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♪アトリエえんどうまめ 今季洋の日記。

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2012.03.23
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タロットカードを、種の書物のひとつとして、みなすという、考え方があります。以下は、『数の原理で読むタロットカード』 松村潔、著 星和書店 2003年からの、文章の引用です。



「わたしはこのタロットカードをひとつの「種の書物」とみなすことにしている。

集団あるいは民族という大きな単位で多くの人に共有される知恵は、実際に書物に書かれているというわけではない。

それはとても日常的なところにころがっていて、いつも目にしているようなものだ。

こうしたものを種の書物と考えるが、それは集団記憶のようなものだといえる。

このように説明すると、あたかもタロットカードが古代の秘密の知識を伝えていると主張していると勘違いされるかも知れないが、普遍的な知恵などというものは、子供の遊びの歌の中にも表現される。

読み手しだいで、そこから多くのことを引き出せるのが種の書物であって、そのために特別に用意しなくてはならない知識などはないはずだ。

タロットはこうした多くの人の心に共有された言葉を絵柄にしたものではないかと思う。」



わたしは、「種の書物」と「アニマムンディ」の関係性に、とても関心があります。両方とも、普遍的な知恵であると同時に、生きていることの知恵と、深く結びついているように、思えるからです。





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Last updated  2019.01.14 14:22:16
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