて、今シーズンのまとめもそろそろ終わりかな？題記の件についても、来シーズンに忘れないよう書いておきます。今シーズンは整地小回りに苦労した割にコブには変化がありました。それは、板をトップから入れていけるようになりつつある。そうなると何が違うかって、見た目はもちろんなんですが、滑ってる感触が俄然気持ちよくなってきます。「ドスッ」という衝撃から、​「ヌルッ」「ツルッ」と言う感触になる。​上手くいけばの話ですが（＾＾；以前から板をトップから入れてく為に、コブでドルフィンターンを練習したり、テールを上げてコブに入ったりと色々試行錯誤してましたが、できるコブとできないコブがハッキリ分かれてました。それが今シーズン、コブの形状や斜度を問わずそこそこできるようになってきました。勿論上達を感じて嬉しいのですが、一体何が違うのだろう？と考察するに、以前はコブの溝目掛けて脚を伸展させて滑ってました。この写真赤〇が今自分がトップを刺そうと狙いに行ってる地点です。イメージするとわかると思いますが、​脚を伸展させた状態でコブの赤〇地点にトップを刺すことできないんですね。​脚を伸展させると、どうしても板は赤〇に対し横を向いてしまう。そうなると身体に「ドスッ」と言う衝撃が来てしまう。それに対し、今シーズンは脚を曲げた状態のまま、身体ごとコブにぶつかっていけてる。そんな感覚でコブの溝の一番始まり（赤〇地点）にトップが当たり、結果板が勝手に回されて出口に向かって鋭角に抜ける。ラインとしては縦ではなくバンクに近い横のジグザグライン。が、​ラインは横だけど板は縦に進むからターンっぽく見える。​難易度的にはこんな感じ易　　板を進行方向に対して横に向ける×縦のライン×コブに板横から当たる（ズルドン）　　　板を進行方向に対して縦に向ける×横のライン×コブに当たらない（バンク）↓　　　板を進行方向に対して縦に向ける×横のライン×コブに板のトップから当たる（今回の滑り）難　　板を進行方向に対して縦に向ける×縦のライン×コブに板のトップから当たる（モーグル系）　　　モーグル系だと板トップを刺すために、膝を曲げた状態で股関節を伸展させる動き（ち〇こビーム）の習得が必要ですが、​今回の要素ではコブの急激な落ち込みに対応する必要がないので不要となります。​で、​​なんで今シーズン急にできるようになってきたのか？​​ですが、それはやはり、押し出し荷重の要素を禁じたからだと思います。以前までのベースになっていた脚を横に伸展させる押し出し要素の小回りでは、板がどうしてもラインに対し横に動いてしまい、縦に進んでいかない。​仮に横に除雪する分を少なくしてコブの溝にトップから当てにいっても、​内力で雪を押す状態でコブの赤〇にトップから当たったらバランスを崩す？今シーズン取り組んでいるベースだと、​身体の下に板を置いたままの状態でコブ赤〇地点にトップから当たることができます。​いわば、圧を受け取る準備を作ったままトップから当たるので外力で板が回される急激な方向転換にも乗り遅れずに済むのかと。​​これ、整地でも一緒では？​​整地で要素練習しているときは全く気付かず、逆にコブ滑ってて気が付いた。そうなんだよな、整地でもコブの様に、ターンマックス目掛けて身体ごと板のトップをぶつけに行った結果、板がトップから撓んで勝手に曲げらされるイメージで取り組めば良いのかも。とりあえず、今シーズンの整理はこんなところです。感じていたことを言葉にできて、スッキリしました（＾＾）追記​結構読まれている様なので少し補足すると、​板のトップを刺している場合とそうでない場合、見た目では意外と判りません。と言うか、本人的にはトップをターン外側に向けて赤〇地点にメッチャ刺してるつもりでも動画を見返すとごく普通に見えます。なのでこの動き、この動作を習得していない人からはおそらく見えてない。なので、上級者が板のトップを刺して外力に回された結果、細かいコブをメッチャ素早く滑ってるのを見て、​​​ああなるにはプロペラターンを猛練習しないと！​​​みたいな本質から逸れた方向に行ってしまうことがありえます。​​​​．．．まあ自分がそうなんですケド(＾＾；)​​​​ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.06.18

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  クロスオーバー要素からクロスアンダー要素への転換が大変2

  お世話様です。前回の続き​これらの要素にさらに外力回旋と言う要素が入ってきます。​内力使って板を回旋するのではなく、外力で板が勝手に回される要素ですね。こっちも超難しい。この要素の為にフロントロッカーのｓ９ｉを手放さざるを得なくなったと言ってもいい。​ターンの早い段階・時計の0時とかで外足軸でフラット作って待ち、​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​板のトップが重力で下を向き始めると同時にトップが噛み、板が回される状態を作り出す。で、外力で回旋される板を導くように正しい回旋動作を行って板を誘導する。これも難しくって、床上で練習した正しい回旋動作ですが、なかなか雪上でハマらなかった。そもそもが床上エクササイズだけでも超難しい。外向傾作って上体の前傾を作って、これをベースに腿の回旋を加えて．．．。で、​​​​​​背中に力が入ったらエラー（上半身と下半身の分離ができてない）腰が回ったらエラー（ローテーション）​内腰が力んだらエラー（動く箇所以外は緩める）​​​​​​​​​​​​​​​​おい．．．。​​​どんだけエラーポイントあんねん​（ＴＴ）​​​​​​​​​いわんや雪上をや．．．外力回旋の実践練習中はよく腰に軽い違和感を覚えたので、床上動作から違っているんでしょうね。が、悪いところばかりではなく、予想外に良くなったのがコブ。コブのアゴ（写真の真っすぐ進んでコブに当たるところ）に板のトップから刺していけると外力回旋の要領で板が勝手に回されて切り替わる。整地だと板のトップが噛んで彫り込んで回される要素を自分でやる必要があるけど、​​コブは既に溝が掘られてるからその部分は省略でき、勝手に回されて切り替わる要素だけを練習できました。​​​意識していたのは内股関節の緩み。​まず、内股関節を緩められると外足軸ができる。で、内股関節が緩んでいると、コブに当たって板が回されて横に走ったあと、落とされずに横に走ってくれるので次の溝の始まりの地点に板を刺せるし、​板をトップから刺せると凄い勢いで板が回るので、​そのエネルギーを使って股関節が勝手に切り替わる状態に持っていける。で、いいタイミングで内股関節が緩められないと、股関節が切り替わらず外足軸のポジションが作れないので、コブに当たった瞬間コケます。何度もコケました(笑)それでも練習してしまうのは、コブにトップから板を刺せたときの感覚がキモチイイから💛コブに当たるまで曲げようとせず何もせず待つので、コブに当たる直前はこんなポジションから絶対曲がんないでしょ？と思うのですが、そこから何故がスルッと曲がってしまう。衝撃も、板を横にして着地するときと全然違う。ドスンと来ない。ヌルッと抜ける。コレがキモチイイ。まるで新感覚のアトラクションみたい(笑)コブについては良いことばかり書いてますが、最後にそうでもないことを。整地もコブも今シーズンはほぼ筋肉痛にならずに済みましたが、実は小回り系の練習した後に腰に軽い違和感がありました。なので、整地・コブに共通する回旋動作のエラーがあると思われます。そこら辺の見直しがオフでできれば．．．。ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

