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♪アトリエえんどうまめ 今季洋の日記。

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2014.05.12
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5月10日(土)神話研究会で、ギリシア神話の中の太陽神、ヘーリオスとアポローンを取り上げました。

ギリシア神話の中に登場する神たちのほとんどが、くわしくしらべるとたくさんの異名を持っていますが、それらはそれぞれの「ひとつの神格」に統合されるのが多いのに対して、この「太陽」と、そして来月取り上げる「月」に対応される神格だけは、別の神格が複数存在していることが、特徴的です。

現在使われている占星術の太陽の象意に近いものとして、アポロンが、「成長する神」・「成る神」であることの、再確認をすることが、できました。

アポロンは、音楽の神でもあるわけなのですが、最初から音楽の神であったわけではありません。

はじめアポローンは、赤ちゃんだったヘルメースが作り出した竪琴に魅力を感じ、自身の神々の牛や羊の番の仕事と引き換えに、その竪琴を手に入れます。

そのあと、二度の音楽の競争での勝利ののちに、自他ともに認められる音楽の神に「なり」ました。

毎朝、昇るけれども、毎夕沈む天体でもあるし、四季の移ろいをはかる天体でもあるので、「日はまた昇る」の言葉通りに、一度沈んだとしても、再生するのが太陽です。

また、統合する力を持つともされ、画面の中でも、真ん中が太陽のエリアとされています。

そうった意味において、その人がトータルに輝くポイントは、占星術では、太陽で読んだりもします。



IMG_0424.jpg



この絵が、今回私が描いた太陽の絵です。

何かちょっと、今まで自分で認識していた太陽よりも、もう一歩、今までにない太陽の認識が始まったような、そんな感じがしています。

次の講座のテーマに意識を向け始めると、日常の生活の中で、あらゆることから、メッセージがやってくるようになることが、こういう講座を主催しているうえでの、大きな醍醐味のひとつです。

このような動きができ始めると、テレビのスイッチを入れても、太陽のことを取り上げた番組をやっていたり、サイトを開いても、太陽のことについて書いているブログを多数目にしたりし始めます。

そのようにして、手ともに来た情報のひとつなのですが、天文学的に太陽という惑星は、その星の寿命を終えた後、巨大なダイアモンドになるのだそうです。うそでしょう!?みたいなおはなしですが、れっきとした科学番組でやっていました。

その時にふと、真言密教では、御本尊が大日如来で、「金剛」という言葉が大切なキーワードになっているらしいことを、思い出しました。「金剛」というのは、「ダイアモンド」という意味であるのだそうです。

とても、不思議です。

最先端の科学と、古い宗教の核のようなものが、時空間を超えてつながった、とても興味深い「太陽」の時間となりました。





●次回、第10回は、06月07日(土)午後1時から。
1名さま枠分、初回体験モニターでの参加や、単発でのご参加募集をしています。

この回は、セレーネーやアルテミスなど月神を取り上げます。ギリシア神話のなかで、これらの月神たちは、どのような神格でしょうか?また、おひとりおひとりの占星術チャートの月は、あなたにいったい何を語りかけているでしょうか?そのあたりにポイントを絞って、講座をいたします。

☆くわしいことは《どうぞこちら》をご覧ください。

☆《こちらのブログ》に、ギリシア神話に関するつぶやきや、今までのこちらの講座記録などが、アップしてあります。





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Last updated  2018.08.05 16:06:47
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