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♪アトリエえんどうまめ 今季洋の日記。

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2016.01.13
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2015年12月25日は、神話研究会でやっている『星と神話のお絵描き講座』の、第9回射手座の日でした。

射手座のギリシア神話対応は、ケンタウルス族のケイローンです。

このケイローンは、小惑星キローンにも対応されています。それはどうしてかというと、小惑星キローンは土星と天王星の間めぐる軌道にありますが、ケンタウルス族という木星と海王星の間の軌道を公転する、氷で覆われた小惑星の分類に属します。このケンタウルス族天体の命名の際にはケンタウルス族の名前をつける習慣になっているからなのだそうです。

そしてこれとはまた別に、ケンタウルス座もあるとのことで、調べてみました。

日本からはあまり見えない南十字星のあたりにケンタウルス座はあるようです。でもケンタウルス座のほとんどは日本からも見えるそうです。隣に位置するおおかみ座のオオカミをやっつけている姿で描かれています。ケンタウルス座はトレミーの48星座の中にも入っています。

歴史をさかのぼって、メソポタミアまで行くと、この星座の原型となっているのは「パピルサグ」とされているのだそうです。

パビルサグとは、元来、シュメール語で「先祖」を意味する「パピル」と、「長」を意味する「サグ」からなる語で「先祖の長」という意味であったとされています。『星座神話の起源 古代メソポタミアの星座』近藤二郎著 誠文堂新光社より

上記の本P.49に取り上げられているパビルサグの姿はこのようなものとなっています。

パピルサグ.jpg


ここでは、ペガサスのような翼を持った馬と人が合体した姿で描かれていますね。

ケンタウルス族には男性しかいなかったのか?という疑問に対して、アマゾネス族との比較の話題が出たりして、とても興味深い内容となりました。


今日はこれから、神話研究会『星と神話のお絵描き講座』の、第10回山羊座です。次回の第11回水瓶座は、2月10日(水)の開催予定になっています。

くわしいことは、どうぞ《こちら》をご覧ください。





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Last updated  2018.08.06 15:23:57
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