好敵手
日本選手権予選は四国地区でJR四国が全国最後の代表を決め、これで32代表が出揃いました。今年のJRグループ大会は10月28日からだそうですが、出場6チームとも日本選手権出場決定。ちょうど良い壮行試合?四国予選では、JR四国は準決勝で一度四国銀行に敗れたものの、3位決定戦(負けたほうが3位)と代表決定戦を連勝して逆転で代表権を獲得したんだって。って、確か都市対抗予選もそんな展開だったような。JR四国と四国銀行はよほどチーム力が拮抗しているのか、こういう「逆転」も多い気がします。四国二次予選がページシステムになった2006年以降のこの2チームの勝敗を見てみると。2006都 ◯JR2-1四銀●→◯JR5-2四銀●→JRが代表2006日 ◯四銀4-3JR●→◯JR4-3四銀●→JRが代表2007都 ◯JR9-6四銀●→◯四銀8-2JR●→四銀が代表2007日 ◯四銀5-4JR●→◯四銀6-4JR●→四銀が代表2008都 ◯四銀3-2JR●→◯JR6-2四銀●→JRが代表2008日 ◯四銀4-1JR●→◯JR8-4四銀●→JRが代表(左側が準決勝、2番目が代表決定戦のスコア)きれいに6勝6敗。でも代表になったのは四国銀行2回に対し、JR四国4回。準決勝で負けたチームが逆転で代表になったのが6回中4回あります。何となく、ページシステムというのは準決勝で勝ったほうが日程的には有利に感じられるけども、四国予選は今のところ逆の結果。ちょっと不思議。ページシステムになる前、3戦2勝制だったときもこの2チームは勝ったり負けたりでした。まさに「好敵手」なのでしょう。●関西クラブ編前にタイブレークの成績を調べていて、タイブレーク経験の多いチームを並べてみたところ、その結果は第2位:京都ファイアーバーズ第5位:Ritsベースボールクラブでした(1位は七十七銀行です)。タイブレークの本格的導入は2004年からだから5シーズン近く経過してますが、両チームはJABAに加盟してまだ3年目。2006年以降だけで見ればこの2チームが1,2位です。で、なぜ多いかというと、この2チームの対戦だけで4回もタイブレークになってるから。2006/05/15 ◯R1-0京● (延長11回タイブレーク) クラブ選手権京都一次2006/05/28 ●R1-5京◯ (延長10回タイブレーク) 都市対抗京都一次2006/09/30 ●R4-6京◯ (延長10回タイブレーク) びわこ杯京都府予選2007/05/19 ◯R5-4京● (延長10回タイブレーク) クラブ選手権京都一次2007/09/16 ◯R7-3京● (7回降雨コールド) 日本選手権京都一次2008/03/21 ●R3-5京◯ 京都府春季大会2008/06/08 ◯R7-0京● 都市対抗京都一次2008/09/13 ●R4-5京◯ 日本選手権京都一次公式戦の対戦で4試合続けてしてタイブレーク。こう続くと、プレーしいてる選手の方々も「またかよ」って思ってたりして。その後は残念ながら(?)9回までに決着ついちゃってますが、対戦成績は五分。こちらもまた力が拮抗した「好敵手」なのでしょう。