  2022.06.12

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  クロスオーバー要素からクロスアンダー要素への転換が大変1

  お世話様です。前回の続き今シーズン取り組んできたことを一言にまとめるとクロスオーバー要素からクロスアンダー要素への転換でした（できてないけど）​今まで自分はクロスオーバー要素で滑ってました。​意識してたのはこんな感じ①フォールライン過ぎたらターンを止めてニュートラルに重心を戻す​②ニュートラルを通過する様に重心を積極的に谷に落としていく​​​​③その為の内足アウトエッジでの切替​​これらの感覚がクロスアンダー要素を身に付ける上で障害となった。クロスアンダーとはざっくり言うと​板が勝手に自分の下に返ってきて自分の下で切り替わる滑り​です。この、板が勝手に自分の下に返ってくると言うのが地味にハードル高かったです。核になった要素はこの3点​①ターン後半の外向傾​②切り替えに掛けての上体の前傾③切り替えで角付け緩まない​①が出来ないと内倒する。で、​当たり前ですが②が出来ないとトップに荷重されないので板が返ってこないが、​②を意識すると①が解ける​​が、​​​​①を意識すると②が飛ぶ​​​​​（無限ループ）​​​​​​．．．どんだけ～で、②が上手くできればふくらはぎとブーツに常時隙間が空いてる状態になるけど、​​そうなったのは1日で数える程、他を意識すると大体できない（＝＝；で、最も難しかったのが③どうしてもクロスオーバーの感覚が残っていて切り替えに掛けて自分から腰を谷に寄せてエッジを外しに行ってしまう。​そうなると、①の外向傾が解除されてしまう。​​特にストックワークとセットになった意識は頑固で中々変えられなかった。​​​ストック突く≒重心を谷に寄せる​​がセットになってるのね（ＴＴ）ストック突いて腰をスキーに寄せに行ってしまうと、折角ヒップインサイドの外向傾作ってたのにヒップアウトサイドになってしまい、そこでズレてエネルギーが逃げてスパッと切り替わらなくなる。で、​落下エネルギーが逃げて横移動が遅くなるので谷回りも作れない．．．​そう言う循環になってしまう。シーズン最後まで取り組んでいた課題で、シーズン最後の整地練習であり得ないほど腰を内側にセットして待ってみたら板がグググッと戻ってきて勝手に切り替わった。​ありゃ？切替に掛けてこんなに腰が内側なの？​理屈では解っていたのに、従来の感覚が最後まで拒否してました(笑)来シーズンはもっと極端に取り組まないと、ですね（＾＾；ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.06.08

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  捨てシーズン

  お世話様です。板について一区切り着いたので、今シーズンの総括的な内容でも書いていきます。スキーヤーズラボのメルマガでも話題になってますが、今シーズンはまさに、捨てシーズンでした。本人的には捨てたつもりは無く割と楽しく上達に励んでたのですが、傍から見てると上達はおろか下手になっていました。捨てシーズンとは何か？ってことですが、スキーの練習には①滑りを洗練する練習と​②滑りを改善する練習​があって、①の場合、滑り方自体は変わって無いので、基本的に滑れば滑るほど上達します。が、​②の場合、新しい動作や要素が身に付ける過程ではそれまで培った①が邪魔してしまい、以前を超えるまではどうしても下手になる。​大会や検定等で結果を出すことを目標にしている場合、②に取り組み切れずに改善を諦めてしまったり、大会や検定に間に合わない場合がある。それなら初めから捨てシーズンとして②を集中的にやるのも手だよ。そんな話（自分的意訳）です。とまあ、今シーズンの自分にはビンゴ！な内容。ホント、今シーズン教わった要素は直感的にはこれで正しいだろうと感じながらも、やることがあまりに難しく、本当にできるのか？と迷い、迷いつつも一部がポッとできて次へ希望が繋がり、​で、またその先でハマる（＝＝；​の繰り返し。で、とりあえず出場した草技選ではクラス最下位。折角良い要素教えてもらっているのに結果が出ず、コーチの名を落してしまったな等と思ってたのですがそれは杞憂のようで、そう言うものらしい。確かに、例えば左手でハシを使う要素をやろうと思っても、すぐに出来る訳ないしね。とは言え、以前は上に抜けちゃうとか、シェーレンしちゃうとか課題があっても原因やアプローチが漠然としていたような。その頃に比べるとできない理由が具体的になってきた実感はあります。と言う訳で、そのあたりのことをボツボツ整理してみようと思います。ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.06.05

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  さらばｓ9ｉ

  お世話様です。題記の件、今練習中の要素とオガサカＴＣ－ＳＥ+ピストンプレートと相性があまりにも良く、来季ｓ９ｉに乗ることは無いだろうとの公算が強くなってしまった。ＴＣの場合、切替（時計の0時前後）で山足（次の谷足）にフラットに乗り込んでトップが落ちて下向くのを待ってると​トップが噛んで自然にターンが始まり板は勝手に回されるようにしてターンが成立する。​が、トップロッカーのｓ９ｉの場合、トップが噛む感覚がどうしても掴みにくかった。なので、待ちきれず自分から板を回しにいってしまった。コブでもコブの溝（アゴ）にトップを当てに行く練習してるのですが、​ＴＣやスピード君みたいにしっかりキャンバーしてる方が当たる・当たりそうな感触が掴みやすい。​ｓ９ｉだと感触が薄いので我慢できずに板を振ってしまう。以前の様に脚の伸展で溝に横に着地する分には快調だったのに．．．。これはもう板の良し悪しと言うより要素との相性だよなあ。オガサカＴＣに出会ったことでハッキリしてしまった。と言う訳で、残念ではありますが、​価値のあるうちに欲しい人に譲ってしまおうと動き出した。​この時期にも関わらずあっと言う間に買い手が付き、過去最高の値で引き取られていきました。買うときに売る時のことを考慮する人はあまり居ないでしょうけど、やはり人気の板は売るのが楽だしリセールバリューも高い。買うときは高かったですが、トータルで見ると支払いが少なく済みました。最後まで孝行息子だったなあ。さらばｓ９ｉ、使いこなせなくてごめんな。​新しいご主人には可愛がられると良いな。​ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.05.29

