テーマ:オプション・ワラント(12)
カテゴリ:投資
昨日のデルタの検証に関する記事を書いてからも
色々と考えていたのですが、 デルタに応じてヘッジのワラントの量を増やせば 満期まで待たずとも円高に触れた場合には ヘッジが効いて、場合によっては利益になる。 その分、円安に振れた場合にはかえって損失が 出る場合もある。 結局、一長一短と言ったところでしょうか。 どちらにしろ相場が動かない限りは損失になるという 点では、ストラドル/ストラングルの買い (コールとプットを同時に買い建てる)と同じです。 現在はFXのスワップポイントに固執しているので、 円ショートとプットワラント買いの組み合わせですが、 それが良いのかどうかも考えてみる必要がありそうです。 確実に利益を向上させることができると 判っていることは、 ・ボラティリティの低い時に買う ・ボラティリティの高い時に売る ・ヘッジのコストを抑える (=eワラントは高いのでオプションを使う) あと、これは相場を取るということになるので、 リスクが増すことになるのですが、 ・相場の方向を見込んでヘッジの量を調整する ・ヘッジを少なめにして、確立の高そうな相場のみ取る リスクヘッジと言うと損失の一部を補填するイメージが 強いような気もするので、そういう意味では、 後半の2つが適切なのかもしれません。 現在の過度にヘッジに頼った手法は リスクヘッジと言うよりは、 ボラティリティによる鞘取りをしている ような状態なのかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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