テーマ:タロットについて(199)
カテゴリ:タロット・生命の樹・パスワーク
2という数字は、よく、「バランスとか対立」とか言われています。
ソードが持つ意味は、「思考とか、決断」です。 ☆ それで、この2つが組み合わさったソードの2は、通称ライダー・ウエイト版では、このような絵柄になっています。 みなさんは、この絵柄から、何を見いだされるでしょうか? この絵柄は、胸の前で腕をクロスしている形から、自閉していると言われたりもしています。 2つの事柄の、板挟みになっている、と解釈する人もいます。 葛藤すること自体を、封印しているという人もいます。 傷つきやすい、胸を閉ざしている、という人もいます。 今までの解釈は、どちらかというと、みんな、ちょっと、ネガティブな解釈になっていますよね。 ☆ だけど、今日、このカードと向かい合っていて、わたしは、新しい解釈の可能性に、気が付きました。それを今から、書いてみますね。ちょっと、実験的に、ですけれど。。。 ☆ このカードの絵の、後ろの水際に、目をやってみてください。この水際は、波立っていないですよね。これは、ペンタクルスの2のカードと、比較してみると、良くわかります。 とても、静かです。 この静けさは、まるで、大アルカナの、同じ2の番号をふられた、2.女教皇のカードにも通じるような。色にたとえたら、青色が持つ、静けさを称えています。 なのでわたしは、「このカードは、聴いているのではないか」と、思いました。 心静かに、無心に、対極の両極のお話を、聴いているのではないか? 目隠ししている分、耳を傾けているのではないか? 日本の神さまに当てはめた時、イシコリドメに通じるような、聴く力を、このソードの2は、持っているのではないか? フラワーエッセンスだとしたら、「スターチューリップ」のような。。。 ☆ 目隠ししているのは、個人という主観性を排除して、できるだけ無心に聴こうとしていることの、現れですよね? 細い鋭い月が見守る中、この女性は、対極と言われるものの、両方の言い分を、客観的に冷静に、そして平等に、聴こうとしている姿のようにも、思えました。 占星術の、サビアンシンボルに当てはめるとしたら、牡羊座の17度。「二人のしかめっつらした独身女性」に通じるような、静けさが、このカードからは感じられるように思いました。 ☆ 今季洋の占い鑑定・占いレッスンは、どうぞ《こちら》をご覧ください。 ☆アトリエえんどうまめのHPは、《こちら》です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.01.18 13:07:53
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