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  ＴＣピストン換装計画2

  お世話様です。題記の件、​10年前のオガサカＴＣ－ＳＥ　165ｃｍ　ＦＭプレート付きを中古で購入した自分は​若干の物足りなさと好奇心から、余ったマーカーピストンコントロールプレートをＴＣに載せ替えてもらうことにしました。で、ＧＷ前に無事仕上がってきました。早速、某ゲレンデで試すことに。ゲレンデはＧＷ中には珍しく0℃前後まで冷え込み、絶好のシェイクダウン日和。斜面は距離短めの中斜面。さて、どんなもんか？一本目​おお！​二本目​おお！？​三本目​​おおおおおおおお！！！！​​​オッケイ！！！​。。。目論見以上に良くてビックリしました、ハイ。元々ＴＣ－ＳＥのＦＭ付きは優等生っぽい乗り味で、フラットを意識して乗るとキチンと動いてくれる教師的な色が強かったです。ですが、ピストン付けることでトーションが強くなり、板のグリップが上がりました。グリップが上がると撓みやすくなり、良く走るようになります。そうなると、フラットが適当でも板が走って何とかなってしまう傾向が強くなるようです。ポジションについても、FM付きは​踵をシッカリ入れてクルブシ下にキッチリ荷重しないと気持ちよく動いてくれないけど、​テキトーに乗ってもそれなりに動いてくれ、キッチリ乗るとさらに気持ちよく動く。要するにオートマチック性が上がるんですね。少し寄り道しますが、先シーズン・今シーズンとスキーヤーズラボで教わって感じることがあります。スキーのベース技術についてです。その中でも、落下するエネルギーを横移動に変換する技術要するに落とされない技術の重要性を痛感します。当たり前ですが、これが高いと効率良く落下エネルギーを利用できます。実はこれがターンスピードの上限を決めているのでは？とすら思います。それは、股関節の切替だとかの外向傾の精度が大きく関わってきますが、板についてもこの「落下するエネルギーを横移動に変換する」性能がとても大事で、ピストンプレート付けるとこの性能がかなり向上するようです。普通に板のフレックスとトーションを上げた場合、エネルギー変換効率は上がっても、その替わりに​返りが強くなってお釣りが来たり真っすぐ下を向いて走ったりとなりがちですが、​​ピストンプレート付きはそのデメリットがかなり出にくい印象です。​キャンバーでのフラットの掴みやすさはそのままに、山回りで足場がしっかりしていて次のターンに向けて動きやすく、ぬるるると撓んでギュイーンと走っていきます。が、レースモデルみたいにギュン！て感じではなく、ギュイーンとかグイーンとか、ちょっとマイルド。​​やばい、超気持ち良いんですけど。​​何本か滑ったけど、滑る度に薄笑いを浮かべて​キモチイイ💛​とつぶやいてる状態。緩斜面も滑ってみたけど、ロスが少ないのでターンスピードが上がりやすく、楽しい。次、小回り。今取り組んでる小回りは大回りの要素をそのまま小さくするやつで、平たく言うと超難しい。つーか出来ない(笑)が、この板のサポートがあると2回に1回位は上手くいく気がする。そこまで神経質にならずとも足場が作れるのでターンを早くしやすいです。これなら練習していけば来シーズンは何とかなるかも。最後、コブ。ブルーモリスでも感じたけど、こんだけ整地でキュンキュン滑れるのにコブでギュン！と走っていかない。撓み戻りのダンパーが効いてる？ＦＭプレートに比べて扱いにくさは感じないし、むしろ小気味良さを感じます。良いですコレ。最後にまとめると、今までも試乗会でＴＣのＦＬプレート付きは良く試乗してきたけど、それより良いです。オガサカ特有の足元の板感？すぐに言うこと聞いてくれないような鈍さがなく、かと言って​​ブリザードやノルディカのピストンモデルの様な敷居の高い硬さも感じない。​​​オガサカの様に素直で、外車の様に元気。オガサカと外車の良いとこ取りの乗り味。​​​歴代のＴＣでも弱いモデルだったのも奏功したのだと思います。​​今まで試乗した中で一番近いのは​ヴェクターグライドのマキシーＳ１３コレを優しくしたような乗り味です。最後に一つ、ネガティブポイントとしてはオガサカのソールは柔らかい？チューンナップ屋のおっちゃんも言ってたけど、オガサカは板のフレックスを出すために柔らかいソール材を使っているとか。春スキーに２回行っただけでやたらソールに小傷が入ってビックリしました。来シーズンの春スキーは、ソールが丈夫なヘッドのスピード君だな(笑)金額的には板28000円+プレート8000円+工賃8000円＝44000円と、結構掛かってしまいましたが実験としては大成功。オガサカＴＣ－ＳＥ+ピストンプレートの組み合わせ​最高💛​来シーズンの楽しみが増えました（*＾Ｏ＾*）ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.05.28

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  ＴＣピストン換装計画1

  お世話様です。ブルーモリスのS-POTIONをオーバースペックだと購入断念し、替りに10年前のオガサカＴＣーSX 165cm FMプレート付を中古で購入した自分。やや弱めのこの板にマーカーピストンプレートを付けたら自分の技量に丁度良くなるのでは？との想いが止まらず、今シーズン中に試してしまおうと動き出した。とりあえず載せ替えやってもらえるところを探す。さすがに自分で乗せ替えるのは怖い（自分で載せ替えた人のブログによると結構大変らしい）とりあえず行きつけのチューンナップ屋に持ち込む。するとおっちゃん、色々と話し出した。ピストンは前期後期とあり、エクセルビンディングは前期プレートには付かず、過去に客と揉めたこと。ピストンがよく錆びるので手入れが面倒だったこと。また、今付けてあるプレート穴とは10ｍｍ離して開ける必要があるが、まれに10ｍｍ離して開けられない場合があるのでリスクがある。そのような経緯もあり、ピストンプレートの乗せ替えは今は受け付けてないとのこと。要するにやってくれないと。うーむ。それ、要するにメンドクサイからやりたくないってことだよな（＝＝；まあ、おっちゃんの名誉のために言っておくと、そもそもこの店の料金設定が安いので手間を食う仕事はすぐに赤字になるのでしょう。こっちからすると、手間食った分追加でお金払っても良かったのになあ（＾＾；まあ仕方がないです。ともあれ、他にやってくれる店を探す。で、某量販店の、元レーサーサービス員のO崎さんにやってもらえることに。この方はレーサー時代にピストンプレートのセットを弄りまくった経験があり、だいぶ詳しいようでした。マーカーのビンディングについても色々教えてくれ、エクセルビンディングがあっと言う間に消えたのは、フロント4点ビス止めのエクセルだとエッジが外しにくいとの評判がレーサーの間で広がり、3点ビス止めの旧コンプを求めるレーサーが多くなり中古市場で旧コンプが品薄となり、それを受けたマーカーがコンプと同じ3点ビス止めのXコンプを開発し、エクセルビンディングは販売終了となったらしいそうな。エクセルの販売期間は正味何年？短命なビンディングでしたね（＾＾：実際一般スキーヤーにエクセルとＸコンプの乗り味の違いがわかるんですか？と聞いたところ、エキスパートのO崎さんでも「なんとなく違う」程度らしい。こりゃ自分レベルには間違いなく判らないな(笑)そんなこんなで、オガサカＴＣのＦＭプレートからピストンプレートへの換装、快諾してくれました。逆に結果に興味があるそう。取付穴のセットはＳＬ用で問題ないそう。因みにピストンプレートは10ｍｍと14ｍｍがありますが、ＳＬ用は殆どが10ｍｍらしく、14ｍｍはＧＳ用とかになるらしい。費用は税込み8000円弱。紙ゲージを手配するので一週間程掛かるらしい。うーん、楽しみ！で、一週間後に仕上がりを確認。おお！カッコいい！（滑走後写真ですが、イメージはこんな感じ）ブーツソール長303mmでオガサカプレート穴との干渉が心配されたけど、ビンディング取付位置が5ｍｍ程度後ろになったくらいでした。気になるならプレートへのビンディング位置を付け替えれば良く、それはプレドリル穴が開いてるので簡単にできるそう。オガサカプレートからピストンプレートへ載せ替える際の穴干渉はまず大丈夫みたいですね。家に帰って重量を測ると2本で6.6kgプレート1枚辺り200gの差なのでFMだと6.2kg?元々軽い板なのね。6.6kgはデモセカンドモデルの中では重い方だけど、むしろ自分には丁度良い重量かも。さあどんな乗り味だ？ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.05.22

