カテゴリ:神話・占いについて。
「水星期逆行の影響は、わたしの場合ほとんど出ないんだよね。」と、今までは豪語しておりました。
だけど今回は、水星逆行に入った瞬間に、メールと電話がバンバン飛び交いまして、まるで逆行に入ったことを告げる、ファンファーレのようでした。 それで、それがあまりにも露骨なくらいだったので、もいちど逆行に入った日時の確認を、しちゃったくらいです。 調べてみたら、手元の占星天文暦と、SGとでは、2時間くらいの差がありましたが、ファンファーレがなったのは、天文暦のほうの16時50分くらいだったかな、と思います。 そこからスタートしたのが、アマテラス度とスサノオ度です。 今回の水星逆行は、牡羊座から春分点を逆行して、魚座に向かいます。それで、ああ、サインのこのあたりは、実にスサノオ的な性質の場所なのだなぁと、気がつきました。 わたしの場合には、ちょうどそのオポジションの秋分点に、ネイタル太陽があるわけで、そちら側にきのうあたりからちょこっと出はじめている、アマテラスが鎮座している感じです。 このネイタル太陽は7ハウスということもあり、水星逆行のあたりから、実にアマテラス的な女性が、他者として出現したところが、おもしろいところです。 そのアマテラス的な女性という人は、とても清く正しい人。自身の周辺に結界を張って、お塩を大量に巻くタイプの人です。(でも、このアマテラスは、誰の中にも、居ますよね。わたしのなかにも、居ます。) だけど、自分よりも強力なアマテラス度の光にさらされると、自分の中のスサノオ度があらわれ出ることに気がついて、とても興味深かったです。(おおっ!私も実は、とってもスサノオ的だったのかぁ、と気がつけて、うれしかったです。今まで、あまりそのようには、自分では思っていなかったものですから。) タロットというものは、光り輝くアマテラス度よりも、スサノオ的な吸収度が強いものだと思うので、あまりタロットに触れ慣れてない人たちの中には、その包括されている「闇」におびえて、近寄りたくないと思う人が、あんがい多いようです。 タロットのお絵描きの生徒さんの中にも、あんがいそういう人たちは、いました。し、何をかくそう、わたし自身も、タロットをちゃんと知るまでは、その「臭い」を嫌っていたところも、あったように思います。 だけど、自分よりも強力な、清過ぎて正し過ぎるアマテラス度の光にさらされて、「ナメクジに塩」みたいな感じで、「ははぁ。わたしはとても、その光の世界の住人には、なれませぬ。」と、スサノオの住むタロットの世界の住人であったことに、気がつく感じです。 このアマテラス度は、先日の舟越保武の彫刻作品に、見てとることもできるのかなぁと思います。聖ベロイカの白く美しい、大理石の作品や、処刑された長崎の26人の聖人たちの、作品とか。 だけど、そのあとの、島原の落ち武者を像にした「原の城」あたりから、ハンセン氏病にかかった神父さんの像や、脳梗塞のあとの左手の作品は、みんなとても、スサノオ的です。 スサノオは「水」の存在とも言われているようですが、日本の神話ではそれが男性神であるところは、おもしろいなぁと、思ったりもしています。スサノオという神が居る日本神話って、とてもおもしろいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.01.16 14:33:57
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