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♪アトリエえんどうまめ 今季洋の日記。

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2013.06.03
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毎月、第三日曜日に開催しています、神話研究会で、7月に『古事記』が終了したあと、『星座と神話』にふれてみたいと考えていまして、すこし前から、その準備にとりかかっています。


130603_100611.jpg

(写真は『星と神話 物語で親しむ星の世界』講談社 P.180~181 ふたご座です。)


このことに手をだし始めてから、いろいろな方向に矢印が拡散して、とても面白くもあるのだけど、膨大だなぁと、まるで星空の広さ奥深さを前にしたちっぽけなわたし、みたいにもなっています。



占星術で使う12サインには、星座の名前がついていますが、実際には、1サインは、黄道(太陽の通り道)の360度を、12等分に割った30度なので、「番地のようなもの」と言われています。

それでは天文学的に、黄道と星座の関係性は、まったく何の関係もないかというと、そうではなくて、それぞれの星座のサイズに大小はあるものの、黄道上には12サインの順番で、これらの12の星座は並んでいます。

と、このように、ここで、占星術と天文学の接触が始まります。

ふだん占星術を使う時には、天文学を意識することはほとんどありませんので、通常のわたしの頭の範囲を、より拡大させて行かなくてはなりません。



星座は世界各地で、神話と結びついています。

いわゆる西洋占星術の場合は、ギリシア・ローマ神話との結びつきを知ろうとすると、それはとても簡単で、たとえば上のお写真の本なども、そのことについてわかりやすく書かれています。(この本は、児童書です。)

ただ、その神話の内容と、実際に使われている占星術の12サインのそれぞれの特質と、何らかの結びつきがあるか?というと、はてなです。

そこについて触れている本とも、(きっとどこかにはあるのだと思いますが、)私は今のところまだ、残念ながら、出会っていません。

もう少し歴史をさかのぼって、古代エジプトやメソポタミアの星座と神話にまで手を伸ばすと、何か手がかりが得られるかも知れません。

少しずつ、手を伸ばしてゆきたいと、思っています。



歳差運動による春分点の移動のこととか、地球が自転していることとか、普段考える必要のないことにまで、考える範囲を広げています。

あ~ぁ、わたしの頭の中は、今までほんとうに、太陽系止まりだったのだなぁと、つくづく感じています。

だけど、恒星の星座の世界にまで、拡大して行くことは、なんてすてきなことでしょうか。

どうやら人類の歴史的にも、太陽信仰の前に、星信仰が長い間あったようなので、これはその歴史をさかのぼる旅でもあることが、わかってきていて、膨大だけど、たのしいです。



《追記です。》

このブログをアップしたあとで、「ユング」という言葉、もしくは「ユングだったら」という思いが、わたしの中に浮かびました。(ユングだったら、この隙間を埋めようとしたのではないか、という思いが、浮かんだのです。)

それで、『ユングと占星術』マギー・ハイド、著 青土社という本の存在を思い出し、近くの大型本屋さんに、その本をチェックしに行きました。

びつくりです。

その本を手に取ってみたら、まさに本の書き出しが、春分点が魚座にあることについて書いてありました。

さっそく購入してきました。

これからちゃんと、読んでみようと思っています。





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Last updated  2018.08.06 15:49:35
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