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♪アトリエえんどうまめ 今季洋の日記。

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2013.12.21
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王子神社の、拝殿です。


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王子神社の御祭神は、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)、天照大御神(あまてらすおおみかみ)、速玉之男命(はやたまのおのみこと)、事解之男命(ことさかのおのみこと)の五柱で、総称して「王子大神」とお呼びしているとのこと。

「王子大神」というのは、紀州(和歌山県)熊野三社権現(本宮・那智・新宮)の御子神さまの呼称で、熊野古道には多くの王子神が祀られていたのだそうです。

王子神社の、創建は詳らかではありませんが、源義家の奥州征伐の折、社頭にて慰霊祈願を行い、甲冑を納めた故事も伝えられ、古くから聖地として崇められていたと思われます。

元亨2年(1322年)、領主豊島氏が紀州熊野三社より王子大神をお迎えして、改めて「若一王子宮」と奉斉し、熊野にならって景観を整えたといわれているそうです。

(以上、王子神社の公式HPより、引用してまとめさせていただきました。)



こちらは、王子神社の拝殿の前の、こま犬です。

IMG_0176.jpg


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拝殿の前の、ご神木です。

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王子神社の表参道から見た、鳥居です。

IMG_0180.jpg



この日は、星図めぐりに行く前に、浅田次郎さんの憑神という映画のことを、思い出していました。

[asin:B000UPTE02:detail]

確か、そこに出てきた、「神は永遠・人は刹那。でも、神は刹那に嫉妬する。」というような言葉を、思い出していました。(ちょっとこの言葉は、正確ではないのですが。。。)

この、神さまと人間の定義は、わたしの中に、生き続けている定義となっているなと、思いました。

これらのことを、別の言葉で表現すると、神は普遍。人間は有限。でも良いのかも知れません。

それで、王子神社には初めて行ったのですが、とても良い神社で。(良い神社というのは、きのうの私にとっては、な、わけですが。。。)正殿の前で参拝していると、たしかに、普遍にアクセスできた、手ごたえがありました。

これはつまり、難しいことではなくて、何も考えずに、無心になるということなわけですが。。。

そういうアクセスができると、人は、日ごろの穢れを落として、パワーチャージができるのだなぁ、と、パワー・スポットが持つ、効用みたいなものを、あらためて、認識したりしたのでした。

普遍の世界は、不変で、無時間の世界で。。。

その無心の光は、私たちの中にもあるのだけど、ときどき忘れたり、してしまうから。

だから、エネルギーレベルで、車とガソリンスタントみたいな感じで、神社がいろいろなところにあるのだと、思いました。



《王子稲荷》

王子稲荷は、その洪積層と堆積層の境の坂の、下のところにあります。

写真の奥に見えているのが、王子稲荷です。


IMG_0181.jpg



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毎回、星図めぐりは、どこに行くのか、自分のアンテナを立てて、場所をサーチしているのですが。。。

今回は、はっきりと、王子でした。

そしたら、王子稲荷で、撮影をしていました。

「何の撮影ですか?」と聞いても、そこに居たスタッフさんは、教えてくれなかったのだけど、帰り道、商店街とかで、今放映中の、あるテレビドラマで、町興しをしようと盛り上がっていることがわかりました。

私はそのテレビドラマとか、見たことはないのだけど、つまり、王子は今、いつもよりも、エネルギー的に、少しホットな場所になっていることがわかりました。

撮影していたのは、そのドラマの最終回だったみたいで、このあと間もなく、このテレビドラマは、終了したみたいでした。



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撮影中のため、かろうじて本殿の参拝だけは、させていただけたのですが、王子稲荷の中を散策したり、あちこち撮影することは、残念ながらできませんでした。

上の写真は、王子稲荷の脇の坂道です。



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坂を上ってみたら、そこには公立の小学校がありました。

ちょっと、天空な小学校のような感じがしました。



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それで、再び、その坂を下りてみました。



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王子稲荷の保育園に生えていた、イチョウの樹です。



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保育園の隣にあった、王子稲荷の門です。


この日は、「きつね」についても、考えました。

少し前に、テレビでなのですが、「王子の狐」という落語を、たまたま見ました。

そこに出てくる、視点が、おもしろいなぁと思いました。

男の人の語り口をしている時は、男の人側の視点と気持ちを。女の狐の語り口をしている時は、女の狐側の視点と気持ちが、その落語では、ほのぼのと語られていました。

落語の他にも、「手袋を買いに」や「ごんぎつね」の絵本のおはなしも、思い出していました。

[asin:4591005313:detail]

[asin:4039632702:detail]

これらの、落語や絵本に共通しているのは、狐というのは、家や町などの周りの境界線のあたりに、存在しているものなのだと、思いました。

落語に出てくる女の狐も、街の中心でまともな暮らしを営んでいるのではなく、街のはずれに住んでいます。

絵本に出てくる狐も、村はずれから、村の暖かい人の暮らしや親子の情愛を、見ています。

狐自身は、それらの町の中心や、まともな暮らしや、暖かい家族から、一歩身を引いて、離れたところで見ている存在なのだなぁと、思いました。



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帰り道から見えた、夕日です。



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射手座地区は、東京の他のところに比べると、とても坂や階段が多い、アップダウンのある地域です。



こちらの《東京星図めぐりレポート》のサイトに、第76回射手座地区の音無渓谷・王子神社・王子稲荷を、全部まとめてアップしてあります。





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Last updated  2018.08.05 16:51:25
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