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♪アトリエえんどうまめ 今季洋の日記。

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2013.10.30
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ギリシア神話に出てくるクロノスは、占星術の土星に対応されています。

クロノスは、父であるウーラノスを自らの手で殺害しましたが、同じようにクロノス自身も、自分の子どもに主権を奪はれるであろうと予言されていました。

そこでクロノスは、妻レアーの産んだ子どもたちを、次から次に、呑みこんでいたのです。

妻レアーは、このことをとても憤っていて、三番目の息子ゼウスを産んだ時、クロノスを欺き、こっそりとゼウスのことを大地母神に託します。

ゼウスは成長後、クロノスの側近で酒杯をささげる侍童となり、父の蜂蜜入りの飲み物の中に、辛子と塩を混ぜ、飲み込んだ子どもたちを、はき出させます。

この後、はき出された子どもたちは、巨人ティーターンたちと一戦を交え、十年の戦いののちに、勝利を手にします。



IMG_0109.jpg

この絵が、今回私が描いた絵です。

思いのほか、ゆるやかな曲線がたくさん出てきたので、自分でもびっくりでした。

このレポートをアップしていて気がついたのですが、先月、プチ「16.タワー」体験をして、不要な殻がパカンと落ちるような時期を迎えたので、その次の、「17.星」的な絵になったのかも知れないと思いました。

写真で撮影すると、このような淡い表現の絵は、なかなかうまく撮れないことが、とても残念です。

描いている時の、内的な体験としては、とてもきれいな透き通ったオーラの光が、交錯している感じでした。



土星の働きを用いることで、人は自分自身のエゴと社会的な外界の要求とのバランスをとることが可能となり、生き方を安定させることができます。」『最新占星術入門』 学研 松村潔、著 P39より。

先月取り上げたウーラノスが対応される惑星「天王星」は、その土星の力を突き破り、もっと普遍的な、変革の力を持ち込みます。

このあたりの「さじ加減」をどのような配分で行うのか、というあたりにも、ひとりひとりの個性が、垣間見られることと思われます。

たとえば、天王星が強い生き方は、ローカルな環境が提供してくれる「安定」からは、距離のある生き方になるかも知れません。

しかし、あまりに安定志向に凝り固まると、活き活きとした変化からは、距離のある生き方になるってしまう可能性もあります。



土星の、惑星年齢期は、諸説ありますが、55歳から72歳など。

わたしも、この年齢期にさしかかり始めました。

たしかに、新しいものをどんどん取り込むことが、若い頃ほどできにくくなるのは確かかも知れないと思いますが。

それでも、シルバー起業をする人たちなど、土星期でも天王星パワーを使ってゆこうとする人たちはたくさんおられることは、とても励みになっています。





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Last updated  2018.08.05 20:26:59
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