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  オガサカプレートとピストンプレートについて

  ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​お世話様です。題記の件、出所は伏せつつ、集めた情報を整理します。まずオガサカTC-Sシリーズの場合、板は共通で、プレートで対象レベルを変えている。2021モデルよりプレート構成を変えてますが、一般的な感覚として根付いている2020モデル以前から説明します。自分の感覚だとこんな感じプレート無し：一級FMプレート付：一級～テクニカルＦＬプレート付：一級以上GRプレート付:クラウン以上基本的にどのプレートも「板」です。ランクに応じてプレートの強度が変わるだけ。FMはプラスチックの板で、中央部が柔らかい蛇腹でつながってる。FLはプラスチックの一枚板。GRはそれにアルミの板が入っていてる感じ。高さを稼ぐのと、中央部を万遍なく硬くすることで板全体のフレックスを上げている。が、GRプレート付けると板のトップとテールが大きくたわんで中央部はあまりたわまない、所謂船底状、台形状にたわんでしまい、それだと板が下に向きやすいレース板チックな挙動が出てしまい、基礎向きではないのでは？と言う声があったそう。で、2021モデルのTC-SRからGRプレートを廃止し、FMとFLプレートを軽量化したSRプレートの2種類になった。スキー板自体の強度を上げて、プレートの硬さに依存しないようになったらしい。対象レベルはこんな感じになるのかな？プレート無し:一級～テクニカルＦＭプレート付：テクニカル~クラウンＳＲプレート付:クラウン以上まあ、オガサカのプレートはただの板で、特別な効果はないようです。それに対しマーカーピストンプレートプレートだけ触ってみたところ、曲げようとすると曲がるけど、ねじりには強い。詳しく言うと、プレートを撓ませる方向には側面の金属に逃がしの穴が開いていて撓みやすくなってます。が、ねじろうとすると、側面の金属が構造的な強度を発揮してねじれにくくなります。なので、ピストンプレートを付けただけで板のトーションを補強する効果が期待できます。で、板への取り付け方が何種類かあって、ＳＬ用セットはプレートへの取付穴がフリーになっていてフレックスが出やすくなっており、これにより弧が小さくなり曲がりやすくなり、ＧＳ用セットはプレートに直接固定してプレート部が撓みにくくなる。これにより板は台形状（船底状）に撓み、下を向きやすいレース板っぽい性格が強くなります。最後に、名前の由来になったプレートに付いてるピストン。このピストンって要するにオイルダンパーですが、板が撓む方向にはフリーになって全く効きませんが、撓みが戻る方向の時にだけダンパーが効きます。これは、​板のカウンターフレックス（激しく撓んだときの戻り）を抑えてビンディングが誤開放しないようにする為​（撓みが戻り過ぎると板が反ることでビンディング固定幅がブーツソール長より広がってしまうので外れやすくなる）だったらしいのですが、副産物的に板の振動が抑えられてしっとりした乗り味を獲得することになったそう。一般的には高さ10ｍｍは基礎・ＳＬ用で14ｍｍはＧＳやそれ以上用。ちなみに、このダンパー部には水が貯まって錆びやすいので、使用後は水分を飛ばして清掃すると良いらしい。とまあ、ただの板とは言えない凝った造りになってます。基礎の自分は全然知りませんでしたがレーサーには絶大な支持を得ており、どんな板でもピストン付けときゃなんとかなると言う定説があるとかないとか(笑)ただのゴツいプレートだと思ったら全然違うみたい。で、柔らかい板に付けると好感触が得られる場合が多いようです。確かに、フレックスが柔らかくて物足りないと感じてる人がピストンプレート付けたらトーションがしっかりしてグリップしやすくなるけどフレックスは柔らかいままなのだから、より撓ませやすくなるよなあ。そうなったら好感触になるのは必定。調べるほどに興味が湧いてきて、好奇心が止まらない(笑)コレは試すしかないよね。ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

  2022.05.19

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  ブルーモリス試乗会

  ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​お世話様です。シーズン中の出来事について書き残しをボツボツ書いていきます。シーズン中のある日、偶然ブルーモリスの試乗会をやっていました。おお！先日スポーツデポの試乗会で気に入ったブルーモリスのS-POTION（以下ブルSと略）にまた試乗して確認できる！目がキラーン✨と輝く自分。なんてラッキー！あれ？オガサカ買ってブルS購入は見送ったはずでは？​​​​．．．​良いんです。​​​​​好きだった人（板）を、​​他の人と結婚（購入）したからと言って嫌いになれる訳無いじゃないですか。​​と言う訳で、乙女の様にキャッキャしながらサービスマンに声を掛ける。サービスマンに如何にブルＳを気に入ったか熱く話すうちに、​​ブルＳ4.5のピストン数3本持ち込んでいるので長く試乗して良いよと、丸一日乗らせてもらいました。​​​一目惚れした板に丸一日乗れるなんて、なんてラッキー。​​​​​​​好きな人と運動会でフォークダンスのペアになる位ラッキーだ(笑)​​そんな感じで、​​​​​ワクワクしながら再会したブルＳを試乗する。朝一は前日の雨で汚れが流され、ザラメが固まり締まった中斜面。まずは大回りからですが、​​やはりこの板、相当強い。​​自分のスピード程度ではびくともせず、そしてどこまでも滑らか。キモチイイと言うよりは畏れを抱きました。アレですね、好きな人が模擬テストで学年一番になってて自分との差にビビるやつ(笑)いやコレ凄い板だなあ。なんだろう？この安定感と足元のグリップ。安定感の元はこの重さか？この板メッチャ重い。2本で7kg位ありそう。が、最近気付いたけど自分、重い板が好きかも。軽いと板を振ったり押しズラしたりのクセがとっさに出やすいけど、​重いとそれでは動かしにくいのでクセを規制することができる。​なので、板なりの動きをメインにしやすい。で、ブルＳのもう一つの特徴である足元のグリップ。山回りから切り替えに掛けて、足場を作りやすい。これに比べるとマイ板ＦＭオガサカはグリップするまで無駄に雪に沈んで遅れる感覚がある。これがピストンプレートの効果なんだろうか？次、小回り。あーやっぱ技量不足だ。上手く回ってこない。が、要素をかなり丁寧に練習すれば動いてくれそうな予感はある。あんまやるとすぐ欲しくなりそうなので、敢えてやめといた（＾＾；最後にコブ。​ビュンビュン走って置いてかれるかと思ったら、意外に扱いやすい。​板の幅が狭いから？コブでも重いと安定感があっていいな。うーむ、これなら背伸びして買っても何とかなったのでは？長々と試乗した後サービスマンに印象を熱く伝えると、当然の如く話が盛り上がる。そこで色々貴重な話が聴けました。まずキャンバーについては自分の印象は間違いでは無いらしく、ブルーモリスとしても整地で滑る分にはロッカーは不要と判断したらしい。やはりキャンバーの方がポジションつかみやすいのは自分だけではなく、​「ロッカー乗るとスキーが下手になる」と豪語するデモも居るとかいないとか(笑)​この板に投入されてる特徴的な技術は2つ。ひとつはフェノール樹脂と言う釣り竿等で使われてる硬めで弾性の高い樹脂をサイドウォールに使うことでエッジグリップを上げてるそう。​もうひとつはソールと同じ材質をトップシートに使うことで振動を抑えられてるそう。そう言えばRISMの板ははブルーモリスで作っていて、ゴーストと言う板に使われていた技術だったな。重いのもそのせいなのかも。感覚的にはもうレースセカンドモデル。次、板のスリーサイズが2020モデルより細くなった理由。テールのサイズが肝らしく、テールの幅が狭いと選手クラスから受けが良いらしい。テールの幅があると、一般層から受けが良いらしい。テール幅が広いと何もしなくてもテールが掛かって横移動が多い深いターンになるらしい。要はオートマチック性が上がるらしい。こうなると逆にエキスパートには余計なことしてくれるなと感じる。この意見が交錯して何年か毎にテール幅が微妙に変わるらしいです。そう言えばO社も同じことやってるかも(笑)最後に、Ｏ社に乗り味似てるのでは？と言う質問には否定しませんでした。基礎の技術選向けの板でテスターも元Ｏ社の選手なので似るのはある意味当然なのかも。板のランクはやはり、かなりの上級者向けの様です。が、間口の広い板なので自分レベルからでも使えるそう。まあメーカーならそう言うよね(笑)で、ブルSはピストンありきで開発されたそう。そんなにピストンが良いのですか？ピストンには様々なギミック（細工）が施されており、ピストンによって撓みからの戻りを押えてより振動が出にくくなることでしっとりした乗り味になる、また、ビスの固定位置を変えることで撓ませやすさを変えられたり色々都合が良いらしい。ピストンの話が出たところで、ブルS4.5のピストン無しに試乗させてもらった。何と言うか、あまりに違い過ぎて衝撃を受けました。乗ってて板自体が強いことは感じるのですが、雪面に板が力を上手く伝えられない感触があります。そのせいでズレたくないけどズレてしまう、みたいな歯がゆさを感じました。宝の持ち腐れみたいな非常に残念な乗り心地。あれだあれ、​顔は好みなのに声が残念なアイドルに抱く感想と一緒ですね。​この感触のもっと少ないのがマイ板のオガサカ+ＦＭにも感じました。確かにこの乗り味ならそもそもブルSを選ぶ意味がないな。最後に、自分のＴＣ－ＳＥにピストンプレート載せたらどうかと聞いてみたところ​ありかも知れませんね​自分の感覚的にもありだよなあ。さあどうするか。ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

