カテゴリ:スピリチュアルな考察。
スピノザという哲学者がいたとのことで、2018年12月に、Eテレの『100分de名著』で取り上げられていました。
なぜかそれに惹かれて、テレビを見ていて、そしてNHKのテキストも買ったのですが。 その中に出てきた、(現代の欧米の世界・およびその価値観に追随する社会においては)社会構造の中に、「あなたは自由意思を持っているのだから、自己責任を負うべし」という構図がインプットされているというあたりに、とても関心を持っています。 つまりこの言葉には、きっと「個として」という前置きがあるのだろうと思います。つまり、こんな感じなのではなかろうか。 (個として、ひとりの人間として)「あなたは自由意思を持っているのだから、自己責任を負うべし」という構図が、もはや気が付かない深い部分に、インプットされているのが、現代社会である、ということ。 このテキストの表紙には、「意志というのは現代の神話である。」とも書かれています。 なるほど私たちは、たしかに、この「自由意思」と「自己責任」に、縛られて生きているのだと、そしてそれはときに、たいへん重たいものともなっているのだということに、改めて気が付き、ずいぶんと見方に変化が起き始めています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.01.21 20:32:19
[スピリチュアルな考察。] カテゴリの最新記事
|