テーマ:街歩き(648)
カテゴリ:東京星図めぐり・旅行・街歩き
先日参拝しました、浅草寺ですが、「御本堂の大屋根の瓦をぜんぶ、チタンの瓦に変えたそうで、」というおはなしは、先日の星図めぐりレポートににも書いたわけですが。
けさがた夢を見まして。 それはある場所から別の場所に行かなくてはならないので、タクシーをよんでもらうのだけど、乗ったらそれはタクシーではなくて、巨大な自衛隊のトレーラーだった、というものでして。 その夢を見ながら、「あ、またこれは、トランシット天体の影響が夢見の中にあらわれているなぁ」と感じまして。 そういうことは、とてもひんぱんに、起こるわけなのですが。 それに連動して思い起こされましたのが、この浅草寺のチタンがわらの大屋根でして。 御本堂の大屋根のかわらをすべて、チタンに変えるというのは、トランシットの山羊座の冥王星と牡羊座の天王星のスクエアーを、上手に消化している一例だよなぁと、あらためて思いまして。 それで、ふと、改修工事は一体いつからいつまでだったのだろうかと、気になりまして。 古い瓦の大屋根のままだと、屋根が重すぎて、震災には耐えられないため、チタンに変えました、ということだったので、あれ? 震災後に変えたのかな?と、思いまして。 それで調べてみましたら、おおよそ2009年2月から2010年12月までであることがわかりました。 (ちなみにこの期間はなぜかわたしは、星図めぐり天秤座地区の時に、浅草寺をルートにいれてなかったのです。もちろん、改修工事中であることは、その当時は全く知りませんでした。) ネットで調べてみますと、「屋根材の選定にあたっては、瓦の落下を防ぎ、参拝客の安全性を確保する、さらに耐震性の確保の為、軽くて耐久性のあるチタンを採用。」ということが書かれていまして。 つまり、チタン屋根の耐震工事がすんだあとで、大震災が起きていることになります。 「屋根全体の重さは100坪あたりで土瓦38トンに対し、チタン瓦は5トンと約8分の1に軽量化できます。また、金属素材では最高の耐候性を誇り、酸性雨などによる腐食や変色の心配もありません。」ということでもあります。 工事のようすは、こちらのサイトが詳しいです。 http://www.caname-jisha.jp/sensouji2/index.html ☆ この、耐震工事と大震災については、もうひとつ前の乙女座地区の時に行きました三越百貨店でも、似たようなお話がありまして。 星図めぐりの参加者の方が、不思議なシンクロで入手してくださったお話しなのですが。 三越本店の建物は、お写真でもわかりますように、地上五階までの吹き抜けになっています。 これは、現代の消防法では認められない建築構造となっているため、同じものを作ることはできないのだそうです。 大震災の時に、だけどこの建物も、中央の巨大な彫刻も、よくぞ損傷なく保たれた、という感じなのですが。 やはり、三越本店も、そうとう大掛かりな耐震工事を終えていたとのこと。 それは、大きな柱を途中で切断して、ゴムを入れるくらい、大がかりな耐震工事だったとのこと。 その工事がすんだあとで、東日本大震災。 だけど、工事のおかげで、損傷なしだったとのこと。 ☆ これら浅草寺と三越本店のふたつの耐震工事のおはなしは、偶然の一致と言えば、偶然の一致かも知れないのですが。 もしも、耐震工事をしていなかったらと考えると、とても怖いものがありますし。 何よりもうれしいのは、その建物を管理する人たちの、お客さまの安全を第一に願う気持ちのあらわれかと。 それが実はこんなふうに、見えないところで、大きな働いていたのかと。 とてもありがたい気持ちになった、今日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.08.25 10:57:48
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