  2022.05.15

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  新たに中古板を導入

  ​​​​​​​​​​​​​​​​お世話様です。前回の続きですが、押し出し荷重を封印されて見掛け下手になっている自分は、特にモッサリした小回りからの脱却を目指し、新しい板の検討（物色）を始めました。条件は・Ｒ１２－１３Ｍの小回り用・キャンバー・余ったマーカーピストンプレートと相性が良さそう・年式問わずヘタって無さそうな中古・3万以下で、見つけたのかコレオガサカ　ＴＣ－ＳＥ　165ｃｍ　ＦＭプレート+マーカーコンプ12Ｒ１２．９　120-67-1012012モデル。。。試乗レポートで色々情報漁りましたが、ＳＥはＴＣの中でもフレックスがかなり柔らかいようです。コレにピストン付けたら良さそうでは．．．。ＦＭプレート付けてるのに年式の割に滑走少なくキレイってことは、一本持ちでガツガツ使われてヘタッタ板ではないだろうと推測。と言う訳で購入。届いた板を確認すると、予想以上にキレイ。エッジもしっかり残っているし、ベントもバリバリある。うふふ、目論見通り💛さて、コイツがどんな板なのか？とりあえずＦＭプレート付きの現状を確認することにする。バーン状況は春のザク雪の中斜面。上手く雪を掴めず、板がブレる。あれ？結構難しいな。ザク雪には弱いのかな？そう言えば自分、​一週間経ったら滑りの感覚を思い出すのに時間が掛かるんだった。​その上今シーズン新しい要素が追加され、その傾向に拍車を掛けている。と言う訳で、教わったエクササイズを一つずつこなしながら様子を見る。まずポジション。ん？この板、くるぶしより少し後ろ辺りに板のくびれの様なポイントがあって、ここを押えると見違えるように言うこと聞いてくれるな。で、踵が入らないで荷重が抜けると嘘みたいに言うこと聞かなくなる(笑)これは踵をしっかり入れるクセが付きそう。中々の教師っぷり。次にフラット。やはりキャンバーは前後ポジションが掴みやすい。やっぱり整地練習はキャンバーだな。外足軸でフラットを作って、あとは落ちるに任せてトップが噛んで．．．。お？ヌルヌル動き出した。小回り板なのでＲ14のスピード君より小さく回っていくけど、まあマイルドな反応。​​ランクで言ったらデモセカンドモデルかな？​​大体スピード君と同じようなランク。が、この板が真価を発揮したのはこの後。良い所に乗る度に板の動きが良くなってどんどん気持ち良くなっていく。スピード君やリコン君も良い所に乗ると褒めてくれるけど、この板はさらにワンランク上の褒めっぷり。​やべえ、キモチイイ💛​これがオガサカの魅力か．．．。次にコブ。まあまあ安定の乗り味。今はトップを壁にぶつける練習してるから170ｃｍのスピード君の方がやりやすいけど、ベロンベロンに柔らかい訳でもなくそれなりに反応してくれ、かと言って弾かれる訳でもなく、自分にはちょうど良く乗りやすい。春のザク雪で若干弱い？と感じる位が丁度良いかもしれない。来シーズン、このままＦＭで行くか？どうする？ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

