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♪アトリエえんどうまめ 今季洋の日記。

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2013.03.14
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卜占術が、社会的に、貶められた歴史があるのは、衆知の事実かと思われます。すこし前までの日本においても、そのことは言えたのではないかと思います。

それでは、わたしはと言えば、若い頃からエネルギーが枯渇すると、卜占術の本を購入してよんでは、そこから、エネルギーチャージしてきたりもしました。


一般的に、現在においては、アカデミックな哲学者の一人とされている、プラトンの時代においては、実は、卜占術は、まったく異なる位置づけを得ていたことがわかります。

プラトンにつきましては、このブログでも何度が、取り上げてみたことがあります。

http://plaza.rakuten.co.jp/mokuseiki/diary/201004270000/

http://plaza.rakuten.co.jp/mokuseiki/diary/201004280000/


それでは、日本国内においては、一体いつ頃から卜占術の社会的な地位が低くなったのかな?と考えてみたのですが、

たとえば、近世の最後、江戸時代においては、人々は卜占術を上手に利用して、遊んだり、笑ったり、していていたことが、記録に残っているとのこと。江戸時代の文化に触れるたびに、そこにとても豊かなものを感じます。

小泉八雲が触れた、古き良き時代の日本に通じる流れが、江戸時代にはあったらしいことが、わかります。


そのあとの、明治時代から戦前の日本においての、卜占術の位置づけや歴史については、私は今まだよくわかってないところがありますので、ちょっとパスするとして。

戦中、国家神道のもとに、ひとつの精神性のもとにコントロールされた体験の反動もあってか、特に戦後、宗教や卜占術が裏の世界のものとされた傾向は、想像に難くありません。


そして、現代において、卜占術が、裏の世界のものと位置づけられていることの理由の一つには、その取扱いのむずかしさが、あげられるのかも知れません。

卜占術を含め、宗教的なものについての、取扱いのむずかしさもまた、オウムの事件が示したように、私たちの良く知るところの一つということができると思います。

グルジェフの水素記号を使った時には、H48が一般的な意識状態を表すことになるらしいですが、それを基にして国家というものは国民を統率しているところがあります。

H12あたりに、ゆうに触れてしまう卜占術や宗教は、扱いが難しいところがあるのは、確かな事実だと、思います。


しかしながら、卜占術をそのようにして、裏の世界に回してしまった世の中においては、心や精神やましてや霊性がないがしろにされる、殺伐とした世界を作り出してしまっている欠点があることもまた、事実なのだと思います。

人間存在の、豊かな可能性を考えて行く時、卜占術は、閉じ込められた世界からの脱出の道すじを照らす、ナビゲーターにもなって行くことが、可能でもあるのだと思ったりもしてます。





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Last updated  2018.08.08 13:25:36
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