テーマ:タロットについて(199)
カテゴリ:タロット・生命の樹・パスワーク
きのうもブログに
アップしました タロット研究家、井上教子氏の もう一冊の以前のほうの著書を 久しぶりに手にとってみて たいへん驚きました。 『タロット解釈実践事典』 国書刊行会 2000年 本のサブタイトルからして 『大宇宙の神秘と小宇宙の密議』と なっています。 今回 わたしが 6回目の タロットのお絵描き講座を 終了して 体験的に 腑に落ちて わかったことを つまり この著者は この本に 書こうとしていたのだと 理解しました。 頭での理解ではなくて 体験的に歩んで行った そののちに 先人の足跡のワールドに 共感したという 感じでしょうか。 この本では イエソドとマルクトのパス つまり、21.世界は 「土星」に対応させてあって そのこともまた 今回わたしが 体験の中から 見つけ出したものと 一致していて 納得でした。 例の 「人工的建造物」の お話しのことです。 わたしはこの本をずっと 所有していましたので 記憶のどこかには この内容は残っていたのだと 思いますが タロットのお絵描き講座の 6回目の 山登りでの 頂上の景色は この本の世界だったと いう感じがしています。 タロットのお絵描き登山は 登るたびに新たな 今まで見たことのない 景色と出会うので とても興味深いです。 ゆうべテレビで 宮本武蔵をやっていて 宮本武蔵が書いた 『五輪の書』は 火の巻きと 風の巻きと 水の巻きと 地の巻きと 空の巻きであることを 知りました。 タロットでは 火地風水に 第五元素で 構成されているとも されています。 また東洋思想の根本は 木火土金水の 「五行」で表されていて 良く 西洋の「四大」と 比較されたり していますが 吉野裕子氏の考え方や 松村先生の考え方は おおもとはひとつというもので シルクロードなどで つながっていたと されています。 それが 国家の成立とともに 分断されで それぞれの独自色が 強まっていったのであろう ということです。 占星術的には こんど 魚座に回帰する 支配星の海王星は あらゆる境界線を ゆるく曖昧にして行くと されています。 時間の壁も取り払うと 言われていますので タロットも 五輪の書も 時間と空間の枠が無い世界では あんがい近いところに 存在したりもするような そんなふうなことを 感じたりしました。 コンステレーションのように ぼんやりと対象を見た時に 表面の差異にとらわれずに 本質構造の共鳴が 浮かびあがって来るという感じで おそらくこれが 「神話」ということの おおもとなのだろうと 思ったりもします。 宮本武蔵にとっての 五輪の書は マイワールドの構成を 人生の最後に書きつづった 彼にとっての タロット物語なのだと 思いました。 番組では 宮本武蔵は したいことで人生を 切り開いていった男 ということで ティファレト つまり 太陽を獲得した 英雄であることが 窺われました。 「上にも 下にも 迎合しない 自分の行く道が 道なのだ」という 独自の境地の獲得も 21.世界の高みに 登った人のように わたしには 思えました。 が わたし的には 宮本武蔵に敗れたことで 剣豪への道を捨てて 染物屋さんに転向した 一族のお話にも とても 味わい深さを 感じたりしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.02.18 11:05:48
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