  2022.05.09

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  見かけ下手になっている謎

  ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​お世話様です。今年は月山の大斜面も開かなさそうなので、今シーズンはGWでシーズンアウトになりそうです。さて、話は少し前にさかのぼりますが、先日夏油に泊まりで行って、仲間と自分の2017シーズンの小回りを見てギクッとしました。この時はサロモンのX-KART MAXがハマって、テクニカルにあと1点まで肉迫したシーズンでした。何と言うか、この時の滑りは勢いがある。小回りのテンポも今より全然早い。次に夏油コブの過去動画を見てやはりギクッとした。何しろ滑走速度が今より全然速い。つられて仲間もホイホイ滑っている(笑)​​​やはり今は見かけ下手になってるのだと痛感しました。​​​実はスキーヤーズラボからオンライン講座前に技術的に違う山に登りなおすので、今の山を下山してる途中で下手になります。とハッキリ言われていた。今教わっている要素とそれまでの要素で何が決定的に違うかと言うと、​​​押し出し要素をやるかやらないか​​​​押し出し要素と言えば基礎スキーには欠かせない要素です。​が、今教わってる要素はこれを禁じています。押し出し要素はホント楽です。小回り系は特に。脚を伸展させて加圧して、返りに合わせて脚を引き込み、身体を入れ替え、伸ばす！コブなんかこれなしじゃ考えられない。身体に染みついていると言っていい。それが禁じ手となったら、上手く滑れる訳がない。​両手を縛って走れと言われてる様なもんです(笑)​なぜ禁じ手としているのか？理由はおそらく、スキーを押し出す行為そのものが内力を使うことになってしまうのと、スキーを押し出すことで外力使える良いポジションから外れてしまうから。では、スキーヤーズラボの要素ではズレは使わないのか？いや、バリバリ使ってます。と言うかまだズレしか教わってない(笑)が、押し出さないズレなんですね。進んでいる物体が迎え角なり角付けなりによって抵抗を受け、結果生まれるズレこれが凄く難しくて悪戦苦闘してる訳ですが、上手く要素が揃うと今までなかった​キモチイイ💛​感覚が生まれます。今まではデキルデキナイが斜度や雪質の外的要因によるものだったけど、​今シーズンはデキる時は斜度雪質関係なく出来、​​出来ないときもまた同様、必要要素の1つでも欠けるとダメッぽい。​何なんでしょうねホント。難し過ぎでしょ。自分の感覚的には、​動画で比較すると以前の滑りの方が見栄えするけど、​納得する滑りができる斜度や雪質が限定されていた。​​​今シーズンは斜度雪質に幅広く対応できるけど、​全体的に滑りがモッタリに見える。以前は筋肉痛になったり疲れやすかったけど、​今シーズンは筋力的に楽。​​整地もコブも筋肉痛にならない。​遅く滑ってるだけ？​そうかも(笑)​が、もっと今取り組んでる要素の上達にベクトルを絞っていかないと以前の自分を超えるのがいつになるか分かったもんじゃない。大回り中回りはリコン君とスピード君で問題ないけど、小回りは板に上達を助けてもらいたいなあ。ｓ９ｉは主人が下手でも上手く滑らせてくれる板で、今欲しいのは主人の下手さに気付かせてくれる板。でもって上手くできると褒めくれる（気持ち良く動いてくれる）板ブルーモリスは割とそんな板だったけど、​​あれはもっと上級者向けだし、ブログ的にも面白みに欠ける(笑)​​​もっと柔らかくて、やはりキャンバーか．．．。​​となると、年式古い方が良いのかも．．．。​さあどうするか。ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

  2022.05.05

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  踵荷重か拇指球荷重かについて

  ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​お世話様です。いやー今年は結構日数滑れました。土日スキー行けたのが大きいです。あとはもうコブで遊んでシーズンアウトかな？が、整地がまだ上達しそう。雪質がザクザクのスダズタでも要素を体現できると上手く力を使わず楽しく滑れる。それが快感．．．。スキーって奥が深いですね（＾＾）さて、題記の件。基本は足裏センター荷重で、踵荷重にすると後傾になるって人がいます。ターンの入りで拇指球、後半で踵と言う人がいます。その一方で踵寄り荷重と言う人がいる。どういうことなのか？どれにすべきなのか？ずーっと迷ってきました。　先シーズン教わり、今シーズン試行錯誤してやっと整理が着いてきたので、教えてくれた方のシークレットに踏み込まない範囲で書いておきます。まず、踵荷重と拇指球荷重の考え方ですが、崖を覗いてる時に後ろからドンッと押されたら拇指球荷重になる。これは、​これ以上前に行きたくないから。​今度は、崖を背に向けて立って、正面から押されたら踵荷重になる。これは、これ以上後ろに行きたくないから。コレがベース。一般的な解釈と逆なんですね。が、自分はこれが腑に落ちました。次、自分、荷重点を考える時ってどこか1点だと思ってました。拇指球なら拇指球、クルブシならクルブシ、踵なら踵。それだと確かに踵荷重≒後傾になってしまいます。が、教わった荷重点の話を試行錯誤した結果ではそうではなかった。まず、踵への荷重は絶対に外さない。踵への荷重が抜けた状態で拇指球を踏むと、上体はカブッたり板が詰まったりテールがズレたり良い結果にならない。試行錯誤の過程でそんな時代もありました(笑)踵をしっかり入れて荷重して、その上でタングに体重を預けて、体重の預け具合で、結果として足裏の荷重点が踵~拇指球へグラデーションで変化する。なので、拇指球荷重でも踵は入っていて踵に荷重はしています。このあたりがややこしいところ。で、どうやってタングに体重を預けて拇指球よりに荷重し、掛けすぎた時にどうやって抜くかがノウハウになってます。で、それらを駆使して​実際はクルブシ下に荷重しっぱなし。​以前の感覚と真逆なので、変えるのにだいぶ時間が掛かりました。が、これをやると足首の背屈はほとんど使わなくてもよくなりました。そもそも、足首の背屈の動きは遅れたときのリカバリー的な動きなんだそうです。確かに筋力的には楽です。で、この荷重方法だと、ある程度ブーツが硬い方がタングに体重預けやすいので、ブーツチューナーに教わった、ブーツに踵をしっかり入れて第3、第4バックルをガチガチに締める履き方がバッチリハマりました。ブーツもラングのＺＡ+（130）で丁度良くなりました。それと、急斜面の方がこの荷重方法がやりやすい。斜度が無いとタングにあずける体重の調整が難しいです。来シーズンへの課題ですね。色んな荷重方法があって、どれが正しいとかは無いのでしょうけど、踵に荷重すると後傾になる！と言う書き込みを見る度に、それを読んで迷う人が気の毒になってしまい、自分が練習している荷重方法を書いてみました。参考になれば嬉しいです。ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

  2022.04.27

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• 月山隊長のご冥福をお祈り致します

  先日の月山での事故。月山スキー場オープンに向けての準備中、係員がクレバスに落ち、救出されるも数時間後に亡くなられたらしい。痛ましい事故が起こったものだと思ってましたが、まさかあの方だとは．．．。自分にとって月山スキー場は他のスキー場とは違う意味がありました。コブ練習の場ではありますが、お祭り、ピクニック、上手い人観戦、新緑を愛でる、フキノトウ狩り＆肉そばｅｔｃ.等々、過ぎ去ったスキーシーズンを惜しみながら、今シーズンはたくさん滑ったな、とか、あれが出来てこれが出来なかったな、とか、あいつ検定合格できてよかったよな等、そのシーズンの締めくくりであり、スキーとの惜別の場でもある不思議な場で、どこか宗教的・儀礼的な趣があるスキー場でした。4月10日に出現し、ここに行ったほぼ全員がこのスキー場でシーズンを締めくくる。それに格別な想いを持つ人は少なくないと思います。自分にとってのその格別な想いの象徴が、今回亡くなられた浜隊長でした。とにかく、いつ行っても居る(笑)で、いつも朗らか。リフト乗るときとか、ノンビリのした口調でよく声を掛けてくれます。で、特に印象深いのが彼のアナウンス。ある時の場内アナウンスの冒頭が、「千円落としちゃった。。。」何？リフト係が千円落として、何故に皆にカミングアウト？「。。。ひと、千円札が届いておりま~す♪落した方は取りに来てくださ~い♪」なんだ、お客が千円落としてそれが窓口に届いたのか。良かったじゃん。このように、間が独特過ぎて場内アナウンスが入っただけでもう可笑しい(笑)3時頃になるといつもお決まりのアナウンスが入る。「みなさ～ん、事故や怪我の多い時間です」確かに。「この時間まで練習してできないことは」なに？「今年はもうダメかも知れませーん」ダメなのか(笑)「あまり無理せず、安全に滑ってまた来てくださーい♪」そうだね(笑)なんでもないアナウンスが、彼がやるとたまらなく可笑しい。月山ののどかな空間と彼のアナウンスのノンビリした「間」との絶妙のコラボ。もうアレが聴けないなんて。。。​蔵王軍団特別編。ハマさん語録まとめました。​こんな感じですね(笑)事故のことを色々調べていたら、彼のインタビュー記事が出てきます。月山と言えば浜隊長、というくらいのインパクト。月山のマスコット？神？あの隊長がいないなんて。。。今年の月山は雪が多すぎてトドメの地震で大斜面の至るところにクレバスができ、滑走禁止となっている。隊長が身を呈して我々を守ってくれたのかも。等ど自分を納得させる理由を考えるものの、あの声がもう聴けないのはとても寂しい。本当に残念です。まだ整理が着きませんが、月山隊長のご冥福をお祈りします。お陰様で今までとても楽しく月山スキーを満喫できました。ありがとうございました。

