カテゴリ:東京星図めぐり・旅行・街歩き
水色の仕切りの、矢印の方向に、人々の後を進みます。
ぽこんと開けた場所につきます。 そこが、国立9/11記念碑の場所です。 ガバーメント・シャットダウンの最中で、いろいろな国立の場所が閉鎖されているとのことでしたが、ここは閉鎖されてはいませんでした。 緑に囲まれた中に、ノースプールとサウスプールと博物館などがあります。 博物館の建物は、まだ建設中でした。 サウスプールです。 ツインタワーのタワーが立っていた、その跡地に配されているそうです。 9メートルの滝がプールに流れ落ちています。 プールの水は、中央の空洞に流れ落ちるデザインになっています。 中央の空洞の底は、周辺からは覗き見ることができません。 なので、文字通り、底知れぬ何とも言えない感覚が、呼び覚まされる感じです。 底知れぬ、怖さでもあり。 冥界への入り口を見るような、厳粛な気分でもあり。 全てを飲み込む、ブラックホールに通じる感じでもあり。 こちらが、ノースプール。 サウスプールと、同じ形をしています。 「9/11と1993年のテロの犠牲になった3000名近くの方々のお名前が、2つのプールを取り囲む青銅版に刻まれています。 お名前は、9/11当日に犠牲者がいた場所やその日に亡くなった他の方との関係を反映したり、ご家族が希望された別の犠牲者のお名前の隣に並ぶようにするなど、いくつもの『意味のある隣接性』を基に配列されています。」日本語のパンフレットより。 「記念碑は、建築家Michael Arad氏と造園家Peter Walker氏によって設計されました。 デザインは、国際コンペを通して、63ヵ国から寄せられた5201案の中から選ばれました。」日本語パンフレットより。 そこから見上げた、建設中の新しいWTCのビルです。 最後に、日本語のパンフレットにある、ミッションステートメントを転記して、グラウンドゼロのレポートを終わりたいと思います。 「1993年2月26日および2001年9月11日に、テロリストによって無残にも殺害された、罪なき犠牲者を記憶にとどめ、追悼すること。 多大な犠牲者が出たこの地を神聖な場所として威厳を保つこと。 生存者の忍耐力、他人を救うために自ら命を捧げた人々の勇気、そしてこの上なく最悪の事態において私たちを支えてくれたすべての人々の思いやりの心を称えること。 亡くなった方々への追悼の思い、評価される功績、そして呼び覚まされる魂が、命の尊さを再確認し、自由を守る決意をより強固なものにして、憎しみや無関心、不寛容に終止符を打つ励みとなる、永遠の道しるべになることを願って。」 明日は、その他のニューヨークレポートを、お届けしたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.08.05 20:38:53
[東京星図めぐり・旅行・街歩き] カテゴリの最新記事
|