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♪アトリエえんどうまめ 今季洋の日記。

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2013.05.22
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単純でたいくつな家事を、たんたんとやっている時。たとえばけさの場合だと、数日分ため込んでしまった洗濯物を、まとめてたたんでいるとき。

そういう時ほどスコ~ンと頭の中がスピリチュアルな領域に飛ぶという、私の得意技があるのです。

けさ、そういうふうにして頭の中に突然見えてきた映像は、古い30年前くらいの記憶でした。

その頃わたしは会社員をしていて、同期の仲良し5人組で、当時としては珍しかった、確かスペイン料理屋さんに行ったことがありました。

そこでは、お皿割りの体験が、できたのでした。

あぁ、あれって、もったいないけど、すごい発散になったよね~、とか、思っていたら、次の瞬間、日光の二荒山神社にも、同じものがあったことを、思い出しました。

素焼きのお皿を、叩き割る、なにか浄化のものが、ありました。



そう、そう、これなんです。

これを見つけられた時が、なぜか、とってもうれしいのです。

これ、というのは、水瓶座・魚座的に、人種を超えて・時空間を超えて、「世界に共通している神話」のことです。



たとえばそれは、前回の神話研究会の時の古事記では、アメノワカヒコの葬儀の時のシーンで、さまざまな鳥たちが、お葬式の役割分担を担うおはなし。

ここの部分が、マザーグースの「だれがこまどりころしたの」の歌と、類似していると、『古事記』橋本治、著 講談社のP.195に書かれています。

「雁や鷺などの鳥が、死体を安置した小屋でいろいろな役割をつとめたのは、死者の霊魂が鳥になるという考えがあったからである。

この考えは世界に広くあり、イギリスの童謡「マザー・グース」にもクックロビン(こまどり)の葬儀をからすやひばり、つぐみなどがおこなう歌がある。」




そう、これが「種の書物」と言われているものなのだと、思います。

「種の書物」については、『数の原理で読むタロットカード』松村潔、著 星和書店のP.2に、次のように書かれています。

「ゲーム用、占い用、秘教の断片といろいろ意見はあるが、わたしはこのタロットカードをひとつの「種の書物」とみなすことにしている。

集団あるいは民族という大きな単位で多くの人に共有される知恵は、実際に書物に書かれているというわけではない。

それはとても日常的なところにころがっていて、いつも目にしているようなものだ。

こうしたものを種の書物と考えるが、それは集団記憶のようなものだと言える。

このように説明すると、あたかもタロットカードが古代の秘密の知恵を伝えていると主張していると勘違いされるかもしれないが、普遍的な知恵などというものは、子供の遊びの歌の中にも表現される。

読み手しだいで、そこから多くのことを引き出せるのが種の書物であって、そのために特別に用意されなくてはならない知識などはないはずだ。

タロットはこうした多くの人の心に共有された言葉を絵柄にしたものではないかと思う。」




世界神話的な、種の書物と出会えた時は、不思議なくらいとてもうれしいです。

魂が喜ぶ感じと言ったら、大げさでしょうか。





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Last updated  2021.02.21 10:22:54
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