  2022.04.21

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  ブルーモリス購入見送りか

  ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​お世話様です。題記の件、試乗会で超お気に入りだったブルーモリスのs-potion（以下ブルSと略）ピストンプレートもオークションでゲットでき、あとはもう色をどうするか？の段階でした。ポーションシリーズはトップシートの下地と文字の色をオーダーすることができ、下地と文字の色替えにそれぞれ5000円ずつかかります。計1万は腰が引けるので下地の色替えだけで良いかな？とか、楽しく迷ってました。何がそんなに気に入ったかと言うと、主に3点○フラットが感じやすかった○トップが自分の所に返ってくる○そこそこ重くて足元が強くて安定するこの特性が現在習得中の要素にマッチしたんですね。が、しかし。雲行きが怪しくなったのはつい最近のこと。3月には珍しく積雪があり、夜に降ったのでおそらくゲレンデ整備が追い付かないだろう。しかも湿り雪の中途半端なコンディションになるだろうと推測し、今日はまずファットで遊び、飽きたらｓ９ｉで滑ろうと2本持ち込んだ。ゲレンデは予想通りの腐れた微妙なコンディション。足元には最近はリコン君に押し出され、あまり乗らなくなったソウル7。悪い板では無いけど、ロッカーキツくてフラット掴みにくいんだよな。。。滑り出し、やはりフラットが掴みにく．．．ん？あれ？普通にフラット取れるし、そうすると浮くぞ？と言うことは、リコン君やスピード君でフラットの感覚が育ったってこと？その後、s9iで練習する。トップの接地感は少ないものの、センターからテールに掛けての接地感でＳＯＵＬ7と同じくフラットは取れる様になった。この板にもだいぶ馴染んできた。トップロッカーとは、要するにトップが噛みにくい板。トップの接地感は乏しいけど、逆に言うとその分谷回りで色んなことができる。例えば急斜面で脛に重みを掛けて角付してやると、谷回りでトップからズラすような削り方ができた。こんなこともできるのか。始めは習得中の要素と合わないと思ったけど、ちょっと要素を変えれば対応できるのね。うーむ。つまり、今の自分は技量がどんどん変化していて、先日の試乗会での板の感想もあまりあてにならない状態らしい。この状態でたかーい板を買うのは非常にマズイぞ。ブルＳへの一目惚れも一時の勘違いの可能性が高いような。そう考え始めると急に不安点が気になり出す。冷静に考えて、ブルＳはピストンプレートモデル。対象はおそらくテククラ以上向けで、試乗バーンは硬いプレートが活きる硬い中斜面。硬いバーンでは硬い板の方が評価が高いに決まっている。つまり、勘違いの条件が揃っている。それと、ブルSのことを調べてると、ビンディングがサロモンの様にセンター目に付いているらしいことが判りました。​板が自分の下へ返ってきた要因がこれなのか？​下半身と上半身を分離できて上体が起きずに良いところに荷重できるなら板は自分の下に返ってくるはず。これが返ってこないのは、下半身と上半身の分離に失敗して上体が起きたり荷重が外れるから。板で補正してもどこかでお釣りが来るはず。それと先日、板を極力フォールラインに向けっぱなしの感覚で滑ったときは、自分の下に板が返ってくる感覚があった。そうなると原因は、​そもそも落下が足りなかった。​と言うことになる。なおさら板のせいではなくなる。。。現在、整地ではスピード君で基本練習を行い、バーンがモサッた場合はリコン君で基本練習、ｓ９ｉで実践的な練習する住み分けができてます。ブルSを買った場合、どれかを手放すことになりますが、スピード君を手放した場合、トップが短く反応が早いブルＳでは要素確認が追いつかず持て余すかもしれない。ｓ９ｉを手放した場合、ブルＳで総合的な雪質対応や早い反応に苦労する気がする。あとで買い戻したくてもｓ９ｉ2020モデルは中古市場に殆ど出ない。やはり安易に手放すべきではない。もう一年様子を見るか．．．。そう言えば嫁の友人がブルＳを購入するらしいので、彼の感想を聞きながら来季の購入を検討することとするか。そうだよな。今のところ、​問題は板ではなく技量なんだよ。​まあ、​​​板を買うのは夢を買うこと。​​​​この板乗れば上手くなるかも？​​上手くなって楽しく滑れるかも？​。。。要するに夢見ることが楽しいのさ。夢はそれなりに見させてもらった。はあ。少し冷静になるか。という訳で、​ブルーモリス　Sポーションは来期購入見送りとします（T　 T）​うーむ、ピストンプレートどうしようかな。。ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

