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♪アトリエえんどうまめ 今季洋の日記。

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2013.05.31
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先日の5月27日(月)は、十牛図お絵描き講座の第十図「入てん垂手」でした。

講座としては、次回もう一回、トータルリーディングの回がありますが、十牛図は、この第十図で終了となります。

このクラスは、月に一回のペースでやってきましたので、おおよそ一年かかって、ひとつの会が終了することになります。

最終回というものは、やっぱり少し、いつもとは違う感じですね。

始まりと終わりは、たとえれば、入学と卒業みたいなものだけど、その途中にはもちろん継続というものがあって。

継続することは、どちらかというと日常的なのだけど、始まりと終わりは、やはりちょっと、非日常性が入り込む感じでしょうか。


130527_155802.jpg


こちらが、その時に私が描いた絵です。

この絵は、いつもと違って、第十図の内容を意識して描きました。

いつもは、もっと、空っぽになって、講座内容も忘れて、とにかく描きたいものを描く、かんじです。

そのゼロの状態の中に、流れ込むものを大切にしています。

この絵を描いてみて、「9」の意味合いを持つ大きな丸が、数字の「6」に見え、どちらかというと「6」の意味合いを持つ小さな丸が、数字の「9」に見えるのが、自分でも不思議な感じがしました。

占星術の、ミーチュアルリセプションみたいです。



参加者の方たちの絵を見させていただいて、やはり十牛図第十図は、グラウンディング力が強いな、と思いました。

これは、ほかの、サビアンシンボルやタロットのお絵描き講座のときにも言える場合もあるのだけど、そのグラウンディング力が、十牛図はやはり、「はんぱない」感じです。

「どっしり」「ずっしり」「具体的」

きっとこれが、「牛」の重さなのでしょうね。



十牛図のお絵描き講座をさせていただくのは、これが4回目か5回目なのですが、毎回、わたしにとっての新しい次のページと出会わせていただいている感じがします。

その回ごとの、特徴の極みは、第九図をやっているあたりで、出現することが、多いようです。

去年は、ちょうどこのポイントで、ビバッサナー瞑想を体験しました。

ビバッサナー瞑想というのは、10日間くらい誰とも会話をせずにひたすら静止座禅をする瞑想会なのですが、そのおおもとに原始仏教が置かれているようです。

十牛図の、源の流れの源泉は、ブッダですので、これもひとつの九図体験となりました。



ことしの場合は、潜在意識についての、あらたなルートと、出会うことができました。

「牛とは?」と言った時、もとの禅宗では、とうぜん、「仏教」との結びつきに関する「何か」と、されるわけですが、そこから離れて、今を生きる普通の私たちにまで、十牛図を適応させてみようというような流れが、すこし前にあったようです。

そのはじまりは、鈴木大拙にあったのかも知れません。

それを、ユング派の人たちが引き継ぎ、そののちそれは、自己実現をめざす精神世界のムーブメントへと発展した流れが、すこし前まであったようです。

その新しい流れの中で、「牛とは?」ということは、「仏教の中だけのものに当てはめる」という枠から広がり、それこそ「牛とは?」をひとりひとりが探してみましょう、という拡大解釈がされる自由も、広がって行きました。

そういう中のひとつに、牛を潜在意識として、考えてみる、ということがあります。



『意識の10の階梯』松村潔、著 ボイス社の中に、その潜在意識(ここでは低自我)について書いた、次のような文章があります。(p.131)

「ハワイの絶滅した密教カフナを西欧世界に紹介したマックス・フリーダム・ロングは、”低自我が抑圧され、結果的にその低自我がいじけて屈折しているのが現代人だ”と述べている。このいじけた低自我をもう一度呼び起こすために、カフナを模倣したワークショップでは、低自我に名前を付け、毎日静かな夕刻、薄暗いリラックスした場所でやさしく低自我に話しかけるメソッドもある。もしうまく低自我が見つかれば、それは第三図体験をすることになる。」

この一文は、長いことわたしの中で、気になる文章となっていたのですが、今年、ある人から教えてもらったことがきっかけで、はじめて、これは、ホ・オポノポノのおおもとにも通じていたことがわかり、とても驚きでした。

もう15年続けている整体とも、ある意味重なり合ってつながって、実りある収穫を得ることができた感じです。



次の十牛図お絵描き講座の開催は、今のところ未定ですが、またなにか縁が働いて、開催される流れができることを、わたし自身も心待ちにいたしています。

わたし自身は今まで、サビアンシンボルのお絵描き講座と、タロットのお絵描き講座と、そしてこの十牛図のお絵描き講座の開催を、三本の柱としてきたようなところがあります。

占星術とタロットと十牛図のあいだに、優劣の差などがないのは当然のことなのですが、わたしの体験的には、さきに占星術(サビアンシンボル)またはタロットのお絵描き講座を終了された後で、十牛図のお絵描き講座を体験されたほうが、十牛図の特質にフォーカスした講座体験ができるようにも思っています。

お絵描き講座に初めて参加されたころには、お絵描き講座自体にフォーカスが合うまでに、少し時間がかかることも(参加者のかたによりますが)あること。そして、絵を描くことの中でデドックスが進行することも多いことが、その理由です。

オポノポノで言うところのクリーニングと、この絵の描き始めで起こるデドックスは、重なり合うところが多いと、私は思います。



一度このブログをアップしたあとで、見直していて、ふと気がつきやってみました。


130527_155802 - コピー.jpg


あぁ、おもしろい!





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Last updated  2018.08.06 15:51:58
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