  2022.04.11

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  板をフォールラインに向ける意識について

  ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​お世話様です。内容は前回の続きです。​草技選を経て​草技選で感触の良かった、コブで板をなるべく下に向けて、ブレーキは横移動に対して掛ける意識。色々なコブを滑りましたが、万能と言う訳ではありませんでした。左右に振ったコブではかなり良い感じです。が、左右に振ってない掘れたコブでは中々難しい。横移動するためには捻りを入れなければなりませんが、左右に振ってない掘れてるコブでは捻る余裕がない（＝＝；これは研究が必要ですね。コブはともかく、​​本題は次。​​板をなるべくフォールライン方向（時計の3時9時で板が真下を向いている状態）に向けて、ブレーキは横移動のエネルギーに対して掛ける意識。あ、コブで実践したのは切替（時計の0時）での横移動の意識なので、整地でやろうとしたこととは意識が違ってますね。要するに、レースのテレビ中継で解説者が「良いですよ！板が下を向いてます」のアレです(笑)ともかく脳内で閃いてこの意識をやってみようとなりました（＾＾；で、​整地でこの意識で滑ったらなぜか凄く調子が良い。​朝の硬い急斜面でもコントロールして楽しく滑れるし、夕方のグサった雪でも取られることなく滑れます。た、楽しい。。。マイ板のスピード君、そんなに悪雪に強い訳では無いはずなのに何が起こってるんだ？うーん。考えられる原因は今シーズンの滑りに落差が足りてなかった。まず、今シーズンは​ターンマックス（時計の4時8時）からの切り替えを起点にターンを作ってました。​ターンマックスから自分より山側に跳ぶような意識で切り上がるなかで重心の入替が起こり、次の外足を身体の下に置いた状態で、板の走りに応じて自然と内傾が取れる様な滑りです。が、横移動の意識をメインに置いていたため、​ターンの入りでの目標がターンマックスになっており、​板を下に向けた所（3時9時）まで落ちていき、そのまま板が返ってくるのを待つこの工程をすっ飛ばしてしまっていた。そのため、​落下の力が板に貯まらず慢性的なエネルギー不足に陥っていた気がします。​なのでエネルギー不足により傾けずに、急斜面になると斜度と外向傾のお陰で切替（5時7時）でやっと内傾が取れる状況になってました。斜度がなくなるとこれもままならない。これが、板をなるべくフォールライン（時計の3時9時）に向けることをベースと考え、スピード出過ぎたら横移動に変換してから横移動のエネルギーに対してブレーキ掛けれると考えると、板は下を向いたままでブレーキを掛けることになり、谷回りで板が撓むんですね。そうなると強力な足場が早くでき、より大きな横移動エネルギーを生むことができ、さらに横移動のエネルギーと落差を使ってより傾くことができ、傾くことでより板は撓み．．．と言った好循環が生まれるようです。それだけではなく、板をフォールラインに向けた状態からさらに真下に落ちる意識を持つことで、今までと違う撓み方をします。何と言うか、板がトップから撓んできます。そりゃ、板がフォールライン向いた状態からさらに撓んだらそうなるわな(笑)そうなってくると、山に跳ぶ意識で無くても十分なエネルギーがあるので左右に跳ぶ位の意識で良くなります。このままロスが減ってくれば跳ぶ意識が無くてもクロスアンダーになるのかも？また、フォールラインへの意識がベースにあることで傾け易さも全然変わりました。今までは横方向への走りをベースに、意識としては身体の下に板を置くけど勝手に外に板が出るように傾くのですが、コレが上手くいかなかった。足を内力で出しに行ってしまい、板が身体の下から外れてしまう。そうなると思うように曲がらなくなったり悪雪で足を取られてしまいます。が、板を真下（フォールライン）に向けるまでに傾こうとすると、身体の下に置いたまま内傾を取りに行けます。その先のターンマックスめがけて傾くと全然ダメ(笑)ターンマックスは目指すものではなく、結果として生まれる状況なのかも。要素の理解へのちょっとした勘違い。おそらくスキーヤーズラボの課題には、落下するが大前提としてあったはず。が、受ける方はそうとは限らない。オンラインレッスンには、それをリアルタイムでフィードバックしてもらえない難しさがありますね（＾＾；とは言うものの、板をフォールラインに向けっぱなしの意識は以前にも試したことがあります。​​その時はスピード出過ぎて怖くなって止めたんだっけ(笑)​それから外向傾をはじめ、横移動への変換をしこたま練習したからこの意識がハマったと思われます。なんにせよ、一つ壁を越えたかも。ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

  2022.04.07

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  草技選を経て（コブでの気付き）

  お世話様です。題記の件について、今回、過去最低の結果に乙女メンタルの自分は大きく打撃を受けました。が、時間と共に整理を付けつつあり。まあ、今現在、基礎からやり直してる自分は見掛け下手になっているのだと実感しました。遅い、傾けられない、よって板がギュンギュン動かない。これだとテクニカルはおろか草技選でも点数付かない訳です。が、そもそも自分は、板がギュンギュン動く前段階が出来ないので今シーズン根本の要素や身体の使い方に取り組んだ訳で、それが仕上がらずに撃沈したのは至極当然、当たり前な話であり、何ら恥じることはない。なのに激しく落ち込む豆腐メンタル(笑)それも仕方ないです。​​​​にんげんだもの​​​​​（あいだみつを風）​​​まあ悪いことばかりではなく、一つは大会中に、『もしかしてブログされてる方ですか？』と初めて声を掛けていただきました。​楽しみにしていますと言ってもらえて超嬉しかったです(*^^*)​これからもカッコ付けずに生々しい勘違い(笑)を書いていこうと励みになりました。もう一つはコブで大きなヒントを発見。本番前の練習でのこと。いつもだと当日掘ったばかりの浅くて大きいサービスコブがあるんだけど、今回は大きくて深いのと小さくてやや深いのと２本だけ。。。しかも参加者の八割が大きいコブを選ぶもんだから練習でどんどん深くなっていく。自信のない自分はなんとか完走せねばと焦るものの、あまりに深くて完走できない。。。『焦るな！考えろ！』と脳に汗をかいて必死に考え、本番で使えたのがこの内容。​【練習方法つき】コブ下手、卒業？サラリーマンスキーヤーが圧倒的に上達した、たった2点の意識。シーズン当初から現在のコブの滑りを​効果音と内容が好きでよく見てます。その内容ですが、要するに、コブの切り替えで板を下向けた状態で横にズレてやると滑りが安定するって内容です。いわゆる二軸の小回りっぽい要素ですね。コレやったところ、板がドスンドスン言わないラインが見えてきました。コレで何とかコブ完走（ホッ）嫁には負けたケド。が、必死にならなければ試さずに「いやーん滑れない〜」で終わってたかも。如何に普段の自分がゆるーく滑ってるかってことですね。タマには自分を追い詰めることも必要なんでしょうね（＾＾；こんな感じで、乙女で豆腐なメンタルはダメージを受けたけど、参加して良かったです(*^^*)で、話はコブに戻りさてこの要素、本質は何なんだろう？翌週色々試行錯誤してみました。まず、コブの中での平行移動の幅を増やすと減速要素が増えます。そのためにはコブの中で横移動のエネルギーを生み出す必要があります。その為にはターンのどこかで落下方向の移動エネルギーを横方向に変換してやる必要があります。それをやるポイントが、板がコブの壁に当たった瞬間なのかなと。板のトップがコブの壁に当たるまで板を下向けて我慢して、トップが壁に当たって回されてくるエネルギーに、自分の捻る力を上乗せして落下のエネルギーを横移動のエネルギーに変換する。トップが壁に当たるまで我慢できないと内力100％で板を横に向けるので回るのが遅くなるし疲れるし、何より落下のエネルギーが横に変換しきれないので落下の方向に不本意な加速もしてしまう。で、大事な点は減速はあくまで横方向のエネルギーに対して行うのでは？と言うこと。落下のエネルギーに対して減速しようとするとコブの中で板を横にする必要があるけど、コブの中では板を横に向けるスペースがなぃ。なので事実上出来ないコブが多い。が、​横移動のエネルギーに対してなら板を下向けたまま減速出来ます。​縦ズレとか言いますよね。言葉で聞くだけの高等テクニック。まさか自分が使う日が来るとは．．．。いやはや、手の混んだことしてるよなあ。​サラリーマンスキーヤーさんが言いたかったことを噛み砕くとそう言うことなのかなと。​一つ欠点があるとすれば、ある程度の横移動速度が必要なこと。ハイシーズンのコブでそれができるのか？まあとりあえずこの要素で春コブ楽しんでからの話。​来シーズンのことなんて知らんです(笑)​しかしこの要素。もしかして整地でも一緒か？と思い少し試したら大回り小回りとも板を下に向けたまま滑れます。むしろ春のザク雪とは大変相性が良い。あれ？もしかして自分、ターンを難しく考え過ぎてた？板を下に向けっぱだと落下力が絶え間なく補給されるからエネルギー不足に陥ることがない。​余ったら横方向のエネルギーに対して板を下に向けてズラセば放出できるし。。。​この要素も研究したいですね。このように、一見関係無い不整地から整地のヒントもらえたりするから、基礎スキーって面白いなと思います(*^^*)​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ランキング参加中です。​​押していただけると記事を書くエネルギーになります（＾＾）

  2022.04.03

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